【USUM, S14 ダブル】限"貝"雨パ
はじめに
どうも、うえすです!
今回はウルトラサンムーンのシーズン14 ダブルバトルで使用したパーティの紹介をしたいと思います!
とあるポケモンからコンセプトを設けて組んでみたので、興味があれば読んでいただけると嬉しいです。
構築経緯
パールルを使いたい!
見てください、この愛らしい顔!めっちゃ可愛くないですか?
さらに、進化前ポケモンであるにもかかわらず、専用アイテム"しんかいのキバ"を持たせることによって生み出される高火力!
これはとりこになりますね…。
ということで、シーズン序盤はパールル軸のトリルパを使っていました。
レートは1500帯をうろうろする程度でしたが、パールルを使いたい欲は存分に満たすことができました。
…が、その矢先、こんな記事を見つけてしまったのです。
【サンムーン・ダブル】月光雨桜 ~殻破りすいすいサクラビス雨パ~ | けだまメモ
要約すると、雨+からをやぶるで、素早さ4倍速かつ特攻2倍のサクラビスが波乗りで全てを流し尽くす構築。
これを読んだ瞬間、湧き上がるサクラビスを使いたい欲…!
ん?パールルと…サクラビス…?
ここまできたらハンテールも使うしかないでしょう!!(そうか?)
そして、同じタイミングでポケモンGOのパールルイベントが始まったではないですか!これは、パールル一族を入れてパーティを組めというお告げに違いない!!
そんなわけで、パールル一族入りのパーティを組むことにしました。(全て実話)
パーティ完成まで
パーティを組む発端となったパールル、サクラビス、ハンテールは確定で残りの3匹を決めなくてはなりません。
また、サクラビスは上記の記事にあるように、雨と組み合わせて超高速アタッカーとして使いたいです。
なので雨要員として、草タイプに強く出られるペリッパーを採用しました。
ここまでで、水タイプ4体と壊滅的に偏りが生じています。本当に大丈夫か…。
ですが、ここでとある構築を思い出しました。
それがこの限界雨パです。
【S5全国ダブル 2034 1位】限界雨パ - EMOLGAME
パーティの5体が水タイプを持つにも関わらず、シーズン5で最終1位を取っておられる強い構築です。
結果を残しておられるパーティを参考にすればなんとかなるはず…!
この限界雨パは、あめふらし×2とすいすい×3で、雨ミラーとトリパをナットレイで対策しています。
今の私のパーティ内をみてみると、素早さ種族値32のパールルが対トリルの役割を持てそうです。持てそう…?いや、持たせます。
なので、残る雨ミラーに強くするため、通常時でもそこそこの素早さをもつカミツルギを採用しました。
残る1枠は、サクラビスとハンテールのすいすい要員が2体いるので、あめふらしのニョロトノを採用したかったのですが、あまりにも相手の水タイプが重くカミツルギが過労死していたので、猫だまし+すいすい要員としてルンパッパを組み込みました。
パールル一族入り限界雨パ、またの名を、限"貝"雨パの完成です!!
個体紹介
パールル
持ち物:しんかいのキバ
性格:れいせい 特性:シェルアーマー
実数値:127-x-105-138-91-33 (S個体値0)
(努力値:132-x-0-252-124-0)
- だくりゅう
- れいとうビーム
- どくどく
- まもる
パーティを組むキッカケとなったポケモン。このパーティでは対トリルの役割を持ってもらった。
しんかいのキバを持たせることで、努力値極振り時に特攻種族値200相当になるらしい。
技は、全体攻撃で命中ダウンの追加効果が優秀なだくりゅう、対ドラゴンへのれいとうビーム、メレラキなど耐久ポケモンのいる構築への一手としてどくどく、最後にまもるとしました。
想像している以上に火力がでるので、相手のトリルにタダ乗りしてだくりゅう連打だけで勝てることもありました。
ただし、トリル下以外では攻撃する隙すら与えてもらえないので、トリックルームのスイッチパーティに対して選出するかどうかの見極めが難しかったです。
サクラビス
持ち物:きあいのタスキ
性格:ひかえめ 特性:すいすい
実数値:131-x-125-182-95-104
(努力値:4-x-0-252-0-252)
- だくりゅう
- れいとうビーム
- からをやぶる
- まもる
パーティを組むキッカケとなったポケモンその2。雨アタッカー。
基本の動きは、タスキを盾にからをやぶって、雑にだくりゅうをぶっぱなしていくことがお仕事。
雨下だと最速130族を抜くことができるので、初手から雨だくりゅうで圧力をかけることもできます。ただし、カプ・コケコを一撃で落とせはしないので、極力からをやぶりたい。
雨+特攻2段階アップのだくりゅうの威力は凄まじく、展開できればよっぽどのことがない限り全てを押し流すことができました。
が、大事なところで技を外すので、正直なところ対戦の最後まで気が抜けませんでした…。
なみのり採用にするか悩んだのですが、見方を巻き込んで戦えるほど余裕はないので、今回は見送ることにしました。(次回はあるのか…?)
ハンテール
持ち物:ヒコウZ
性格:いじっぱり 特性:すいすい
実数値:131-171-126-x-96-103
(努力値:4-252-4-x-4-244)
- アクアテール
- とびはねる
- がんせきふうじ
- あまごい
どうせならパールル一族全員入れたいよね、という安直な考えでパーティに組み込まれることとなったポケモン。雨アタッカー。
当初はハイドロポンプを採用し、雨下で無振りカプ・コケコを確実に落とすアタッカーとして採用していました。(命中80…確実とは…?)
しかし、それならねこだましでサポートし、サクラビスで殻を破った方が強いことに気づいたため、役割対象を見直すことにしました。
そこで、雨パで厄介な特性ひでりを持つリザードンYと、フェアリーがいないため非常に重いジャラランガにメタを張り、この型に落ち着きました。
耐久振りだと厳しいですが、無振りリザードンYをがんせきふうじで確定1発、とびはねるZで無振りジャラランガを乱数1発(75%)で倒すことができます。(確実とは…?)
型を変えてからは若干選出率が増加しましたが、それでもやはりサクラビスの方が選出率が高かったです。
ペリッパー
持ち物:しめったいわ
性格:ひかえめ 特性:あめふらし
実数値:157-x-121-154-91-102
(努力値:172-x-4-196-4-132)
- ねっとう
- ぼうふう
- おいかぜ
- まもる
このパーティにかかせない雨降らし要因。選出率はほぼ100%でした。
調整は限界雨パのものをお借りしています。
パーティを組んだ当初は、ニョロトノとのあめふらし2枚構築でしたが、水単タイプをこれ以上組み込むのは難しかった点、しめったいわを持たせた8ターンのみで雨の維持が十分だった点から、草タイプに強いペリッパーを採用しました。
技は攻撃技2つは確定で、サクラビスが殻を破れなかった時や、天候を取られても素早さで上をとるためのおいかぜ、そしてまもるにしました。
ただ、ペリッパーが倒れた方が後続のアタッカーを繰り出しやすいことや、いわなだれなどの範囲技を止めたい場面が多かったので、まもるではなくワイドガードでも良かったかもしれません。
ルンパッパ
持ち物:とつげきチョッキ
性格:ひかえめ 特性:すいすい
実数値:159-x-91-156-121-118
(努力値:28-x-4-252-4-220)
雨アタッカー兼サポート役。
こちらも調整は限界雨パのものをお借りしています。
特性よびみずのトリトドンとラプラスにひたすらボコボコにされたため、ニョロトノを外して採用しました。
草打点の確保や、雨下でのアタッカーとしても優秀でしたが、何よりねこだましでのサポートがありがたすぎました。
初手にねこだましでサクラビスのからをやぶるをサポートして、そのまま殴って勝つ試合も多く、雨が降っていなくてもとても活躍してくれました。
持ち物は補助技がなく、耐久の底上げができるからとチョッキを採用。他のポケモンでZを消費しているので悪くなかったと思います。
カミツルギ
持ち物:エスパーZ
性格:ようき 特性:ビーストブースト
実数値:137-213-152-x-73-172
(努力値:20-92-4-x-172-220)
対水タイプ、そして対ジャラランガを担うパーティの要。
こいつが落とされると急激に上記2体が重くなるので、大事に扱う必要があります。
といいながらも、実際はかなり雑に使ってしまっていたので反省点です…。
相手にジャラランガがいればほぼ初手に出てくるので、こちらも初手絶対選出でエスパーZを放っていました。
威嚇が入ると確定で落とせなくなるので注意が必要です。
選出とか
基本は、初手サクラビス+ルンパッパで、からをやぶるとねこだまし。
次ターンにルンパッパをペリッパーに引いて、雨だくりゅうで押していきます。
サクラビスが倒されれば、ルンパッパか控えのカミツルギで制圧していきましょう。
ガチトリパにはパールルを上記の1体の代わりに選出していました。
ハンテールは…水技の通りがいい時に1度だけ選出しました。
戦績と感想
29勝20敗
最高レート 1650くらい 最終レート 1607
ネタで組み始めたにしては意外と勝てたな、という感じでした。
からをやぶって雨で押す、とやることが決まっており、その部分が強力だったからかもしれません。欲を言えばもっと対戦数をこなしたかったですね…。
相手を一気に押し流していくには本当に気持ちよかったので、また気晴らしにでもこのパールル一族を使ってあげたいです。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
結果はあまりですが少し変わったコンセプトパーティとして楽しんでいただけたら幸いです。
S15もまた何かコンセプトを持ってレートに潜れたらと思います!その際はまた記事にしたいと思うので読んでいただければ嬉しいです!
それではこのあたりで!ではでは!