パチリスと挑むバトルオブシンオウ
どうも、うえすです!
今回は2018年2月23〜26日に行われた公式インターネット大会"バトルオブシンオウ"で使ったパーティの紹介をしたいと思います!
ルールと事前情報
今回の大会の特別ルールはシンオウ図鑑に載っているポケモンのみが参加できるというものです。参加されていた方はご存知だとは思いますがDPPtで全国図鑑のみに登録されているクレセリア・ヒードラン・レジギガスなどは参加することはできません。(他のブログではレジギガスについて触れられているところが少ない気がしたので念のため…)
また、道具に関してはメガ石、Zクリスタルも禁止となっています。ですので、高火力に限界があるため、耐久積みポケモンなどが強力になるという情報が多くみられましたね。
これらを踏まえて簡単な考察を行いました。
パーティ構築まで
まず事前情報と周りの方々のお話から、以下を注意すべきと考えました。
・高耐久ポケモン (ポリゴン2、ハピナス、サマヨール、ブラッキーなど)
・単純に使用率が高そう (ハッサム、ゴウカザル、ロトム、ガブリアスなど)
これらを見て、まず思いついたのが特殊マンムーです。高耐久ポケモンに対しては地割れでごまかし、物理受けで出てきたギャラドスに対してフリーズドライをぶつけたいと考えました。
マンムーだとゴウカザルが厳しいので、物理受けとしてユクシーを採用。さらにスキルスワップを持たせることでムラっけを奪って逆に起点にできるようにしました。
続いてつるぎのまいハッサムや太鼓マリルリなどの積み相手に強く出れるてんねんピクシーを、また高火力負担をかけることができ先制技も持たせることのできる鉢巻マリルリを加えました。
ここまででロトムが厳しいのでトリトドン…ではなく、満を持してパチリスを採用。(このブログでパチリスが出てきたのはいつぶりだろう…)
パーティ全体の素早さが低いので、マニューラ、ゴウカザルを上から殴ることのできるクロバットを加えて完成しました。
(上の話はこじつけで本当は最初からパチリス使う気満々だったんですけどね)
個体紹介
パチリス
持ち物:オボンのみ
おくびょう 特性:ちくでん
159(188)-x-90-65-139(228)-139(92)
またまたインターネット大会出場を許された相棒枠。シングルで使うのはとても久しぶりですね。
今回は使用率が高いであろう対ロトム用に育成しました。素早さは準速FCロトム抜き、あまりをHが16n-1かつ、水ロトムのハイドロポンプのダメージが低くなるようにHDに振り分けました。特化ハイドロポンプであればオボン込みで2耐えすることができます。(低乱数を引くとむしろオボン発動せずに倒される可能性がある)
オボン消費後はほしがるでメガネやスカーフ、半分回復実を奪えてうま味でした。
技構成はダメージ量が約束されるいかりのまえば、対耐久ポケモンへのどくどくが確定で、サイクルを回せて気持ちダメージのでるボルトチェンジ、最後の嫌がらせにほしがるとなりました。
元々はほっぺすりすりを入れていたのですが、パチリスに後投げされるのは地面タイプであるだろうということ、相手にしたいロトムに麻痺が入らないことから不採用になりました。
実際、裏に積みポケモンがあまりいないため、麻痺よりも毒を入れたい場面が多かったのでこれで間違っていなかったと思います。
地面タイプが投げられると言っておいてとんぼ返りにしていないのはなぜなんですかね…?
マンムー
持ち物:たつじんのおび
おくびょう 特性:あついしぼう
195(80)-x-100-120(240)-81(4)-135(184) (HBCS個体値:30)
フリーズドライ/めざめるパワー炎/じわれ/ほえる
今回自信のあった地雷枠。
水タイプが多く、受けに出てくるであろうギャラドスや水ロトムに負担をかけられるフリーズドライを使えるために採用しました。ついでにトリトドンやヌオーに4倍をつけるのがえらい。素早さは1舞で130族抜きに調整しているギャラドス抜きまで振っています。
さらに油断してきたハッサムを狩るためのめざ炎(確定1発とは言っていない)。不意をつくという意味では十分だと思います。
そして無限の勝ち筋であるじわれを搭載し、積みポケモン、特に太鼓マリルリ、カビゴンを流せるほえるとしました。
最後までほえるの枠を、こおりのつぶて、つららばり、じしん、どくどくと悩みに悩み抜いたのですが、完全にどくどくが正解でしたね…。
相手を耐久ポケモンだけまで追い込んでおいて、こちらの突破手段が地割れ頼みは流石に不安定すぎました…。
ユクシー
持ち物:たべのこし
わんぱく 特性:ふゆう
182(252)-95-174(68)-x-163(100)-115
物理受け兼ムラっけ対策枠。
ハッサムへの打点を確保するためにほのおのパンチを採用し、アグノムや積みポケモンへのイカサマ、耐久相手のどくどくが入っています。
持ち物はゴツゴツメットも良いかと思いましたが、回復技が無くゴリ押しに弱く感じたためたべのこしでほんのり場持ちをあげました。
後からレート上位に入られている方の記事を読んで、スキルスワップがポイヒグライオン対策にもなるとわかり、はぇ~~と感心してました。(一度もポイヒグライオンとムラっけに当たらなかった)
なんとこのユクシー努力値が振り終わってなかった!(記事書いてるときに気づいた)
マリルリ
持ち物:こだわりハチマキ
いじっぱり 特性:ちからもち
201(204)-112(252)-100-x-107(52)-70
パーティ唯一の火力で負担をかける担当。
はらだいこマリルリと悩んだのですが、対戦はほとんどサイクル戦メインになると考え、その際に相手の交換先に手早く負荷をかけられる鉢巻を選びました。
相手に水ロトム、ミロカロスがいる際は、有利対面でじゃれつくを選ぶようにしていました。まあ、外すんですけどね…。
終盤の詰め筋にアクアジェットもあるので使い勝手は良好でした。
ひたすらヤンキー居座りさせてごめんなさい。
ピクシー
持ち物:アッキのみ
ずぶとい 特性:てんねん
202(252)-x-137(252)-116(4)-110-80
積みアタッカー対策。同じく特性がてんねんであるヌオーと迷いましたが、水ロトムメタに草ロトムが一定数いるだろうと考えたことと、ORAS時代に使ったことがあり信用があったためにピクシーを選びました。
めいそうを積んで要塞化していきたい。
ちいさくなるを持っていると、不利対面でも運ゲーに持ち込みたくなり冷静な判断が出来なくなる気がしたので不採用としました。
結局、ハッサム対面は捨て身のだいもんじ撃ちをしたり、強引にめいそうを積んで居座ったりしていたのであまり意味がなかった気がしなくも無いですが。
この子は技を一度も外しませんでしたね。えらい。
クロバット
持ち物:ヤチェのみ
ようき 特性:すりぬけ
161(4)-142(252)-100-x-91-200(252)
高い素早さで上から殴るために採用。なぜかORASに物理型と特殊型の育成済みがどちらもいた。
ゴウカザルに抜群をとれるブレイブバード、マニューラ、アグノムに抜群をとれ、対面操作のできるとんぼがえり、マリルリへのクロスポイズン、耐久に刺すどくどくと対応できる範囲を広げました。
他にはハッサムへのねっぷうや、挑発、はねやすめなど入れたい技はたくさんありました。
持ち物はとりあえずヤチェのみを持たせたところ意外と活躍してしまった。
対戦5試合目ごろにゲンガーを相手できるのがこいつしかいないという致命的な欠陥に気づき選出率が急上昇。パチリスとともにサイクルを回したり、最後の掃除役も担ってくれました。
はじめに育成済みを見たときに、想像していた能力値を(悪い意味で)裏切ってきたので信用度が低かったですが非常に活躍してくれました。悪口言ってすまんかった。
戦績とか
23勝22敗
最終レート1500ちょうどくらい
瞬間最高レート 1590
最高レート1600には乗せておきたいところでしたが勝ちきれませんでしたね。
戦い始めてみると、
・ロズレイド : こちらに刺さりすぎ
・ポリゴンZ : スカーフでもメガネでも半壊
・ジバコイル : こちらで抜群とれるやつが、相手からも抜群がとれる
・エンペルト : あれ?打点がないぞ…?
などなどキツイ相手がどんどん発覚し、考察の甘さが露呈しました。
上を目指すにはまだまだ実力が足りないのだなと思いましたね。
しかし、大会としては大好きなパチリスと懐かしのサイクル戦を満喫でき非常に満足でした。
もし、サブロムを持っていればマニューラ、アグノム、ゴウカザルなどの高速アタッカー主体のパーティもやりたいなと思いました。
終わりに
ここまで長い記事にお付き合いいただきありがとうございました!
メガ進化、Z技も好きですが、こういった特別ルールも楽しかったです。またやって欲しいですね。
リアルの事情でしばらくレートに潜れなくなるので、これが区切りの記事となりそうです。
今シーズン、全国ダブルはまじめに?考えたパーティを、wcsではパチリス入りで潜っていたのですがどちらもあまり結果が振るわなかったので、また復帰した際に練り直して記事にしたいと思います。
その際にもし興味があればまたのぞいていただければ嬉しいです。
それではこのあたりで。
いつか上を目指してパチリスと!ではでは!!
Twitter → @uest_dego