【ポケモンSVダブル S13】まるのみ毒寿司&古代晴れ【最高レート1760】
はじめに
本記事は、ポケモンSVダブルバトルのシーズン13において使用した構築についての記事です。
構築の経緯
キラフロルとトドロクツキを使いたいというところから構築をスタートし、結果を残されているさまざまな構築を参考にした結果、最終的に以下のようなキラフロル+寿司コンビ+晴れ古代パラドックスの構築がしっくりきたため、この構築に落ち着きました。
しかし、対戦を重ねていると、キラフロルは先発出しが読まれやすいため、相手の初手に特殊ポケモンを出されることが多く、また物理技で攻撃をしてくれないため、特性どくげしょうで相手の場にどくびしを撒くことがなかなかできませんでした。
そのうえ、環境に水ウーラオスやランドロス、ハバタクカミ意識の鋼技持ちのポケモンなど、キラフロルに弱点をつける相手が多く、動かしにくさを感じていました。
そんなとき、シーズン12の終わりに下記の構築記事が目に止まりました。(無断掲載失礼致します。問題があれば削除します。)
シングルバトルの構築記事ではありますが、マルノームという珍しいポケモンを使って結果を残されていることに驚きました。
しかし、マルノームについて調べてみると、欲しい要素を多く持っており、かなりポテンシャルを秘めているのではないかと感じました。
具体的には、
- キラフロルよりも弱点が少ない
水ウーラオスや鋼技で抜群を突かれないほか、地面技も2倍弱点である。
- 耐久力がある
素の耐久に加え、特性くいしんぼうにより1/3回復実が残り体力半分で発動するため、耐久力がある。
- 対面への毒・どくびしを巻くことができる
どくガスにより、対面の2体の相手のポケモンに毒を撒くことができ、どくびしも使うことができる。
というところです。
そこで、上記の構築のキラフロルをマルノームに変えて、本構築が完成しました。
構築コンセプト
マルノームで毒&どくびしを撒いて、寿司コンビor古代パラドックスポケモンで締める。
個体紹介
マルノーム
性格:ずぶとい 特性:くいしんぼう
持ち物:マゴのみ テラス:ほのお
実数値(努力値):201(204)-x-138(180)-93-119(124)-75
- どくびし
- どくガス
- ボディプレス
- クリアスモッグ
調整意図
<HBライン>
<HDライン>
今回のキーとなるポケモン。先発で出して、どくガスとどくびしで場を整えるのがお仕事。どちらの技を優先して使うかの判断が大切でした。
残りの技は、相手への削りを早めたり、厄介なパオジアンを倒すためのボディプレスと、相手の寿司への対抗策としてクリアスモッグを入れました。
クリアスモッグはどうしても使うタイミングが限られるため、どくびしを踏まない相手の飛行タイプへの打点となるれいとうビームに変えてもいいかなと思います。特に、ちょうはつやあまごいを持っているトルネロスの処理速度を早めたいタイミングが多かったので、試す価値ありだったかと思います。
テラスタイプは、カミイーユイ対面で場を整えるための炎にしていましたが、一度も使っていません。化身ランドロスが増えていたので、飛行テラス+れいとうビームにするほうがいいかもしれません。
トドロクツキ
性格:ようき 特性:こだいかっせい
持ち物:ブーストエナジー テラス:ゴースト
実数値(努力値):191(84)-181(172)-91-x-121-188(252)
- はたきおとす
- ワイドブレイカー
- じたんだ
- まもる
マルノームなどとセットで基本的には先発で出していきます。
強力な一致技であるはたきおとすに加えて、毒の効かない鋼タイプへの打点としてじだんだ、相手全体に雑にダメージを与える他、相手の攻撃を下げてこちらの耐久を擬似的に上げて毒ターンを稼ぐことのできるワイドブレイカーを入れています。
テラスタイプは、ねこだましや格闘技をかわせるゴーストにしました。はたきおとす+後述のハバタクカミの挑発で、ねこだましでサポートしてくる、相手のメンタルハーブ持ちのトリックルームを止められるようにしています。
ハバタクカミ
性格:おくびょう 特性:こだいかっせい
持ち物:きあいのタスキ テラス:みず
実数値(努力値):131(4)-x-75-187(252)-155-205(252)
- マジカルシャイン
- たたりめ
- ちょうはつ
- まもる
マジカルシャインで全体攻撃ができるほか、マルノームで場を整えたあとのたたりめで、相手ポケモンを倒していきます。ちょうはつは、上述の通り、トリックルームパーティへの対策です。
持ち物はきあいのタスキにすることで行動回数を増やし、後発時のスイーパー能力を高めました。
テラスタイプは水。もとはマジカルシャインの火力補強のためにフェアリーにしていましたが、火力を上げたい場面よりも対水ウーラオス対面ですいりゅうれんだを耐えたい場面の方が多かったので、水に変更しました。
コータス
性格:れいせい 特性:ひでり
持ち物:せんせいのツメ テラス:くさ
実数値(努力値):177(252)-x-160-150(252)-91(4)-22(最遅)
- ふんか
- かえんほうしゃ
- だいちのちから
- てだすけ
トドロクツキとハバタクカミのこだいかっせいを発動させるための晴れ要因。基本的には裏から出していきます。対トリックルームパーティにも出していきたいです。
この構築にはトリックルームを入れていないため、コータスの役割はメインアタッカーというよりかは天候を晴れにすることが主です。なので、一度でもコータスが行動できるとアドバンテージになるため、テラスは地面と水を半減できる草に、そして持ち物はせんせいのツメを持たせました。せんせいのツメ発動前提のお祈りふんかをしないように気をつければ、非常に強力な持ち物でした。
何も考えずに、努力値はHCにしていますが、ギリギリ技を2回耐えない場面が多かったので、行動回数を増やすという意味でも耐久調整をした方が良かったかもしれないところが反省点です。
ヘイラッシャ
性格:いじっぱり 特性:どんかん
持ち物:たべのこし テラス:ひこう
実数値(努力値):227(12)-165(236)-138(20)-x-95(76)-76(164)
- アクアブレイク
- じしん
- テラバースト
- まもる
調整意図
<Aライン>
- 合体後の飛行テラバーストでHB特化モロバレルを確定1発
<Sライン>
- 合体後、最速キラフロル抜き
シャリタツとの合体により上がる攻撃・防御を活かして、マルノームが撒いた毒と合わせて相手を倒していきます。
雑に相手全体にダメージを与えられる地震、一致技かつ自傷ダメージのないアクアブレイク、寿司対策に選出されることが多いであろうモロバレル・ゴリランダーに対するカウンターとして飛行テラバーストを覚えさせました。
威嚇を絡めたサイクルに対抗するため、特性はどんかんにしています。
シャリタツ
性格:おくびょう 特性:しれいとう
持ち物:ぼうじんゴーグル テラス:はがね
実数値(努力値):147(28)-x-80-172(252)-115-144(228)
- だくりゅう
- りゅうせいぐん
- てだすけ
- まもる
ヘイラッシャを倒された後の着地時にモロバレルに眠らされてスキを晒すのを嫌ってぼうじんゴーグルを持たせました。が、全く役だった場面がなかったので、他の持ち物にすべきだったかもしれません。
一方で、まもるを使えることで毒ダメージを稼げたり、こだわりアイテム読みでの攻撃を防げたりしたところはとても良かったです。
選出
①先発:マルノーム+トドロクツキ
基本選出です。どくびしが全く刺さらない場合(モロバレル+飛行タイプ複数体など)以外はこの先発で出していました。特に、パオカイリューに対しては、この選出でパオジアンを優先的に処理していきます。
控えは寿司コンビが出せそうかどうかで決めていましたが、後半はほとんど寿司コンビを選出していました。
②先発:ハバタクカミ+トドロクツキ
対トリックルームに対しては、はたきおとす+挑発でトリックルームを防ぐために、この選出が多かったです。トリックルームを張られてしまった場合でも、まもると寿司コンビでターンを稼いだり、コータスでカウンターを仕掛けたりしていました。
③先発:ヘイラッシャ+トドロクツキ
どくびしが刺さっていないときの選出です。今回のヘイラッシャは合体前提にしているので、できればシャリタツも選出しておきたいです。
苦手な相手
キラフロルを使っていた時は、トルネロスの処理を速やかに行えていたため、優先的に倒して、裏のコータスで晴れを展開してテンポをとれていました。しかし、マルノームではトルネロスの処理ができず、あまごいと合わせてかなり荒らされてしまう印象でした。環境トップメタの水ウーラオス+トルネロスに対して、しっかりとした戦い方が定まっていなかったところ致命的だったので、反省点です。
戦績
40勝26敗 最終順位2903位
最高レート1760
最終日2日前に1760まで到達し、1800を目指して戦っていましたが勝ちきれず、最終日もかなり負け越してしまったので、最終3桁順位にも届きませんでした。
非常に悔しいですが、直感的に可能性を感じたマルノームの手ごたえはよく、順位ももう少し上げられそうに感じたので、実力を鍛えてこようと思います。
また、次のレギュレーションではよい結果を出せるよう頑張りたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。ではでは!
【ポケモンSVダブルS7】なまけずし
はじめに
どうも、うえすです!
久しぶりのブログ更新ということで、ポケモンSVダブルバトル シーズン7で使った構築の紹介をしたいと思います!
構築の経緯
JCS予選が終わり、流れてくる構築記事を読んだり、実際に予選で当たった構築を振り返っていたところ、先発のヘイラッシャ+ディンルーで場を荒らし裏で締める構築が、様々な相手に対応できて強そうだと感じました。
しかし、実際に自分で使ってみるとうまく使いこなすことができませんでした。
ならばヘイラッシャ+ディンルーを使われた場合に、被害を最小限に抑えながら倒す方法はないかという方向で構築を考えることにしました。
そこで見つけたのがこのポケモン、ケッキングです。
レギュレーションC環境トップの攻撃で、タイプ一致のギガインパクトを撃ち込むことができます。
その火力は凄まじく、攻撃特化+鉢巻+ノーマルテラスすると、H振りヘイラッシャ・ディンルーともに確定1発です。
この破壊力を持つケッキングをいかすべく、構築を組んでいくこととしました。
「なまけ」と向き合う
この凄まじい破壊力を持つケッキングですが、対戦ではあまり見ることはありません。その大きな要因が、デメリット特性である「なまけ」により、2ターンに一回しか攻撃できないためだと考えます。
なので、ケッキングをいかすにはこのなまけをどうにかしないといけません。
一番手取り早く、有名なのは、特性を別の特性に書き換える(特性を消す)ことですが、これはパーティを見た段階でやりたいことがバレバレであり、このゆびとまれやいかりのこな等で対策されてしまうため、別のアプローチを考えました。
相手の「まもる」を利用する
ケッキングにとって、最も相手にされて困ることは攻撃を守られることです。相手からすると、攻撃を守れば次のターンはノーリスクで攻撃ができるわけですからね。
ただ、発想を変えると、まもるを選択した相手のポケモンはそのターンは攻撃できないので、こちらのケッキングが倒される事はありません。そこで、あえて相手のまもるを誘い、技「フェイント」で守る状態を解除しながら1体ずつ倒すのが有効なのではないかと考えました。
フェイントを使うことができ、ねこだましも覚えるため、初手で相手のまもるをより誘いやすくなりそうということで、デカヌチャンを採用しました。
また、テツノカイナなどの、ねこだましでケッキングを止めようとしてくるポケモンに対して、こちらからねこだましを撃てる点も評価が高かったです。
相手にスキを作る
ケッキング+デカヌチャンの並びを試してみたところ、フェイントが非常に刺さり、目論見通り数的有利は取りやすかったです。ただ、裏から出てくるポケモンに、ケッキングとデカヌチャンがまとめて倒されることも多く、もう一歩というところでした。
そこで次なるアプローチとして、あくびを使うことで、ケッキングが動けないターンに相手も交代を強制させ、スキを作らせることを思いつきました。
理想の動きは、
ケッキングで1体を撃破+残った相手にあくび
です。
これが決まれば、相手も次のターンに攻撃できるポケモンは実質1匹(2匹動かせば、片方が眠る)ので、こちらのケッキングが攻撃できないスキを減らすことができます。
また、これは私も仕様を調べて初めて知ったのすが、なまけで動けないターンも"交代は可能"なのです。つまり、ケッキングは攻撃した次ターン、居座りと交代の二つの選択肢があるわけですね。
もちろん、居座りを選択すると完全にスキを晒すことになるので交代したいのですが、ただ交代するだけではアドバンテージが取りにくいです。
これらを考慮して採用したのが、ヘイラッシャとシャリタツです。
あくび役にヘイラッシャを使うことで、
1ターン目:ケッキング攻撃・ヘイラッシャあくび
2ターン目:ケッキング→シャリタツに交代・能力上昇したヘイラッシャで攻撃
という流れをとることができ、ケッキングの交代ターンには、能力が2倍に上昇したヘイラッシャで攻撃できるため、アドバンテージを広げやすいのではないかと思いました。
また、初ターンにケッキングを交代するという選択肢も増えるのでなかなか良いのではないかと思いました。
ここまでで4体が決まり、残り2体には、ケッキングで荒らしたあとのスイープ性能を求めました。
そこで、単純に素早さが高く、攻撃力を高いハバタクカミとパオジアンを採用しました。
パオジアンには先制技があり、タスキを持たせることで行動保証を持たせました。
ハバタクカミは、ケッキングで倒しにくいゴーストタイプ、特にコノヨザルに対してタイプ有利なため、コノヨザルのテラスタルを誘ってケッキングで倒すことができるのではないかという狙いもあります。
以上で構築が完成しました。
構築詳細
ケッキング
実数値:225-233(252)-120-x-115(236)-123(20)
- ギガインパクト
- のしかかり
- からげんき
- じだんだ
ギガインパクトに加えて、反動なし技としてのしかかりを採用。鬼火を入れられることも多いので、からげんきも採用しました。
ラスト枠は、サーフゴーを重く見てじだんだにしましたが、一度交代した後のスイープ役が可能なように、ふいうちでもよかったかも。
デカヌチャン
実数値:191(244)-95-113(124)-x-157(140)-114
- フェイント
- ねこだまし
- デカハンマー
- アンコール
テラスタルがひこうなのは、もともとケッキングに地震を採用していた時の名残。
唯一の攻撃技は威力を重視してデカハンマーにしましたが、2連続で使えないという縛りが邪魔なことも多く、ほかの技にしたほうがよさそう。
ヘイラッシャ
実数値:225-167(252)-135-x-88(20)-85(236)
- じしん
- いわなだれ
- あくび
- まもる
イーユイ+ハバタクカミを意識して炎テラス。ウェーブタックルは、撃ちたい場面が少なくとも私が使う分には多くなかったのと、体力が削れるのを避けたかったため採用しませんでした。
シャリタツ
実数値:149(44)-x-83(20)-170(236)-116(4)-140(204)
他者さんの配分を拝借した、耐久に振ったシャリタツです。
パオジアン
実数値:155-172(252)-101(4)-x-85-205(252)
- アイススピナー
- ふいうち
- せいなるつるぎ
- まもる
ハバタクカミ
実数値:131(4)-x-99(188)-187(116)-156(4)-180(196)
選出
基本選出(対ディンルーやヘイラッシャ入り)
先発:ケッキング+ヘイラッシャ
後発:シャリタツ+ハバタクカミorパオジアン
ヘイラッシャの炎テラスが必要かどうかを踏まえながら、ケッキングでテラスタルするかどうかを考えます。
ケッキングでテラスタルできるなら、思いっきりギガインパクトを放ちましょう。もし、ギガインパクトなしで倒せる場合は、次ターンの交代の選択肢を残すためにのしかかりを選択します。
ヘイラッシャは可能であればあくびを撃ちましょう。数的有利を取り次第、寿司でさらに場を荒らしましょう。
テツノカイナ入り
先発:ケッキング+デカヌチャン
後発:シャリタツ+ヘイラッシャorハバタクカミ+パオジアン
ねこだましで止められたくないので、デカヌチャンを出したいです。
デカヌチャンが出しにくい場合は、ヘイラッシャを出し、まもるや初手合体を使いながら対応しましょう。
対トリル
先発:ケッキング+デカヌチャンorヘイラッシャ
後発:ヘイラッシャ+シャリタツorシャリタツ+ハバタクカミorパオジアン
ねこだまし持ち入りのトリルパはデカヌチャンを先発にし、それ以外は基本的にはヘイラッシャを先発にします。
理想はトリル役をケッキングで撃破することですが、厳しい場合は隣のポケモンを倒しながら、残った敵にあくびをいれて、トリルターンをしのいでいきたいです。
対イーユイ+ハバタクカミ
先発:ケッキング+ヘイラッシャ
後発:シャリタツ+ハバタクカミorパオジアン
ヘイラッシャで炎テラスを切りながら、初手合体して攻めていきたいです。
守れるタイプのイーユイハバタクカミだと、初手様子見されてしまうので、炎テラスがバレてしまうのが痛いです。最後まで上手い動かし方が見つかりませんでした。
イーユイ+テツノツツミの場合は、ケッキング+デカヌチャンを先発にし、フェイントを使いながら片方を落としましょう。ゴーストテラスタルされるととてもキツイですが…。
対イッカネズミ+コノヨザル
先発:ケッキング+ハバタクカミ
後発:デカヌチャン以外から選択
ハバタクカミでフェアリーテラスムーンフォースをイッカネズミに撃ち、コノヨザルにギガインパクトを撃ちます。
イッカネズミは守られなければ倒せるはずなので、コノヨザルがテラスタルしてくればかなり優位になります。してこなくても攻撃が無効化されるので、ふんどのこぶしをハバタクカミが耐えることができ、次ターンにケッキングも交代が可能です。
…とここまでは机上論で、結局イッカコノヨと戦えなかったので、うまくいくかは不明なままでした。
厳しい相手
寿司構築
ヘイラッシャの特性をどんかんにしたため、相手の能力変化を無視できず、逆に相手にはこちらの能力変化が無視されてしまいます。他に対策も仕込んでいないので厳しいですね。
合体する前に、ギガインパクトを撃ち込めればどうにか…。
イッカネズミ+サーフゴー
耐久が高くなったサーフゴーはとても厳しいです。耐久の高いゴーストタイプがきついですね。
初手で寿司を合体させてじしんで攻めるのが良いかもしれません。
晴れ構築
ゴーストテラスタルのワタッコがとてもきついです。ねむりごなを誰に撃たれるかで、正解の動きが変わるので択になりがちです。
しかも、裏から出てくるイーユイやハバタクカミで一掃されてしまうのが厳しいですね。
モロバレル
寿司がいるので絶対に出てきます。一応は、テラス無しのギガインパクトで最低乱数以外1発で倒せるのですが、まもるまで考えるとデカヌチャンのフェイントを合わせたい…と、選出がかなり縛られてしまいます。
そして、眠り対策が甘いので、ここは致命的な穴ですね。
所感
破壊力すげーー!!
の一言ですね。
ギガインパクトでおおくのポケモンをワンパンできるのは、使っていて爽快でした。
威嚇を入れられていたとしても、かなりのダメージを与えられるため、威嚇を繰り返してサイクルをしたい相手に非常に負荷をかけることができました。
上でもふれたように、ギガインパクトを使った次のターンは交代ができなくなるため、ギガインパクトでは過剰火力になる場合は、のしかかりを選択するなど、ダメージ感覚は非常にカギとなるなと感じました。
どのポケモンであれば倒せるのか、テラスタルは必要なのかを見極められればもっとうまく扱えるかもしれません。
ただ、やはりいい点だけでなく、悪い点も多く見つかりました。その中でも大きかった2点について記しておきたいと思います。
ひるみに弱い
ケッキングがひるむ=2ターンのディスアドバンテージなので、他のポケモンがひるむのとは影響の大きさが段違いでした。
ねこだましに対しては、デカヌチャンで気持ち抗いましたが、いわなだれやあくのはどうなんかのひるみに対しては、動くことを願うしかできませんでした。
それを加味すると、ケッキングのすばやさをもう少し伸ばしてもよかったかもしれません。元は、耐久を上げて2回攻撃チャンスがあると強いかな、と思っていましたが、意外と1体倒した後は倒されてくれたほうが後ろのポケモンを展開しやすく、ありがたい場面もあったためです。
技はずしの重さ
ギガインパクトは非常に強力な技ですが、命中率が90%なんですよね。わりと外れます。(じゃれつくと同じ命中というとイメージしやすいかもです。)
そして、ひるみと同様、ケッキングにとっては1回の技外しが致命的。相手を1体倒せるはずが、2ターンの不利状況に一転しますからね。
いつも以上に、技を外した後の「当ててたら勝てたのに…」という気持ちが強くなってしまうので、かなりメンタルが鍛えられました。
高火力技を使う以上は割り切らないといけないのですが、なかなか難しいですね。
最終結果は3000位中盤でした。もう少し頑張りたかったところですが、穴が多かったことも考えると、それなりの結果かなと思います。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
なまけを消さない方向からケッキングを生かす、ということはわりかしできたのではないかと思います。
が、可能であれば、なまけを消すギミックを仕込んだほうがより選択肢が増えてよかったかもしれませんね。ぜひ、この記事で興味が出た方は、下にレンタルパーティを張っておくので使ってみてください!
レギュレーションDでも、H振りクレセリアを倒せるので活躍の機会はあると思いますよ!(根性からげんきガチグマよりも瞬間火力がでます)
それでは!
【ORASトリプル】スローイング雨滅びwithパチリス
はじめに
どうも、うえすです!
今回は、美少女さん主催の「夏のトリプル大対戦会で使用したパーティの紹介です!
え、トリプルバトルって何かしらない?またまた〜、この夏"最も熱い"対戦ルールですよ…!
大会について
対戦は、ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイアを使用し、トリプルバトルで行われました。
Bo1で、全5試合のスイスドロー方式です。
ルールは過去作技禁止のフラットルール。レベル50以上のポケモンはレベル50に、それ以外はそのポケモンのレベルのまま対戦することになります。
これにより、低レベルポケモンを使った構築なども組めるようになりますね。
今回のパーティの構築経緯
私はトリプルバトルのパーティを、野生産ポケモン(※1)か、しりとり(※2)でしか組んだことがないので、ひとまず先人の知恵を借りることにしました。
そして今回はせっかくのイベントなので、久しぶりにパチリスを入れたパーティを組もうと考え、ネットで検索しました。
…が、ヒット数2件ほど。しかも、どちらもBW時代の構築なので一旦白紙に。
しかし、その2件を読んでいると雨パと相性が良さそうだったので、雨パ+パチリスを使用することを決定しました。
続いて「雨パ トリプル」でパーティを探して行った結果、メガゲンガー入りの滅びの歌パーティ、通称 雨滅びに興味が湧き、こちらのサイトを参考にパーティを組みました。
(参考にさせていただいた構築:http://blog.livedoor.jp/ruby8647poke/archives/6950826.html)
そしてこの構築のルンパッパは、鋭いキバを投げつけられるのですが、
「なら、隣でパチリスも王者の印を投げつけて、特性ものひろいで拾ってきたら面白いんじゃね?」
とアイデアが降ってきたので、それも盛り込んでみました。
これぞ、「スローイング雨滅び」ですね…!
(※1)美少女さんが主催していらっしゃるトリプルバトルのオフ会「たいみつオフ」にて採用されたルール。
参加者はオフ会当日に、1時間の持ち時間内に大会で使用するポケモンの捕獲、育成まで行うという特殊ルール。めっちゃ楽しいので、興味がある方は検索検索ぅ〜!
(※2)私が主催した特殊ルール大会「しりとりぷる」のこと。
参加者全員で「ポケモンの名前でしりとり」をし、その時に自分が答えた6匹でパーティを組んで戦う。
詳細はこちら!→
【ORASトリプル】第2回!しりトリプル!! - ぱちりすと!
パーティ詳細
パチリス
HD特化
特性:ものひろい 性格:しんちょう
持ち物:おうじゃのしるし
- このゆびとまれ
- なげつける
- フラッシュ
- まもる
お久しぶりのパチリス。
このゆびとまれなどで、滅びの歌のサポートをしつつ時間を稼ぐ。
いつもの悪い癖で、ものひろいなげつける型になってしまった。
他の技は、上に書いた理由からまもるとこのゆびとまれを採用しました。
ラスト1枠は、甘えるやほっぺすりすり、光の壁など候補はあったのですが、この秋に「ポケットモンスター シャイニングパール」が発売されるので、シャイニングできるフラッシュを採用しました。
実際、これでニンフィアのハイパーボイスを交わしたりしたのでなかなか悪くなかったかも。シャイニング雨滅びという文献もあるのでね、ふざけてませんよ!
Q.ものひろいはできましたか?
A.拾えませんでした。
ゲンガー
HSd調整
性格:おくびょう 特性:のろわれボディ→かげふみ
持ち物:メガストーン
- シャドーボール
- ほろびのうた
- かなしばり
- まもる
雨滅びの「滅び」部分の主役ポケモン。
滅んで守って縛って交代するのが理想。ですが、なかなか扱うのが難しかったです。
というのも、ほぼほぼギルガルドや悪タイプが出てくるので、まもるタイミング歌うタイミングの見極めが困難だったのが原因ですね。
それでも、うまく詰めていけた時はとても楽しかったので、また使ってみたいです。
ニョロトノ
HD特化
性格:おだやか 特性:あめふらし
持ち物:オボンのみ
- ねっとう
- ほろびのうた
- さいみんじゅつ
- まもる
ルンパッパ
CSベース
性格:ひかえめ 特性:すいすい
持ち物:するどいキバ
- ねこだまし
- ねっとう
- なげつける
- まもる
雨滅びの「雨」の部分の主役ポケモン。
ニョロトノは滅びも担当します。
今回はどちらも後発で出すようにしましたが、相手がトリル主体のパーティだった場合は、サマヨールなどゴーストタイプのトリラーを投げつけるで止められるよう、先発にルンパッパを出していました。
今回は雨の強いところをほとんど引き出せなかったので、もう少し練習が必要だなと思いました。雨で押すような選出もできるといいんですかね。
先発相手のサマヨールに、ルンパッパの鋭いキバと、パチリスのおうじゃのしるしがお見通されて気まずくなりました。(2回)
カポエラー
HDベース
性格:しんちょう 特性:いかく
持ち物:だっしゅつボタン
サポートのために採用したポケモン。
基本的に先発の真ん中に出して、猫騙しでゲンガーが歌うサポートをします。
攻撃技はインファイトにしようか迷いましたが、耐久を下げたくなかったのと、素早さが低い相手にひるみを押しつけてターンを稼げるのが強いと考え、いわなだれにしています。
おかげでキリキザンにボコられました。
育成時に、ぼうぎょ=とくぼうにすればカポエラーになると勘違いして、何度もエビワラーが生産されました。
ゴチルゼル
HBdベース
性格:ずぶとい 特性:かげふみ
持ち物:たべのこし
メガゲンガーとともに相手の交換を縛って滅ぼしていきます。対ギルガルドがやばそうだったので、打点となるイカサマを仕込みました。
そして、パーティ全体的に特殊耐久に厚く育てたので、物理面を補強するリフレクターを採用しています。
どちらも非常に役立ったのでナイスチョイスでした。
結果
3勝2敗
なんとか勝ち越すことができました。
はじめて滅びパを触ったのですが、慣れるまで難しいなーという感想とともに、とても頭を使うので対戦はとても楽しく行うことができました。
あとから、あそこはこう動かすべきだったなとか反省点も多く、それも相まって奥が深いなと実感しました。また触ってみたいですね。
肝心のパチリスさんは、微妙な活躍だったので、そちらも活かせるようにしていきたいです。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
またイベントでトリプルバトルをする機会があれば、また挑戦してみたいですね!
そして、タイミングが合えば、しりとりぷるも開催したいと考えてはいるので、ほみらもぜひよろしくお願いします!
以上!ではでは!
【ポケモン剣盾ダブルS20】ウ ソ ハ チ ガ チ ト リ ル
はじめに
どうも、うえすです!
久しぶりの構築紹介記事です。
どうにも、この構築のことが頭にこびりついて離れなかったので、シーズン20の序盤にさくっと組んでランクバトルで遊んできました。
今回はその紹介です!読んでいっていただけると嬉しいです!
構築の始まり
私はポケモン用のTwitterアカウントを持っており、そこで活動しているのですが、ふとこんなアカウントのツイートがTLに流れてきました。
50-80-95-10-45-10 290
— ウソハチの美しい種族値 (@bonslybeautiful) 2021年8月1日
これを見た時は何も感じなかったのですが、その後お風呂で頭を洗っていると、
「意外とA種族値あるやん…。」
「なんならタイプ相性有利…!ダイロックで天候が取れる…!」
「そして特性がんじょうでタスキがいらない…!!」
湧き出るやれそう感…!!
お風呂から上がるやいなや、ダメ計を回していました。
ダブルバトルで活躍しているコータスを、なんとH振りでも確定いっぱ…
強化アイテム込みで確定いっぱ……
うん、砂嵐ダメージ込みで確定1発だな!!!(高乱数1発です)
やれる!!!
ウソハチ活躍させるなら、トリックルームパーティにすべきだな…。
ということで、組んでやろうじゃないか、ウソハチガチトリル!!
今回の主役
ウソハチ
HA振り
性格:ゆうかん 特性:がんじょう
持ち物:かたいいし
- いわなだれ
- ふいうち
- うそなき
- こらえる
本構築のエース。種族値合計290。(大丈夫か?)
「ウソハチガチトリル」というワードが頭にこびりついて仕方なかったので、本構築を組むことになりました。
仮想敵は冒頭に書いたように、トリル構築や、晴れパーティに多く存在しているコータスです。
かたいいしを持たせてダイロックを撃つことで、H振りのコータスを(乱数で)1発で倒すことができます。
技構成について
技構成は、ダイロック媒体となり、非ダイマ下でもトリル時に怯みが期待できるいわなだれ、体力が少ない相手を倒せたり、ダイアークとして後述のコータスの火力を擬似的に上げられるふいうち、同様に味方の補助ができるうそなき、相手のダイマターン枯らしに使えるこらえるです。
ウソハチのここがえらい!
・素早さがめちゃくちゃ低い!
合計種族値が低く、中でもすばやさは剣盾解禁ポケモン中2位の低さなので、トリル構築に多いコータス、ツンデツンデ、ブリザポスなどなど、そのポケモンよりも先に動くことができます。(倒せるかは別として)
そして最低限の攻撃性能もあるため、かなりの活躍をしてくれました。
・ふいうちが使える!
素早さが低いだけだと、トリル後に上から殴られて何もできないこと多いのですが、先制技のおかげで取りこぼしを倒しきることができます。
特に、タスキで耐えられた相手を倒せるのがよかったです。
・特性がんじょうが強い!
進化前なので耐久が高くないのですが、しんかのきせきやきあいのタスキを使うことなく、1発攻撃を耐えることができます。
おかげで火力補助アイテムを持たせられるのが良いですね。
今回のウソハチのえらくなかったポイントは、大事な場面でいわなだれを外しまくったことくらいでしたね。
ダイマガオガエンとラスト1対面で、「お前にウソハチを倒せるんか!!」とか余裕をこいてたら、いわなだれを外して負けましたね。おちゃめさんめ~。
まじめな話をすると、仮想敵をしっかりと決めていたのが、活躍させられた要因かもしれませんね。
コータス以外に、原種サンダー、化身ボルト、ブリザポス、リザードン、ウツロイドetc...と、様々なポケモンを倒してくれました。岩技で抜群を取れる相手にはめっぽう強かったです。
一度だけ選出時間が間に合わず、ラティアスメタグロスの並びにウソハチが初手鉢合わせるという絶望がありました。ウソハチすまんかった。(何故か勝てた)
その他の仲間たち
ポリゴン2
HC振り
性格:ひかえめ 特性:ダウンロード
持ち物:しんかのきせき
ブリムオン
HC振り
性格:れいせい 特性:マジックミラー
持ち物:きあいのタスキ
ウソハチのポテンシャルを最大限発揮させるため、トリックルームを全力で展開して戦う「ガチトリルパーティ」を組みました。
そのため、相手に合わせてトリックルーム始動役を選べるよう、2体パーティに組み込んでいます。
さらに、構築時はウソハチのスペックを信じられていなかったので、アタック性能を備えているポケモンとして、火力を高めたポリゴン2とブリムオンを抜擢しました。
H振りでもそこそこの耐久を持っているポリゴン2を基本的に選出し、ポリゴン2が苦手な格闘タイプが多かったり、ちょうはつ持ちが見える場合はブリムオン選出しました。
トリックルームを張れないと勝負にならないので、どちらも厳しい場合は初手からこの2匹を並べて、相手に択を仕掛けることもあります。
基本的には成功したので、なかなか信用度が高かったです。
モロバレル
HB振り
性格:のんき 特性:さいせいりょく
持ち物:オッカのみ
上記2体だけだとやはり厳しい場面もあるため、いかりのこな&きのこのほうしでサポートが可能なモロバレルも採用しました。
また、ウソハチと後述のコータスで相手をすることが厳しいトリトドンや、めいそうレヒレに対するメタでもあります。
基本的には初手で投げますが、交換で後ろに残して、2回目のトリル展開時に使うこともあります。すばらしい活躍でした。
コータス
HC振り
性格:れいせい 特性:ひでり
持ち物:もくたん
- ふんか
- ねっぷう
- だいちのちから
- まもる
トリルパーティのエース代表格。
晴れ噴火の火力は凄まじく、半減相手にもウソハチのうそなきと合わせて押していきます。
トリルに対する対策が甘ければ、このポケモンだけで崩壊させることができます。実際は流石にそこまで通せることは稀ですが。
ウソハチのダイロックとはアンチシナジーなのですが、相手のコータスとミラーしても、だいちのちからを撃つ必要がなく、ふんかが撃てるのは良かったですね。
テッカグヤ
HC振り
性格:れいせい 特性:ビーストブースト
持ち物:パワフルハーブ
ガチトリル用に最遅での採用です。
トリルミラーの際に、相手エースがツンデツンデやブリザポスの場合は、初手からダイスチルを積んで対応していました。
最遅のため、ダイジェット媒体のエアスラッシュを切っています。
困った時のダイマ要因ですね。トリトドン対策に草技を仕込んでおいても良かったかもしれません。
戦績
16勝8敗(元はマスターボール級まで行ったらやめる予定だったのですが、予想外に勝てたので追加でやってました。なので証拠画像はありません…。)
↓マスボ級に上がった時の画像
想像していた300倍は勝てました。
ウソハチが活躍したのももちろんですが、純粋にガチトリルのパーティが強かったです。
トリルメタをかいくぐる必要はありますが、やることが決まっているので、個人的には扱いやすかったですね。
前シーズンは、「ダイマックスデンヂムシ構築」でスーパーボール級7まで急降下していたので、今回の構築で大反省会を開く羽目にならなくてよかったです。
やはり、主役の役目をはっきりさせることが大事でしたね…。ウソハチから学びを得ることになるとは。
本構築の動画
YouTubeに、この構築を使った対戦動画を投稿しています。
もし興味がありましたら、ぜひこちらもご覧ください!(動画のパーティは、モロバレル→トリトドンになっています)
【ポケモン剣盾ダブルゆっくり実況】ウ ソ ハ チ ガ チ ト リ ル【ぱちりすと!inガラル-11】 - YouTube
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
シーズン20後半はもっと普通の構築を使っていたのですが、結果は振るいませんでした。次は結果を残して記事を書けたらなと思います。
剣盾環境残りも楽しみましょう!ではでは!
【特殊ルール大会】G1しりとりパートナーズダブルに参加してきました
はじめに
お久しぶりの記事です。うえすです!
今回は、休歌さん主催の「G1 しりとりパートナーズダブル」に参加してきたので、その考察と結果のまとめ記事です。
企画の説明
簡単に説明すると、3〜4人のグループでしりとりをして、そこで答えたポケモンを自分のパートナーとし、その中からパーティを組んで戦うという企画です。
ルールの詳細は、下の主催者さん作成の画像をご覧ください。
ルールは違うとはいえ、自分もしりとりを使った企画(しりとりぷる)を主催してきた身…しりとりの経験値では負けねえぜ…!(なお、前回企画ではディグダとスバメを使う羽目になっている)
負けるわけにはいかねぇ…!!
ということで、早速しりとり結果を見ていきましょう!
グループ分け&しりとり
今回、計15人の方が参加し、予選は4グループで行われることになりました。
私は、主催の休歌さん、特殊ルール企画でお馴染み@SURくん、はじめましての翔さんとCグループに振り分けられました。
以下、しりとりのログです。
[1巡目]
抽選で"ナ"からスタートし、回答順は休歌さん→@SURくん→うえす→翔さんとなりました。以下、参加者さんの頭文字のみで表記します。
休:ナットレイ
S:イエッサン(♀)
う:サンダー(原種)
翔:タチフサグマ
スタートのナットレイは予想通りで、次のイエッサンが上手く取っているなという印象。イーブイとか言われたらどうしようとビビっていました。
ただこちらは、サンダーという最強ポケモンを取れたので上々のスタート。
[2巡目]
休:マンムー
S:ムシャーナ
う:ナゲツケサル
翔:ルンパッパ
ナットレイが取られていたこと、ここまで格闘技の通りが良さそうだったことを加味して、ダイマエースになれるナゲツケサルを選択しました。
[3巡目]
休:バンギラス
S:スターミー
う:ミミッキュ
翔:キュワワー
@SURくんがスイクンを取ると予想して、クから始まるポケモンを探していたが、予想外の回答で少し焦る。けれども、ミミッキュと悪くないポケモンが取れたので順調。
関係ないですが、"パ"からバンギラスを答えられる柔軟性にとても脱帽してました。
[4巡目]
休:ワルビアル
S:ルチャブル
う:ルカリオ
翔:オーロンゲ
このターンで早くも3回目のルが回ってくる。ですが、サンダーが苦手なバンギラスに強いルカリオが残っていたので獲得。鋼タイプも持っているのがいいですね。
[5巡目]
休:ケンホロウ
S:ウーラオス(悪)
う:スイクン
翔:クレセリア
そろそろパートナーの構成を整えていきたいところ。トリルが使えるミミッキュを取れていたので、もう少し素早さ操作ができる子が欲しかったところに、ジャストではまるスイクンをピック。
ここで主催の休歌さんがしりとりで"ホロウビアル"を完成させるというファインプレーをされていて笑いました。
[6巡目]
休:アシレーヌ
S:ヌメルゴン
う:ゴリランダー
翔:ダゲキ
ここで、猫騙しが使え、グラススライダーでスイーパーも担えるゴリランダーを獲得。しりとりめっちゃ上手くないか?と愉悦に浸っていました。
[7巡目]
休:ギモー
S:モロバレル
う:ルージュラ
翔:ランドロス(霊獣)
ラスト一巡。ここでまたもや"ル"を引いてしまい、トリルや猫騙しが使えるルージュラを獲得。
トータルでみるとめちゃくちゃ上手くいきました。進化前ポケモンがいませんしね!!(重要)
…しかしここで重要なことに気づくのです。
今回のルール、対戦相手毎にパーティを変更可能なのですが、1体だけ相手のパートナーから使用できる「自由枠」が存在するのです。
つまり何が言いたいかというと…
自分のパーティにサンダーがぶっ刺さりなのである!!!
いやぁ…困ったねぇ…。
とりあえず、ひとまず対戦相手ごとのパーティを考えていきましょう…。
パーティ考察
vs休歌さん戦
ぱぱーーぱぱぱーぱぱぱぱーーぱーぱー(ファンファーレ)
実況「空も晴れ渡り、本日は良馬バとの発表がありました"G1しりとりパートナーズダブル杯"。栄光の一陣の盾を手にするのは一体誰なのか。」
「それでは、要注意ポケモン達を見ていきましょう。まずは3番人気バンギラス。」
解説「こちらの強力なポケモンであるサンダーに強いです。弱点保険を持ち、差し返しが得意なポケモンです!」
実況「この評価は少し不満か。2番人気はナットレイ。」
解説「鉄壁ボディプレややどりぎのたねによる、後半の末脚が非常に脅威となるでしょう。私一推しのポケモンです!」
実況「そして堂々の1番人気。マンムーです!」
解説「サンダーをはじめ、こちらに弱点をつけるポケモンが多く、こおりのつぶてによる縛りも期待できます!非常に気合が入ってますよぉ!」
…と、茶番はここまで。真面目に相手のパーティを予想した結果はこちら。
マンムー、ナットレイ、アシレーヌ、バンギラス、ギモー(orワルビアル)、自由枠(サンダー)
初手がマンムー、アシレーヌ、裏にナットレイ、サンダーと見ています。
もしくは、こちらの初手サンダーをケアして裏にマンムーを置いておくこともあるかなと予想しました。
そして、おそらくナットレイはボディプレやどりぎの後発詰め要員だと想定しています。
自由枠は無難なところでサンダーと予想。スイクン、ゴリランダー、ナゲツケサルはこちらのサンダーに弱いためなさそう。
また、メタいですが主催者さんの参加者パートナーの紹介記事のコメントに「ミミッキュ、ルージュラが何をしてくるか不気味」とあったので、不気味なポケモンを自分で使わないだろうという読みをしました。
以上を踏まえて私のパーティはこちら!
自由枠はワルビアルを選択しました。サンダーに弱くはなく、かつ相手のポケモン達の上を取れて技の通りが悪くないと思ったためです。
相手の自由枠がルージュラでない限りは、ワルビアル&ミミッキュと出す予定です。
ワルビアルはミラーを意識して最速の弱点保険持ち。
ミミッキュは最速ケンホロウ抜きとして、鬼火と嫌な音でワルビアルを全力サポートします。
ワルビアルは弱点をつかれやすいと思うので、ダイアース&鬼火でダメージを軽減させて発動を狙いたいですね。
また、ミミッキュには挑発を持たせることで、ラス1でボディプレやどりぎ守るのナットレイに負けないようにしました。
余談ですが、自由枠ギモーを真剣に考えたり、怒りのツボワルビアルをピントレンズシャドクロミミッキュで発動させるとかも考えましたがボツになりました。仕方ないね。
vs@SURくん戦
(茶番はカット)
相手パーティの予想は、
イエッサン♀、ムシャーナ、悪ウーラオス、モロバレル(orルチャブル)、ヌメルゴン、自由枠(サンダー)
イエッサン♀+ムシャーナのトリル選出が本命と予想しています。裏からサンダーに弱くないダイマヌメルゴンで荒らしてくるのかなと思います。トリルを張ればモロバレルも強気に動けますしね。
もしくは、モロバレルの枠をルチャブルにして、イエッサン♀+かるわざルチャブルも出せなくはないですが、流石にサンダーを前に厳しいんじゃないかなぁと思っていますが、はたして…。
自由枠はやはりサンダーが濃厚でしょうか。こちらが、自由枠でウーラオスを採用すると読んできそうなので、それにも対応できるのが強いです。また、こちらのウーラオスを読むなら、マジシャ持ちのスターミーをパーティに採用しているかもしれませんね。
vs@SURくん戦に用意したのはこちら!
自由枠としてイエッサン♀を選択しました。
初手は、相手にトリル選出のラインが見える場合と、自由枠がサンダーの場合はイエッサン♀+ルージュラと投げる予定です。
今回、ルージュラの素早さを、イエッサン♀の素早さ-1、かつ1段階上昇最速モロバレルの素早さ+1に調整しています。
これにより相手の初手がトリル選出ならば、封印+まねっこで相手のトリルを封じることが可能です。また、相手の初手にサンダーが来た場合も、珠ダイアイスで無振りダイマサンダーを確定で倒せます。
ちなみに、ルージュラでサンダーを倒さないと、めちゃくちゃ厳しいです。
ルージュラ、お前やれるんか…?
裏にはウーラオスに強いミミッキュとサンダーを選出する予定です。残りは、悪の一貫切りのルカリオと、物理受けっぽく見えるスイクンを添えておきました。
この自由枠のイエッサン♀ですが、以前、対戦相手の@SURくん主催の「逆一位杯」の時に使用した、HBD個体値0の子を転生させて使用しました。
特殊ルール☆3の因子を継承しているので、間違いなく活躍してくれるはず…!
vs翔さん戦
相手パーティの予想は、
サンダー(自由枠)、霊獣ランドロス、キュワワー、オーロンゲ、タチフサグマ(ルンパッパ)、クレセリア
自由枠はやはりサンダーがくるでしょう。あとはサポートがオーロンゲかキュワワー。
正直なところ、1番どういう作戦を取ってくるのかわかりませんでした。ワンチャン手動雨とかもあるのか…?とか思いましたが絞れずじまいでした。
なので、こちらは"やりたいことをやってやろう!"ということで、他の方よりはメタを張らずに構築を組みました。
やりたいこととは、弱保レシーバーナゲツケサル+キュワワーのコンボです。
弱保やダイマ技で能力を上げながら場を荒らし、キュワワーが倒れたら、特性ヒーリングシフトがナゲツケサルに引き継がれるので、優先度+3ドレインパンチを撃ち続けることができます。
Q.相手にサンダーや霊獣ランドロスがいるのに、ナゲツケサルを出すんですか?
A.やりたいことができちゃったんだから仕方ないじゃないか!!
裏には、気持ちサンダーと霊獣ランドロスを抑制するために、ルージュラ、サンダー、ミミッキュと飛行で抜群を取ららないやつを置くことにしました。相手のパーティを見て当日に選出を決める予定です。
というか、相手のパーティにキュワワーがいたのを見た時点で、味方を殴りたい欲を抑えきれませんでした。
とここまでが事前考察。あとは、試合後の自分にバトンタッチして、対戦と記事作成を任せましょう!
試合結果
vs翔さん戦
自由枠は予想通り。しかし、びっくりするほどナゲツケサルの刺さりが良くない。
けど、せっかく用意したのでという理由で、先発ナゲツケサル+キュワワー、後発ルージュラ、サンダーと選出。
結果:負け
相手の初手はサンダー、オーロンゲとビビるほどの出し負け。だからあれほどナゲツケサルは刺さらないと…。
まもるや壁、サイチェンでサンダーの初手ダイマを凌ぎきり、こちらは後発ダイマで凌ぎ切ろうとしたが、瞑想月の光クレセリアに詰まされて負け。
いやぁ、クレセリア対策皆無でしたね…。これは完敗。お相手が強かった。
ちなみに、レシーバーコンボは不発でした。だからあれほどナゲツケサルは(ry
vs休歌さん戦
(写真を撮り忘れましたが、ギモー、ルージュラ、バンギラス、ケンホロウ、ナットレイ、マンムーでした。)
自由枠ルージュラは想定外。ワルビアルより早く抜群を突いてくるのが困ります。
しかし、逆にアシレーヌがいなかったのは好都合。
ということで、当初の予定通り、先発ワルビアル、ミミッキュ、後発は刺さりの良いルージュラ、ルカリオと選びました。
結果:勝ち
アタッカールージュラを警戒しますが、こごかぜルージュラ+ダイマバンギラスでした。
裏はマンムー、ナットレイだろうと思っていたので、素早さが早い順に倒していき、最後のルカリオかルージュラで制圧する作戦に。
結果、相手の選出が想定通りだったので、なんとか勝つことができました。
最後にナットレイへ撃った、ルージュラの気合い玉が非常に心臓に悪かったです…。
「当初の予定通り」と書きましたが、事前考察を見直すと「自由枠ルージュラ"じゃない"限りはワルビアルをだす」と書いてましたね。
すまんな、過去のうえすよ、ワルビアル出しちゃったわ…。
あと、A1段階アップしたマンムーの氷の礫が、ルージュラにダメージ半分近く入った。うける。
vs@SURくん戦
こちらも自由枠サンダーは当たっていましたが、まさかのトリル要員がおらず。
逆にイエッサン+ルチャブルのラインが見えていたので、ここに刺せるイエッサン+ルージュラと選出。裏はウーラオスに強いミミッキュとサンダーとしました。
結果:勝ち
相手は初手イエッサン+ルチャブルでした。
ルージュラの珠ダイアイス(威力140)で、特防1上昇の無振りルチャブルが乱数で倒せるのですが、逆にルチャブルからのダイマ技でルージュラも死にかけるので、安全にダイウォール。
そして、このゆび封じにイエッサンは封印をしました。
しかし、結果はルチャブルはダイマせず、イエッサンもこのゆびせずと完全に裏目。
その後、ルチャブルを突破するも、相手の後発ダイマサンダーに荒らされ、なんとか交代やミミッキュのトリルで切り返すも、相手の残り1匹は絶望のモロバレル。
そして、こちらラストのルージュラ、ミミッキュ共に眠らさせてしまう。
終わったかと思いましたが、ルージュラが最速起き+ふぶき両当てで、サンダーとモロバレルともに撃破!残りのイエッサンにもふぶきを当て逆転勝ちできました!
正直、こちらの作戦が噛み合わず、お相手の動きが上手かったので非常に厳しかったですが、ただただルージュラの自覚に助けられました。
君はやれる子だったか…。
以上、予選は2勝1敗!
しかし、同勝利数で並んだ翔さんに直接対決で負けていたので、くしくも2位敗退。勝利の盾獲得とはなりませんでしたね…。
あとがき
ドラフト+メタ貼りのルールはほぼ初めてやりましたが、考察含めてなかなかやりがいがありました。
やはり、特殊ルールは楽しいですね!
主催の休歌さん、および参加者の皆さん、ありがとうございました!
3冠の夢は絶たれましたが、次のG1は制覇したいですね。(気持ち程度の競馬ネタ)
また自分でも特殊ルール大会開きたいなーとか思ったり。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
それでは!
余談
今回の大会のためにルージュラを3体育てたら、愛着が湧いてしまった。
ランクマで使ってみるか…?
【特殊ルール】コアラのマーチシールド戦!まとめ記事
はじめに
どうも、うえすです!
今回は、先日行った特殊ルールの大会「コアラのマーチシールド戦!」のまとめ記事です。
興味がある方は読んでいっていただけると嬉しいです!
4ツイートでわかる事の始まり
ネイティオが印刷のミスでマミってるんやが… pic.twitter.com/q1zBJjJYg0
— @SUR(する) (@porigon865885) December 4, 2020
これが…
せめてコアラのマーチで出たポケモンでパーティ組むとかにしないと、史上最大のクソルールになりそう
— うえす (@uest_dego) 2020年12月4日
というか、これ俗に言うシールド戦というやつなのでは…?
— うえす (@uest_dego) 2020年12月4日
こうなって…
久しぶりに特殊ルールの大会をします!その名も「コアラのマーチシールド戦!」
— うえす (@uest_dego) 2020年12月11日
ポケモンコラボのコアラのマーチを開けて、出てきた絵柄のポケモンでダブルバトルをするルールです
参加希望の方は、私までリプかDMで連絡ください!12/16or参加者が8人となったタイミングで締め切ります! pic.twitter.com/Lw0hN2777g
こうじゃ!
ということで開催することになりました。
いつもクソルール考えてるな、この人。
今回のルールは「コアラとマーチwithポケモン」という、コアラのマーチとポケモンのコラボしたお菓子を一箱あけ、その中に入っていた絵柄のポケモンで戦うというものです。
カードゲームで見られる、未開封のパックをその場で開けてデッキを組み対戦する「シールド戦」を参考にしたルールとなっています。
ちなみに、あらかじめ断っておきますが、私は株式会社ロッテ様の回し者ではありません。
ルール
途中で少しルールの改定を行いましたが、最終的なものは上の画像の通りです!
注目すべきは、パーティ全員を選出しなければならない、というところですね。
つまり、いかに強いポケモンの入ったボックス(コアラのマーチ)を引き当てられるか、というのが重要ですね…!ちなみに、特例を除き引き直しは無しとしました。己の運を信じろ!!
そして、今回のボックス(コアラのマーチ)に収録されているポケモン達はこちら!↓
進化前から伝説まで様々なポケモンが収録されていますね。
それでは早速開封結果を見ていきましょう!
開封結果&各参加者の使用可能ポケモン
まず、私の開封結果がこちら!
はっきり言いましょう…。
爆死です。
なんと全員、とびひざげり+とびはねる2ウエポンのエースバーンで瀕死ですね。
いやいや!参加者皆さんこんな感じかもしれないから…!!
今回ありがたいことに、9名の方が本企画に参加表明してくださりました!ありがとうございます!
その皆さんの開封結果とブロック分けがこちら!
ブロックにエースバーン2体おるやん。
それはさておき、やはり運が絡むので戦力に差がありますね。きれいに使えるポケモンが分散してる方もいれば、同じポケモンを複数引いている方もいます。
このポケモンの封入率については、少し事前調査を行ってはいたのですが、思いの外ポケモンが入っていないボックスもあったようで、ルール設定については少し反省点でした。
しかし!戦力差はありますが、これをいかにひっくり返すメタを貼るかが特殊ルールの醍醐味なので、どうにか勝てるように考えましょう。
今回のこの企画の募集ツイートですが、真面目に2リツイート8いいねくらいの反応があればいいかな、くらいで思っていたので、たくさんの反応をいただきありがとうございます!
参加者ではない方の中にも開封結果をあげておられる方もいて、楽しく見ていました!これはかなりコアラのマーチ販売に貢献しているのでは…?
ちなみに、私は株式会社ロッテ様の回し者ではありません。私が関係者だったら、エースバーンは収録しませんでした。
私が組んだ構築
上の結果を受けて私が育成したのはこの6体です!
コンセプトは、先発ダイマタチフサグマ+スカーフタチフサグマで物理を倒し、裏のラッキーで詰めるです。
特に、エースバーンは初手で来た場合確実に仕留めたいので、スカーフタチフサグマのこごかぜで素早さ操作をし、ダイマタチフサグマで倒します。
ダイマ側にはこごかぜ外しをケアしてヨプのみを持たせ、さらにエースバーンに狙われないように「マリィちゃん」というニックネームをつけました。可愛いマリィちゃんに膝をぶつけるトレーナーなんていませんよね!?!!
さらに、隣のスカーフタチフサグマは「ネズ」とあえて呼び捨てで名付けることにより、悪タイプジムリーダーの共闘というテーマを持たせつつ、ネズさんが狙われるように心理戦を仕掛けました。(ネズさんファンの方がいましたすみません…)
果たしてこの作戦はうまくいったのか。ここから先は大会後の私にバトンタッチしましょう。
あ、余談ですけど、ウールーには「アンチホップ」と名付けようとしました(ストーリーで手持ちから外されていたため)が、流石にやめました。
そして、特性もふもふ+HB特化なら、しんかのきせき無しでエースバーンのとびひざげりを確定耐えするんですよね。なんかうける。
大会結果!!
優勝:アインズさん
準優勝:やましょーさん
3位:@SURさん
でした!
皆さんおめでとうございます!
コアラブロックはやましょーさんが1位抜け、私が2位抜けし、マーチブロックはなんと3勝1敗で3人が並ぶと言う大混戦でした!
直接対決も3すくみだったので、公平をとるため正々堂々とじゃんけんで決めさせていただき、アインズさんが1位抜け、@SURさんが2位抜けとなりました!
残念ながら予選を抜けられなかった方々も含め、皆さんが限られた選択肢で勝ちに来ている様子が見られ、主催として非常に嬉しい限りでした。これほどにも歪な環境でも大会が成り立ったのは皆さんのおかげです…!
そして、主催の想定を越える考察をされている方もいて脱帽でしたね…!
途中、ルール変更等で困惑させてしまいましたが、最後までご参加いただきありがとうございました!!
また、今回参加出来なかった方がいましたら、機会がありましたら参加いただけると喜びます!!
おわりに
以上、特殊ルール「コアラのマーチシールド戦!」の記事でした!
また変なルールで遊びたいですね。思いついたらTwitterに投下したいと思いますので、リプなりいいねなりで火をつけてくださると開催されるかもしれません!
ではでは!!
(この後に、主催のパーティ大反省会について書きますので興味がある方はそのままご覧下さい…)
主催反省会
まずはパーティの詳細です。
今回のキモである「ネズ&マリィちゃんコンビ」。
調整はこちら(技は若干変わっています)
素早さ+1段階で最速フェローチェ抜き、A振り切り、マリィちゃんはダイアースも考慮して特防が偶数になるように残りを振りました。
しっかりオスとメスも合わせて育成をしたので、NN部門はかなり自信があるコンビでした。
ラッキーは詰めに使うポケモンとして採用しました。いくらパーティパワーが弱いとはいえ、ちいさくなるという秘術の採用はグッとこらえ、ハイパーボイスワンウェポンで殲滅する戦法をとりました。
続いて、キテルグマ。タチフサグマコンビで倒せなかった物理に対して、つぶらなひとみで攻撃を下げること、コーチングでラッキーの防御を上げるために採用しました。格闘技はキョダイセンリツ意識のかわらわりでしたが、ラプラスがいませんでした。
晴らす予定のなかったチェリム。かふんだんごでラッキーの回復役兼、ラッキーが積む猶予を生むためのメロメロを採用しています。
最後にウールー。可愛いので採用してしまった。なんなら「おねむな」ウールーを厳選してしまった。カウンターで一矢報いたかった。
全体を通して、ちいさくなるラッキーで詰まないように、のしかかりややどりぎのたねを採用していました。
ではでは、組んだパーティの項で紹介した作戦は上手くいったのか。
正直、上手くいきました。
ネズ&マリィちゃんコンビの初手ダイマで荒らして、裏のラッキーで詰める。けっこう良い感じだったんですよね。
しかし事件は起こった。
こちらは、予選2戦目vsやましょーさんでの一幕。
皆さんは違和感に気がつきますでしょうか…?
ん……?
答えは"ネズさん努力値未振り"。
やらかしましたねぇ…。
ネズさん火力無くね…?のしかかりだからこんなもんか…。
(努力値が振られていないのである!)
フェローチェに抜かれた!相手もスカーフか!?
(努力値が振られていないのである!!)
補正あり無振りスカーフでちょうど最速エースバーンを抜けたのが不幸中の幸いでした…。
ちなみに、3位決定戦でルカリオにいのちがけをされた場面、ネズさんの努力値振りができていれば2だけ残ったんですよね…。試合を左右したかは別として悔しすぎる…!
この手の大会で毎回ガバをやらかしているので、次回は気をつけたいと思います…。
以上、個人反省会でした!
ここまでお読みくださりありがとうございました!!
【剣盾ダブルS12】不意打ちダイマポリ2構築【最終196位(レート1882)/最高レート1907】
はじめに
どうも、うえすです!
今回は、ダブルバトルのランクバトル シーズン12で使用していた構築について書いていきたいと思います。
構築の経緯
初期構築
今シーズンから準伝説の解禁により使えるポケモンがウルトラサンムーン時代に近くなったため、過去に結果を残されている構築からヒントが得られないか、というところからパーティを考え始めました。
構築記事を調べていた中で、テッカグヤの詰め性能に惹かれ、テッカグヤ入りの構築を探していた中で気になったのがこちらの構築でした。
→http://infinityju.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
(無断リンクお許しください。問題があれば削除いたします。)
環境に多いレヒレに強そうだったので、Dビーストたべのこしテッカグヤを基に、この記事を参考にして、
眼鏡CSレヒレ
珠CS化身ランド
HCきのみクレセリア
と組んでいき、相手のレヒレにもう少し厚くするためにレジエレキ、対レジエレキのために電気無効枠が2体欲しかったのでアローラガラガラを採用し、初期案が完成しました。
これで実際にランクバトルに挑み、その時に感じた悪い点が以下の通りでした。
詰め切っても、たべのこし+やどりぎのアニメーションが長くTODで負けることがあった。
- レジエレキ
電気とノーマル打点しかないのが不便。特にガラガラと並んでしまうと何もできない。
- 化身ランドロス
まけんき、かちき対策で化身にしていたが、威嚇の方が欲しい場面が多かった。
これらを加味して変更を加えました。
構築ver.2
〈変更点〉
テッカグヤの持ち物 たべのこし→1/3回復実
レジエレキ→ライコウ
レジエレキの枠ですが、求めたのは速い電気タイプというところでした。そこで今作から熱湯を覚えて技範囲の広がったライコウを使ってみることにしました。
珠を持たせることで火力の出せるアタッカーにしつつ、バークアウトを採用することで裏のテッカグヤで詰める助けになるのではないかと考えたためです。コケコも採用を考えましたが、相手のレジエレキをフィールドで強化してしまうと困るので見送りました。
このパーティで今月初めに開かれたダブルバトルBo3ルールの大会「てるるんチャレンジ」に挑み、個人成績は2勝2敗でしたが手応えがあったのでここからさらに改良を進めました。
この大会後に感じたのが、
ねっとうがあまりしっくりとこない。
エスパー技があまり刺さらないため、ダイマを切っても利点がない場面が多かった。
メガネだくりゅうはなかなか良かったが、上から叩かれることが多く、即落ちしやすかった。
なので、ここをさらに変更して、ランクバトルに挑んでいきました。
構築ver.3
〈変更点〉
まず、てるチャレで相手のカミツルギが非常に厳しいことに気付きました。素の状態で上を取れるのがライコウしかおらず、そのライコウも打点がなかったので先に展開すると一方的な展開となっていました。
そこで、今作通常でも習得した技はどうだんに注目しました。これにより、特防に厚いカミツルギであっても致命傷を与えられ、ほかにきつかったバンギラスへの打点も確保できました。
続いてクレセリアの枠ですが、採用していた意図が、
・トリックルームの切り返しができ、耐久がある
・耐久型と思わせて想定外のダイマックスで荒らす
の2点でした。実際にダイマクレセリアで荒らせた場面も多かったですが、やはり火力が足りず、環境に一致技のエスパーが弱点のポケモンが少ない上に、浮遊で浮いているのでサイコフィールドの恩恵が得られない点が気になりました。
そこで他にいいポケモンがいないか探した時、ポリゴン2を思いつきました。しんかのきせき込みだと、H振りのみでクレセリアと同じくらいの耐久値となり、さらに特性アナライズで火力も出ると完璧なスペックでした。
ラストのカプ・レヒレの持ち物は、上から叩けるポケモンを増やせるようスカーフとしました。
今までライコウよりも速いポケモン入りのパーティに後手に回ることが多かったので、純粋に上を取れるポケモンがいるのは安心感がありました。
これで中盤〜終盤のランクバトルに挑み、かなり使い勝手は良くなったのですが、少し残った懸念点は、
・バンギラスに対するコマが少ない
という部分でした。
最終的には、レヒレを水ウーラオスに、アローラガラガラの型を変更することで最終的なパーティとなりました。
個体紹介
ライコウ@いのちのたま(プレッシャー・おくびょう)
169(28)-×( )-95( )-167(252)-120( )-180(228)
10まんボルト/はどうだん/バークアウト/まもる
ぽけっとふぁんくしょん!
※特性はせいしんりょくです。
調整:素早さ最速111族(化身ボルトロス)抜き、C振り切り、残りHで珠ダメ最小(10n-1)
主に、ロトムやトゲキッス、レヒレ、テッカグヤ、ガラルファイアーに対して選出していました。
技範囲が広く、環境に多かったレヒレに抜群が取れる電気枠としてとても使い勝手が良かったです。
いのちのたまを持たせることでエース運用するパターンと、バークアウトで相手の特殊アタッカーを弱体化させてとなりのポケモンの補佐をするパターンの2つで動けるようにしました。
そこそこある素早さのおかげで、上からデバフをかけられるのは強力でした。
また、技についてもタイプ一致の10まんボルトと、上で述べたバークアウトは確定で、様子見のできるまもる、そしてあと一枠ははどうだんとしましたが、これも正解でした。
チョッキ+特防にかなり努力値を割いているカミツルギには耐えられますが、基本考慮されていないような動きをされることが多かったので、刺さる場面が多かったです。
地味にダイナックルで隣のウーラオスを強化できるのもよかったですね。
かなり好きなポケモンなので、活躍させられて良かったです。
ウーラオス水@こだわりスカーフ(ふかしのこぶし・いじっぱり)
175( )-200(252)-121(4)-×( )-80( )-149(252)
インファイト/すいりゅうれんだ/アイアンヘッド/とんぼがえり
ぽけっとふぁんくしょん!
主に、レイスポス入り、フェローチェ入り、化身ボルトロス入りの初手に投げていました。
バンギラスに強く、レヒレに代わる水タイプとして採用しました。
スカーフを持たせることで、ライコウ以外に相手の上から動けるポケモンとして活躍しました。すいりゅうれんだがいかく無効なのも好都合でした。
そして、基本的にタスキ想定で動かれるので、スカーフが刺さる場面も多かったように感じました。
上記に書いた通り、化身ボルトロス入りの構築には、ウーラオス+ライコウと投げることで、H4振りダイマックス化身ボルトロスが、すいりゅうれんだ+ダイサンダーでほぼ確定で落とせるため、一度も行動させることなくイージーウィンすることができました。
また、レイスポス+レジロックの弱点保険起動構築や、ブリザポス+フェローチェのスピードスワップ構築への対抗策にもなっています。…が、実際は、無振りレイスポスに分の悪い乱数だったり、最速フェローチェに対して同速なので完全な対策にはなっていませんでしたね…。抗えないよりかはマシと開き直っていましたが…。
ウーラオスのすいりゅうれんだ
→無振りレイスポス:乱数1発(43.7%)
165(4)-197(252)-110( )-×( )-100( )-157(252)
ぽけっとふぁんくしょん!
ガラルファイヤー入りや、初手様子見をしたい時など、幅広く選出しました。
ガラルファイヤーの上から動きたかったので最速としています。
また、サイクルを回す役目と、ダイマックスアタッカーの役目も持たせたかったので、上記のような技構成とし、格闘技は切っています。
持ち物もなかば消去法的にチョッキを持たせていましたが、対特殊に対しても後投げできたりし、ダイアースと組み合わせて強引に耐えきることもできたのでしっくりと来ていました。
特にガラルファイアー入りには、隣へダイジェット、ダイアース、ダイワーム と使い分けることでターンをしのぎ切っていました。文句なしで強かったです。
テッカグヤ@混乱実(ビーストブースト・おだやか)
201(228)-×( )-137(108)-128(4)-154(148)-84(20)
ラスターカノン/かえんほうしゃ/やどりぎのタネ/ワイドガード
ぽけっとふぁんくしょん!
調整:参考元のものを使わせていただきました。
主に、ガラルファイヤー、メタグロス、カプ・レヒレに対して選出していました。
今回の構築を組むきっかけとなったポケモンで、やどりぎのたねで相手を積ませる勝ち筋を生み出せるところが強かったです。
今までは、相手を倒すことのみに意識がいっていましたが、このポケモンがいることで、誰を倒してしまえばテッカグヤで詰めることができるかというところも考えて動けたことが、今回上手くいった要因なのかなと思います。
技については、霊獣ランドロスに対して選出することが多いだろうということで、特殊鋼技のラスターカノン、トリルができない時のメタグロスをはじめとした鋼がきつかったのでかえんほうしゃ、詰めのためのやどりぎのたね、そして最後は守るではなく ワイドガードとしています。
このワイドガードが非常に強力で、ダイマが切れたあとのガラルファイヤーのもえあがるいかり、レヒレのだくりゅう、ランドロスのいわなだれとじしん、コータスのふんか、しっとのほのお、ねっぷうと、例を挙げればキリがないほど、防げる技が多く、これで隣のポケモンを守って逆転した試合もたくさんあったので、今回の構築の勝率にとても貢献してくれました。
調整だけは叩き台で使った7世代構築記事のままだったので、ここはちゃんと自分なりに工夫すべきでしたね。反省点です。
ポリゴン2@しんかのきせき(アナライズ・れいせい)
191(244)-×( )-110( )-172(252)-117(12)-58( )
トライアタック/れいとうビーム/10まんボルト/トリックルーム
ぽけっとふぁんくしょん!
主に、トリル、化身トルネロス入り、エルフーン入りに選出していました。
HCクレセリアから発想を得た、ダイマアタッカーポリゴン2です。
基本的に常時火力を上げられるアナライズにし、技も3ウェポン採用しています。
上記の化身トルネロス、エルフーン等には初手からダイアイスを撃つことで、タスキを貫通して倒すことができます。そして、めいそうを1回積んだH252レヒレに対しても半分以上のダメージが入るので押し切ることができます。
ポリゴン2のダイサンダー
→H252カプ・レヒレ D1段階上昇:55.3~65.5%
そして、H振りのみでもかなりの耐久があるので、即落ちすることも少なく非常に使い勝手が良かったです。
場合によってはダイマックスが切れた後にトリルを張れるところもよかったですね。
C252補正あり珠フシギバナのダイアース(だいちのちから媒体)
→HD特化Aガラガラ:低乱数1発(18.7%)
また、トリルアタッカーとしても動かすのですが、唯一トリルを張れるポリゴン2をアタッカーとしているので、こちらにサイドチェンジを仕込むことでサポートも行えるようにしました。
相手にやどりぎを入れて、テッカグヤ+Aガラガラの並びでサイドチェン&ワイドガードの動きが凶悪すぎましたね。
一方で、大事な場面でポルターガイストを外すのだけは心臓に悪かったです。
そしてこれはプレイヤーが悪いのですが、私が特性ひらいしんを失念するせいで、数々の味方のライコウ・ポリゴン2の10まんボルトを吸ってきました。何度やっても繰り返してしましますね…。
最終日はこれまたえふさんのアドバイスで、ポリゴン2の技の並びをいじって10まんボルトを下にし、他の技のPPが多くなるようにポイントアップを使って視覚的に防ごうとしましたが意味がありませんでした。ダメだこりゃ…。
選出について
vs化身ボルトロス入り
先発:ライコウ+ウーラオス(相手にガオガエンがいる場合はポリゴン2)
こちらにランドロスがいることもあって、基本的に初手に出てきてダイマックスされます。想定通り倒せることが多いのでかなり立ち回りやすかったです。
ガオガエンが相手にいる場合のみ、猫だましで止められないようライコウの10まんボルト+ダイアイスで攻撃していきましょう。
vsガラルファイヤー入り
テッカグヤはファイヤーにやどりぎを入れつつ、ライコウのバークアウトかランドロスのダイマを隣に撃ってやり過ごします。やどりぎで体力が半分以下となった場合はぎゃくじょうが発動しません。
相手が自ら弱点保険を起動してくる場合は難しいですが、交代でダイアークのDダウンを解除しながら立ち回りました。
vsコータスフシギバナ
先発:ポリゴン2+Aガラガラ
ポリゴン2とガラガラでフシギバナに集中します。晴れていれば、ダイマックスを切られてもガラガラのフレアドライブで相打ちに持っていけます。
ねむりごなのケアでこちらはダイマックスを切らないようにしましょう。
vsレジロックレイスポス
ウーラオスでレイスポスを倒しに行きます。こちらが弱点を突くように見えるためか、倒し損ねても鬼火などを撃たれることが多く、レジロックの弱点保険を発動させないように立ち回っていきます。
場合によっては、レイスポス撃破後にウーラオスでダイスチルを相手の隣に撃ち防御を上げていきました。
vs化身トルネロス入り
先発:ポリゴン2+なにか
基本的にトリル警戒でちょうはつされるので、初手ダイマで荒らしていきます。
隣にガラガラがいる場合はダイサンダーを撃たないようにしましょう(戒め)。
vs雨パ
水の通りがいいので非常に厳しいです。ダイマポリゴン2のダイアイスで天候を取りながら頑張りました。
厳しい並び
ドラパルト入りや、上位に多かったオーロンゲ+サンダーのような構築は、されることが分かっていてもどうしようもなく、その部分は弱かったなと思いました。
何とかどの構築にも5分以上で戦えるように構築を組んでいきたいですね。
結果
73勝47敗 最終196位 最終レート1882
(最終日最高139位:最高レート1907)
念願の自己最高レートを更新できました!
インフレしたシーズンではありましたが、自己最高順位でもあるので素直に嬉しいです!
目標は最終2桁としていて、それにはあと一歩及ばずでしたが、自分で考えて組んだ構築で結果を残せて本当に良かったです!
最終日も大きな連敗をすることなく、安定して戦えたのはとても収穫でした。対戦に対する度胸も付いたと思うので、次こそは最終2桁を目指したいですね。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
かなり長くなりましたが、参考になる部分があれば幸いです。
ではでは!