【ポケモン剣盾ダブル】テンバツ式カメ?レパル【シーズン4】
はじめに
どうも、うえすと申します!
今回はソードシールドのダブルランクマッチ シーズン4で使用したパーティを紹介したいと思います!
構築の穴は見つかっていたものの、上手く改善できずそのままになっていますが、よろしければ読んでいってもらえると嬉しいです!(そもそもこれまでの構築も穴だらけだったしな…)
構築の経緯
仲良くさせていただいている方と、パーティ相談をしている際に、カメックスが強いんじゃないか、という話題になりました。
今作のカメックスは、メガ進化が廃止されたものの、"からをやぶる"という非常に強力な積み技を習得したため、タイプ一致かつ範囲技である"しおふき"、"なみのり"、"だくりゅう"と合わせて、エースとして活躍できるのでは?とのこと。たしかに強そう!
そんななか…
おっと、雲行きが怪しくなってきたぞ…?何を言っているんだ、自分。
ダブルバトルをしていない方に向けて、上の文章を説明すると、
今作ではダイマックス時に補助技が全てダイウォール(ダイマックス技版まもる、優先度+4)になることは知っている人が多いと思いますが、この技を"まねっこ"すると、繰り出される技は元の技を参照します。そして、特性"いたずらごころ"のポケモンはまねっこを優先度+1で繰り出すことができます。
つまり、ダイウォール→いたずらごころまねっこをすると、相手に優先度順を割り込まれない限り、ダイウォール元の補助技を先制で出すことができるのです。これを利用して、通常は優先度-7のトリックルームを先制で出すという芸当も可能です。
だ、大丈夫か…?いやでも考えてみると、速い猫騙しでからをやぶるの補助ができて、バークアウトによる火力削ぎなど、意外と相性が良いのかもしれない。
そんな心配はさておき、取り巻きを考えていきましょう。
先日行われた公式インターネット大会で使用したパーティが、個人的にとても使いやすかったのでそれを元に組むことにしました。
ダイマックスエースとなるアイアント、アイアントの苦手な炎に強いバンギラス、裏選出としてトリルが使えてエースとなれるキョダイブリムオン、トリル下でアタッカーになれ、水・電気の一貫を切れるトリトドンでパーティを完成させました!
個体紹介
レパルダス
性格:むじゃき 特性:いたずらごころ
持ち物:きあいのタスキ
実数値:139-140-70-114-63-168
努力値:0-252-0-44-0-212
- じごくづき
- バークアウト
- ねこだまし
- まねっこ
今回の主役。ダイウォールまねっこで悪いことをしようと採用しました。
技構成はコンセプトのまねっこ、補助として優秀なねこだまし、高いSから相手の火力を削げるバークアウト、殻を破る後にアタッカーとなれるようじごくづきとしました。
ねこだましとバークアウトが優秀で、ほとんどの試合で先発に起用していました。また、先制まねっこによるトリル返しもとても刺さりました。
ただ、順位が上がると、トリル後に相手のまもるやサイドチェンジ、てだすけなど優先度で割り込まれることも多かったので、トリル対策をこれのみに頼るのは安定しないなと感じました。
からをやぶれましたか…?
アイアント
性格:ようき 特性:はりきり
持ち物:いのちのたま
実数値:134-161-132-x-68-177
努力値:4-252-0-x-0-252
ダイマックスエース。ダイマックス技が必中かつはりきりの攻撃アップを活かして、上から制圧していく。
今シーズンからガオガエンが解禁されるため、動きにくくなると思いましたが、想像よりもマッチングしなかったので、刺さるパーティにはめちゃくちゃに活躍しました。
高速高火力+ダイスチルorダイアースによる防御面強化が強力で、隣に並べたポケモンを要塞化させて詰ませるという動きもできそうだと感じました。
今回は、ダイマックスさせずそのまま動かすことも多く、はりきりによる命中ダウンに怯える機会が多かったので、そこは改善して安定して勝てるようにしたいですね。
バンギラス
性格:いじっぱり 特性:すなおこし
持ち物:じゃくてんほけん
実数値:205-198-133-x-121-87
努力値:236-204-20-x-4-44
アイアントでは厳しい炎に対して強いポケモン。600族という数値の高さもあり、とても活躍しました。主に、リザードンやトゲキッスの相手をしてもらいました。
ローブシンが環境に増えたのが逆風でしたが、キュウコン(コータス)フシギバナのような晴れパーティ相手には、天候を奪うためによく選出しました。むしろ、選出を忘れた時はほぼ負けています。
持ち物はじゃくてんほけん。砂嵐によるDアップの恩恵もあり、発動機会は多く、その攻撃耐えるの!?みたいな事も多発して持ち物のかみ合いは良かったです。
ブリムオン
性格:れいせい 特性:いやしのこころ
持ち物:リリバのみ
実数値:164-x-116-206-123-32 (S個体値5の非理想)
努力値:252-x-4-252-0-0
まねっこ戦術を組むならトリックルームも仕込みたいと考え、自身がエースになれるトリラーということで、キョダイブリムオンを採用しました。特性は、ちょうはつ等が撃たれないだろうという読みで、隣のポケモンの状態異常を治せる可能性のあるいやしのこころにしました。
基本的にはレパルダスと組んで、トリックルーム+ねこだましか、ダイウォール+まねっこをしていきます。キョダイマックス技であるキョダイテンバツは、相手の場の2体を混乱状態にする追加効果があります。これがとても強力で、混乱の自傷率が下がったとはいえ、こちらに有利な運要素を押しつけられる点と、相手にダイマックスを躊躇させられる点が優秀でした。交代されても、キョダイテンバツ連打で混乱させ続けられるのがいいですね。注意するとすれば、混乱はあくまでおまけ程度に考えて使った方がいいですね。
トリトドン
性格:ひかえめ 特性:よびみず
持ち物:バンジのみ
実数値:218-x-88-158-103-59
努力値:252-x-0-252-4-0
電気・水無効枠として採用しました。トリル選出時にもアタッカーとして選出します。本当は最遅で採用し、ドサイドンの下を取れるようにした方がいいのですが、今回は育成できずこのままでした。
今シーズンに解禁されたキョダイマックスの一匹であるラプラスにフリーズドライで4倍弱点を突かれ、また雨パ相手でもルンパッパがキツイ、そしてフシギバナも解禁と、いままでよりも動かし辛い場面が多かったです。対水=トリトドンという考えが自分の中にこびりついているので、そろそろ違う方法であらがう術を探さないとと痛感しました。活躍はしてくれていたので、使い方の問題ですかね…。
ミロカロス
性格:ひかえめ 特性:かちき
持ち物:たべのこし
実数値:201-x-99-155-145-114
努力値:244-x-0-164-0-100
- だくりゅう
- こごえるかぜ
- とぐろをまく
- さいみんじゅつ
え、カメックスはどこにいったかって?何を言ってるんですか~。
最後に入ってきた一匹。カメックスが驚くほど選出できなかったため、それならまだ同じタイプでも、とぐろをまく+さいみんじゅつで相手の妨害をできるミロカロスなら選出できるのでは?ということで安易に突っ込んだら、こちらの方が活躍してしまった。
カメックスについて書くと、Sを2↑で最速ドラパルト抜きのHCベース、技構成がからをやぶる・だくりゅう・ねっとう・あくのはどうで使っていたのですが、からをやぶった後でも火力が足りず、調整したSもダイジェットで意味がないと、散々な結果だったため信用できず、選出回数が極度に減っていました…。もうちょっと上手く使えるとよかったんですが、今回はダメでしたね…。
ちなみにカメックスの特攻種族値は、レパルダスよりも3低いです(育成していた時に衝撃を受けた)。メガシンカは偉大だったんだ…。
選出
意識した相手のみ書いていきます。
vsリザードンヤミラミ
裏 バンギラス@1
リザードンヤミラミはほぼ初手に出されました。基本的にアイアントへさきおくりが撃たれるので、バンギバックしながらバークアウトでCを削ります。
その後はバークアウト連打+いわなだれでリザードンを倒しにいく。アイアントの命中ダウンを気にしないなら、バンギラスをダイマックスした方がこの対面は安定しますが、相手の裏にローブシンがいることも多いので、我慢してリザードン処理後にアイアントのダイマックスでスイープした方が良いです。
vsガチトリル
裏 @2
基本的にアイアントを選出します。ブリムオンイエッサンの場合は、バークアウト+ダイスチルでイエッサンを倒す。トリルが張られたら次ターンまねっこでトリル返し+ダイマックス技で制圧していく。この時、アイアントはまもるを押さないこと(1敗)。
バタフリー入りの場合は、ねこだましで止める。サマヨールがトリラーの場合、トリル後サイドチェンジを選ばれると、トリルをまねっこで返せないので気をつける。
vsバンギドリュウズ
今シーズンはあまり当たりませんでしたが、アイアントのダイマックス技でBとDを上げつつ立ち回る。アイアントを大切にできれば立ち回りやすいと思います。
戦績とか
30勝20敗
最終日瞬間最高:1402位 最終順位:4024位
これまでは4桁順位にも乗れていませんでしたが、最終日でも1000番台で戦え、自己瞬間最高順位を記録できました!本当は3桁を目指したのですが、そのままずるずると連敗し、最終はここにおさまりました。
パーティの感想としては、草タイプ、特にフシギバナがとても重かったです。どうするんだレベル。そもそも草弱点が3体いますからね。そして、ミロカロスを突破する手段がほぼないという欠陥ぶり。鋼タイプやドラパルトなど、重い相手を挙げればキリがないですが、それでもここまで順位を上げれたので、次は反省を活かして、3桁目指してまた新しいパーティで挑みたいと思います!
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
引き続き、またダブルバトルのパーティを組めたら記事を書きたいと思います!もし、ダブルにあまり触れていない方が読んでくださっていれば、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。好きなポケモンから組んで勝ちを目指してみると、楽しいですよ!
それではこの辺りで。ではでは!