ぱちりすと!

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立派なパチリス使い(パチリスト)を目指して…

【ポケモン剣盾,ダブル】ものひろいループ!無限ヨクバリス【シーズン1】

 

はじめに

こんにちは!うえすです!

ついにポケットモンスターソード&シールドが発売されましたね!皆さん楽しんでますでしょうか?

前作ではダブルレートをメインに、そこで使ったパーティの紹介などをこのブログでしていました。今作でも、(パチリスはいませんが)主にダブルバトルランクマッチで使ったパーティの紹介をしていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします!

 

前置きはこのくらいにして、記念すべきシーズン1のランクマッチ。どんなパーティを作るかと考えたのですが、サンムーン時代に組んだお気に入りのパーティを再び使えないか、と思いたちました。

それがこのパーティです↓

pacchirin.hatenablog.com

 

詳細はこの記事を見ていただきたいのですが、簡単に説明すると、

  1. カビゴンではらだいこ。パンプジントリックルーム
  2. カビゴンで相手を殴る。パンプジンは味方のカビゴンにきのみを渡す。
  3. ここでカビゴンがきのみを消費していると、パンプジンの特性"ものひろい"できのみを回収。あとはトリックを繰り返して、きのみ回復ループしながら、カビゴンで制圧していく。

というものです。

まず対戦で見かけない特性ものひろいを利用したギミックで、かつ、自身の最高レートも達成したパーティだったのでこれで遊んでみようと考えました。

なんと、ガラルの地にはこのパーティの天敵であるガオガエンがいませんからね!これなら活躍させられるはず!

ということで、早速パーティを組んでみましょう!

 

パーティ完成まで

まず、ものひろい要員の選定です。

さてさて新ポケモンも追加されたし、パンプジンに代わるものひろい要員は増えたかなー…?

 

特性ものひろい,合計種族値1位

パンプジン(種族値 計494)

 

はい、知ってました。

トリックルームも使えるので、まあここは確定で良いでしょう。(ちなみに今回増えたものひろい要員はガラルマッスグマジグザグマ、ガラルニャースだけでした)

 

では、お次はアタッカー。この流れだとどうせカビゴンだろうな…。はらだいこ&くいしんぼうが優秀すぎて…。

ん…?

f:id:pacchirin:20191204071305j:image

よりによっておまえか!!いや、だが夢特性は未解禁…。

 

違う…!今作弱体化を受けた、前作で言うところの半分回復実(1/3回復実)とほおぶくろは相性がいいのでは…?

f:id:pacchirin:20191204071625j:image

しかもこの技…。自主的にきのみを消費して防御を上げつつ、ものひろいループに持ち込める…!

ヨクバリス、始まったな…!!

 

あとはトリルが出せない時用に周りを固めて完成!(言いたいところは説明したので雑に締める)

f:id:pacchirin:20191217213145j:image

 

個体紹介

パンプジン(とくだいサイズ)f:id:pacchirin:20170409022315g:plain

持ち物:イアのみ

性格:のんき  特性:ものひろい

実数値:192-120-191-x-96-53 (S個体値0)

(努力値:252-0-252-x-4-0)

 

8世代でも登場、ものひろいパンプジン

冒頭にも書いたように、トリックルームを張ってから、ヨクバリスにきのみをトリックするのがお仕事。

また、USUMから習得したサイドチェンジをたまに見せることで、相手に択を押し付けることもできます。まず、初見ではサイドチェンジ考慮の動きはされないので強い。

ノーマル&ゴーストタイプの並びは、サイドチェンジの相性がなかなかに良いと思ってます。

 

今作は強敵だったガオガエン(威嚇、はたき落とすできのみがなくなる、悪&炎で相性最悪)がいませんが、ドラパルトという強力なゴーストタイプ&砂パ(バンギラス)の流行でギミックが通しやすい訳ではありませんでした。

それでも、物理技なら耐えてくれるので頼もしかったです。

 

今作ではちゃんと特性ものひろい個体を厳選しました。特性カプセルで、おみとおし→ものひろいに変えた過去を繰り返してはならない…。

 

ヨクバリス

持ち物:チイラのみ

性格:ゆうかん(元:きまぐれ)  特性:ほおぶくろ

実数値:227-161-116-x-95-22 (S個体値0)

(努力値:252-252-4-x-0-0)

 

今回の主役。なのに画像がない…?

新技ほおばると、特性ほおぶくろに注目して採用しました。

ほおばるでチイラのみを消費し、攻撃1アップ&防御2アップ。そして、特性により最大体力の1/3を回復することができます。

このほおばるによって消費されたきのみは、もちろんものひろい対象なので、横のパンプジンが持ち物を持っていなければきのみを回収し、半永久にきのみループで体力を回復し続けることができます。これぞ真の欲張り…。

 

技威力は少し控えめですが、ダイマックス格闘技でAを上げつつ立ち回れば、ヨクバリス無双もすぐ目の前です。隣のパンプジンのかげうちを強化できるのもポイント。

地味に様々なタイプの技を覚えるので、ダイマックスの効果重視でカスタマイズしても面白いかもしれません。

 

ダイマックスヨクバリスで4タテしたら切断されがち。

 

エルフーンf:id:pacchirin:20191217211210g:plain

持ち物:きあいのタスキ

性格:おくびょう  特性:いたずらごころ

実数値:136-x-105-129-95-184

(努力値:4-x-0-252-0-252)

 

パンプジントリックルームが貼りにくいor上から殴る場合の選出要員。

 

今作からの仕様変更で、技や特性による素早さ判定が発動時になされる、というものがあります。このエルフーンを例に簡単に説明すると、いたずらごころでおいかぜ(優先度+1)をすると、その瞬間に隣の味方ポケモンは素早さ2倍で行動することができます。実際に触ってみると分かるのですが、これは非常に強力です。

今回はこの仕様を利用し、相手より先に行動すると威力が2倍になる、でんげきくちばしを使えるパッチラゴンと組み合わせることにしました。

また追い風ミラーの切り返し用にトリックルームを採用しています。

 

努力値振りはパーティパワーを落とさないためにCSぶっぱで、攻撃技2ウェポンに。流行りのドサイドンへの打点になるのでこれで良かったと思います。

やはり特性いたずらごころは強いですね。

 

パッチラゴン

持ち物:こうかくレンズ

性格:ようき  特性:はりきり

実数値:166-152-110-x-90-139

(努力値:4-252-0-x-0-252)

  • でんげきくちばし
  • ワイドブレイカ
  • けたぐり
  • まもる

 

2体目の今作初登場ポケモン。ニコニコ顔のでんき・ドラゴンの化石の子です(画像無し)。先制すると技威力が2倍になるでんげきくちばしで、追い風と組み合わせて上から制圧する時に選出します。

トリルが切れた後のスイーパーとするのも強力でした。

 

特性はとても悩みましたが、ダイマックスでも補正の乗るはりきりにし、持ち物で通常時の命中を気持ちだけ補っています。

半減でも先制できればゴリゴリ削ることができるので、力 is パワー、力こそ正義を感じましたね。今度はガラルヒヒダルマあたりも使ってみたいです。

 

結構フォルムとか、顔が可愛くて好きです。

 

トゲキッスf:id:pacchirin:20191217211248g:plain

持ち物:じゃくてんほけん

性格:ひかえめ  特性:てんのめぐみ

実数値:181-x-115-189-135-112

(努力値:164-x-0-252-0-92)

 

ここから迷ってころころと変わっていた枠。

地面の一貫を切れ、ダイマックスエースになれるポケモンとして採用しました。シングルだともはや厨ポケポジションになっているみたいですね。

配分は他者様のダブルの構築記事から参考にさせていただきました。

 

結論としてはあまり選出はしませんでしたが、そこそこの耐久と、ダイジェットによるS上昇、じゃくてんほけんによる火力補強と、強さはひしひしと感じとりました。

今度はシングルで使ってあげたいです。

 

オニシズクモf:id:pacchirin:20191217211310g:plain

持ち物:くろいてっきゅう

性格:れいせい  特性:すいほう

実数値:175-x-113-112-152-42 (S個体値0)

(努力値:252-x-4-252-0-0)

 

1番最後に入れたポケモン

ここの枠に求めたのは、急に流行した弱点保険ドサイドンのトリルパーティに出せること。

そこで、ハイドロポンプダイマックスドサイドンを倒せ、コータスの炎技に強いという点で特殊オニシズクモに行き着きました。

そして注目してほしいのが、最遅くろいてっきゅうで、ちょうど最遅コータス-1の素早さになること。これにより、トリルを張られた後に上から攻撃が可能になります。

 

ただ問題は、大体がよびみずトリトドンも選出されていること、そして、水技以外の火力がないこと。

活躍はしてくれるのですが、強いかと言われると疑問が残る不思議ポケモンになってしまいました。なにか新しい対策を考えたいですね。

 

戦績とか

43勝47敗 順位:9800位程度(12/14時点)

ハイパーボール級までは負け数一桁でいけたのですが、そこからずるずると気付けば負け越してました…悲しい。

とは言いつつ、現在のところはトリックルームが強そうなので、もう少しパーティの組み方を考えれば勝てるようになる気もしています。

 

ギミック自体はというと、ヨクバリスの火力が絶妙に足りないこと、きのみの回復量が1/3になってしまったところが、弱点かなという気がします。それならいっそ、ほおばるを無視してはらだいこ型にした方が制圧力が上がって強いのかなーとも思いました。そのあたりは要検討ですね。

ほおばる型にするのであれば、地面技を入れてダイマックス技で特防アップを狙うなど、要塞化を目指した技構成にしてもいいかもしれません。

ものひろい研究の道はまだまだ険しい…。

 

最後に

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました!

普段対戦ではお目にかかれない特性、ものひろいを使ったギミックパーティはいかがだったでしょうか?楽しんでいただけていたら幸いです。

 

今作は、マスターボール級に上がるとその時点の順位がリアルタイムで表示されるため、シーズン終了を待たず上位の構築が公開されることも多く、とてもパーティの流行の変化が激しいなぁと感じています。(この記事もそれにあやかって、マスターボール級になった時点で公開してみました)

流行り廃りが激しいので、強い構築を作るのは難しそうですが、その分いろいろなポケモンが見れそうで楽しみだったりします。(現にダブルではバタフリーが大量発生している…)

この流れに乗って、私も色んなパーティを作ってみたいと思っているので、興味があればまた覗いてやってください。

それではこのあたりで。ではでは!

 

 

p.s. 気力があれば、ものひろいループを動画化するかも…?