ぱちりすと!

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立派なパチリス使い(パチリスト)を目指して…

【ポケモン剣盾ダブル】対トリル用こわいかお+ダダリン【単体考察?】

はじめに

どうも、うえすです!

今回は単体考察という形で、剣盾ダブルバトルランクマッチS6の途中に使っていた、対トリックルーム用のダダリンについて書きたいと思います。

 

発案の経緯

今シーズンは、インテレオン+オーロンゲという並びを軸としたパーティを他の構築記事を参考に組み、使用していました。

上から高火力で押すという性質上、サマヨール入りのトリックルームパーティがきつく、一度トリルを貼られてしまうとなす術なく負けることが多々ありました。そこで、対トリルメタの枠を組み込もうとしたのがことの始まりです。

 

ダダリンに行き着く前に、

と、試していたのですが、一つ目はこの指とまれと並ばれると決まらない、二つ目はサマヨールくろいきりに妨害されたり、火力がないので結局押し負ける、とイマイチしっくりこず迷走していました。

しかしある時、味方に攻撃して弱点保険発動させる動きを見て、"味方に撃てるのは攻撃技だけじゃないのでは…?"という発想にいたりました。

つまり、味方に素早さを下がる補助技を撃ち、トリルアタッカーを対戦中に無理やり生み出して、相手のトリルを逆に利用してしまおうという作戦です。

技検索をした結果、注目した技は素早さを2段階下げられるこわいかお。しかも、パーティにはいたずらごころで先制で撃てるオーロンゲがすでにいる…これはやるしかないですよね。

この流れから、私の欲しい条件を満たした相方がダダリンでした。求めていた条件については、下記の個体紹介で述べたいと思います。

 

個体紹介

ダダリンf:id:pacchirin:20200602184523g:plain

性格:ゆうかん  特性:はがねつかい

持ち物:とつげきチョッキ

実数値:177-201-121-x-110-40 (S個体値0)

努力値:252-252-4-x-0-0

 

上の経緯に書いた、私が求めていた条件というのが、

というところです。そこで、ガラル入りしているポケモンを、素早さ種族値の低い順に調べていった結果、ダダリンに白羽の矢がたったというわけですね。

 

それぞれ条件を見ていくと、

一つ目:特性により、実質タイプ一致技が3つ。かつ、攻撃種族値131というアタッカーとして申し分ないスペック。

二つ目:素早さ2段階ダウン時のS実数値は、最遅で20。これは、最遅20族(コータス)の下を取れる値。

三つ目:ドサイドンアシレーヌにはタイプ有利、ダダリンもこわいかおをすれば勝てる。コータスのみ相性不利。

という感じで、なかなか良さそうです。

ただ、一つ欠点はコータスに相性不利だというところです。

そこで目をつけたのがアクアブレイクです。

 

今回のダダリンは、こわいかおを受ける前提なので、トリル下では基本的にコータスより先に動けます。そこで、アクアブレイクを媒体にしたダイストリームを撃つことで、天候を雨にしつつコータスのふんかの威力も下げることができます。

  ダメージ:60〜72(33.8〜40.6%)

  ダメージ:50〜62(14.1〜17.5%)

今回のダダリンとつげきチョッキを持っているので、相手のコータスが火力アップアイテムを持っていても問題ありません。雨が降ってしまえばコータスも置物同然です。

 

さらに、基本的にこの対面時は相手のコータスの隣にサマヨールがいるので、2ターン目はダイホロウを撃ちます。

  ダメージ:92〜110(62.5〜74.8%)

すると、無振りオーロンゲのソウルクラッシュ+防御1段階ダウン時のソウルクラッシュで確定で倒せます。ダイホロウの媒体をゴーストダイブにすれば、防御1段階ダウン時のソウルクラッシュのみで確定になるので、そちらもありかもしれません。

 

残りのトリルエースに対するダメージ計算についても、下記に載せておきます。

○H252ドサイドン(特性ハードロック)に対して

  ダメージ:318〜378(71.6〜85.1%)

  ダメージ:129〜153(36.4〜43.2%)

 

○H252アシレーヌに対して

  ダメージ:338〜398(90.3〜106.4%,

       乱数43.7%)

       ダメージ:87〜103(24.5〜29.0%)

 

○H252ダダリンに対して

  ダメージ:228〜270(64.4〜76.2%)

 

選出例

パーティにも寄りますが、私の場合は相手のパーティにトリルが見える場合は、

初手:高速アタッカー(今回はインテレオンorガラルヒヒダルマ)+オーロンゲ

と選出し、相手の初手がトリル選出でなければそのまま攻撃、トリル選出であればオーロンゲで攻撃しながら高速アタッカーをダダリン引き、という動きにしていました。

 

使用感

トリルパーティのエースにも使われていることもあり、トリル下での性能も悪くなく、想定していた通り対コータスでもしっかりと働いてくれて勝利に貢献してくれました。

一方で、あくまで相手のトリルに合わせるという前提のため、トリル選出をされなかった時にイマイチ活躍できないのが惜しかったという印象です。

特に、環境トップメタのトゲキッスやドラバルトに相性不利を取っているのが厳しかったです。なので、能動的にトリルを貼って戦うパーティに入れればもっと活躍させられるのかなと思いました。

 

対トリルの駒としてもう少し言うならば、隣にオーロンゲがいないといけないという、2体かけての対策法というのが少し窮屈に感じました。

それでも、味方へ素早さ低下の補助技を撃つという発想は何かに活かせそうな気がしているので、また何かの機会に考察できたらと思います。

 

終わりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

単体考察?の紹介記事でしたが、読んだ方のなにか別の発想に繋がれば嬉しいです。

 

結局S6の終盤は、また別の対トリルへの対策を仕込んで潜っていました。そちらは、まだ試行錯誤中なので、しっくりきたら記事に残すかもしれません。

今シーズンはDLC前最後のシーズンですね!結果を残せるよう頑張りたいと思います!

それでは!