【ポケモンSVダブルS17 最終272位】イエドクガ
はじめに
どうも、うえすです。
今回は、ポケモンSVのダブルバトル シーズン17のランクバトル、および第2回・第3回JCS予選で使った構築の紹介をしたいと思います。
構築経緯
第1回のJCS予選後、てるるんチャレンジの大会放送で見かけたアンセナさんのイエカシラドクガの構築が、各ポケモンにシナジーがあり面白いと思いました。
<アンセナさん構築の並び>
水
その構築を友人のえふさんに伝えたところ、それをベースに構築を組み、手応えがあったとのことだったのでそれを拝借させてもらうことにし、第2回JCS予選に臨みました。
<構築の並び>
水
基本選出はイエドクガ+アマガガチグマであり、この並びは非常に強力だったのですが、水ウーラオスを全くといって出さなかったのでそこを見直すことにしました。
先発ドクガを使っていて、相手のランドロスやヒードラン、ブリジュラスに苦手意識があったので、これらを迅速に処理できるようスカーフ命懸けコノヨザルを採用しました。
また、挑発でトリックルームを対策している相手に、思い通りに戦われるのが嫌だったので、イエッサンの持ち物をメンタルハーブに変えて、第3回JCS予選に臨みました。
残念ながら予選は抜けることができませんでしたが、構築の動かし方を理解できてきていた実感があったので、再度技やテラスを微調整してシーズン17のランクバトルを戦いました。
構築詳細
イエッサン
・控えめメガネハバタクカミのテラスムーンフォースを最高乱数以外耐え
もともとは鋼テラスで、悪ウーラオスの暗黒強打+臆病ハバタクカミのムンフォを良い乱数で耐えるように調整していました。鋼テラスは、初ターンからドクガのヘドウェを撃つ選択肢も取れるのがよかったです。
ですが、悪ウーラオス+ハバタクカミの並びにあまり当たらなくなったのと、トルネ+水ウーラオスの並びに、あまごい+水流連打の動きで処理されることが増えたので、水テラスに変えました。
テツノカシラ
えふさんからの、素早さいらなくね?という発案を受けて、CSからHCに変更しました。
きあいだまの枠は、元々めいそうにしていましたが、ガオガエン、ヒードラン、ドドゲザンに対して打点がないのが気になったので変更しました。
テツノドクガ
ガオガエン、イーユイ、炎オーガポン、ウガツホムラ、エンテイ等の炎タイプをメテオビームで倒すのがお仕事。
オーガポンを考えるとSは削れず、火力も下げられなかったので、調整はせずにCS。
ガチグマ
基本はトリル下で動かしますが、トリルせずに動かす選択肢もある(発案者のうけうり)のでS個体値31で無補正。
耐久を落としてしまいますが、個人的には単体地面技が欲しかったので、ぶちかましを入れています。
個人的に相手のガチクレセに苦手意識があり、かつ、相手のガチグマとのS関係が分かりにくかったので、S個体値0下降補正にしておいてもよかったかなと思いました。
アーマーガア
トリル下で、隣のガチグマが地震を撃っているスキにてっぺきを積んで、相手を詰ませにいきます。ドクガのヘドウェに巻き込まれないのもgood。
えふさん発案のポケモンで、本当にこのポケモンが強く、かなりの勝ちを量産してくれました。特に相手の化身ランドロスを置物にできるので、あえて残す立ち回りなどもとることができました。
テラスは元はドラゴンでしたが、鉄壁を積めば物理炎も相手できると考え、瞑想+ドラゴン技+じんらいのタケルライコに択勝負を仕掛けられるフェアリーに変えました。実際にはその場面は起きませんでしたが、悪ウーラオスとの対面で使える場面はありました。
コノヨザル
・意地スカーフウーラオス抜き
・H振りドドゲザンまで命懸けで倒せるようにHを伸ばした
ドクガの刺さりが悪い際に、先発でいのちがけさせるのがお仕事です。
Xでスカーフにほんばれクレセリアを見かけ、そこからヒントを得て、対雪・雨へのメタとして日本晴れも仕込んでいます。
元はシャドークローの枠を冷凍パンチにして、ランドロス対面ではいのちがけをしない立ち回りもできるようにしてましたが、倒せなかったり、冷凍パンチでこだわるのが弱かったりしたので変更しました。(いのちがけをせず、甘えて冷凍パンチを選択したせいで負けた試合が、予選でいくつかあったので悔やまれます。)
基本テラスは切りませんが、切る場合は火力が欲しい場面だと考え、ゴーストにしています。
選出
基本選出(対スタン、追い風、ホムラドドゲザンなど)
先発:イエッサン+テツノドクガ
後発:ガチグマ+アーマーガア
ほとんどがこの選出です。
初ターンはメテビ+トリルを選択し、トリル後はガチグマ倒しきるorアマガで詰ませるのが目標です。
優先的に処理するのはタケルライコ。加えて、相手にゴリランダーがいる場合はイエッサンを大事にします。
トリルができなかった場合は、基本Cが上がったドクガが残っているはずなので、少し苦しいですがまだなんとかなる範疇です。
ホムラドドゲザンに対しては、ホムラにメテビ、イエッサンをアマガ引きなどしてましたが、相手によってはドドゲザンでドクガを狙っている場合も多く、うまくパターン化できませんでした。
相手にサーフゴーがいたり、コータスがいる場合は、アマガではなくテツノカシラを選出していました。
ガチトリル
先発:イエッサン+テツノドクガorテツノカシラ
後発:ガチグマ+テツノカシラorアーマーガア
基本的に相手の構築にはコータスが入っているので、その場合は先発ドクガ、後発カシラにします。
ドクガ先発の場合はメテビ+イエッサンの封印でトリル封じつつ、上から殴り倒します。
相手がイエッサン+ブリムオンの場合は、ブリムオンが炎テラスを切ることも多く、メテビでイージーウィンが取れました。事故って相手にトリルをされてしまうことも考慮して、基本はテツノカシラにテラスを温存しましょう。
トルネ+ブリジュラス
先発:イエッサン+コノヨザル
後発:ガチグマ+アーマーガア
相手パーティには水ウーラオスが同居してることも多いので、先発でウーラオスが来てもブリジュラスが来てもそちらに命懸けしつつ、トリルを張ります。
ブリジュラスが処理できれば、アマガで詰ませやすいです。
もし、後発ブリジュラスの場合は、なんとかガチグマで倒しきる必要があります。
対雪
先発:コノヨザル+テツノドクガ
後発:他から2体
日本晴れ+熱風で、天候を書き換えながら押していきます。基本的にヒスイウインディが同居している印象なので、メテビは温存しておきたいです。
裏の2体は正直固まっていないのですが、日本晴れしたコノヨザルの引き先として、アマガかイエッサンはよく選んでいた記憶があります。
苦手な構築
寿司
ウーラオスを抜いた影響で、結局対策らしい対策が思いつきませんでした。トリルを貼ってガチグマとテツノカシラで押していくことになるのですが、上手い相手には捌き切られることが多かったです。
ディンルー+ガラルサンダー
予選でマッチングしてこの並びを知り、相手のやることがわかっても、こちらの選出を固めきることができませんでした。
ディンルーだけならばアマガで対処できますが、隣がひたすらやられたり、相手のクレセリアに回復されるのできつかったです。
成績
48勝25敗 最終レート1809.6 272位
なんだかんだで、ポケモンsvになってから初のレート1800越え、初の最終3桁を達成することができました。
もっと上を目指したい気持ちもありましたが、最終順位を残しておきたいという気持ちの方が強く、潜る勇気がでなかったのでここでフィニッシュです。
次は、来年予選に向けて、上位を目指して対戦を続けるメンタルと、勝つためのプレイングを身につけていきたいですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!それでは。