ぱちりすと!

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立派なパチリス使い(パチリスト)を目指して…

【サンムーン, S4ダブル】 偶然を必然に!ひるみ誓いパ

どうも、シーズン4でも結局パチリスとレートに挑めなかったうえすです!

今回は、誓い技をテーマに、ダブルバトルのレートに挑んできたのでそのパーティの紹介をしたいと思います。

それではどうぞ!

 

はじめに

今回は御三家+イッシュ三猿(+ドーブル)のみが覚えることのできる誓い技を使いたい、というところからパーティを組みはじめました。

 

この誓い技は、みず、ほのお、くさの3種類のうち2種類を同ターン中に繰り出し、合体技として神様に捧げる(相手に命中させる)ことで特別な力(特殊効果)を授かることができる技です。

 

漫画やアニメの世界では、特別な力を与えられた主人公が相手を無双していくのは王道の展開。つまり、ポケモンの世界でも、誓い技で特別な力を得られれば無双できるはず!

いざ実践!

 

 

捧げる誓いをえらぶ

漫画では、だいたいが主人公に一方的に力を授けられますが、ポケモンでは3種類ある誓いの力の中から、自分で選ぶことができます。なんと親切な…

内容は以下の通り。

 

くさ+みず(湿原):4ターンの間、相手の素早さを6段階下げる

みず+ほのお(虹):4ターンの間、技の追加効果を2倍にする

ほのお+くさ(焼き野原):4ターンの間、相手に1/8ダメージを与え続ける

 

この中では、湿原が強力な素早さ操作の戦術なためメジャーらしいですね。

虹も特性”てんのめぐみ”と同じ効果で面白そうだし、焼き野原は、まあ、なんだ、嫌がらせにはなりそう。

ふむ、どれにするか迷うなぁ。

 

ん……?てんのめぐみと同じ効果…?てんのめぐみといえば、あの白い悪魔、あの戦術…

f:id:pacchirin:20170719001430g:plain<まひるみ!

 

”虹を発生させて、追加効果で相手を全員ひるませ続ければ負けないのでは…?”

 

ダブルバトルでよく使われる技の一つである、いわなだれは相手全体攻撃+ひるみ3割。誓いの効果でひるみ6割に。

さらに、こちらのポケモンがどちらもいわなだれを選択した場合、相手がひるまない確率は

40%×40%=16%

技の命中率を考慮しなければ、きあいだまを当てるよりも容易く相手をひるませることができる!

こうなったら、ひるみ効果のある技を詰め込んでやるぜ…!

 

こうして、”白い悪魔の力”に手を染めることとなったのだった…

 

 

誓いポケモンを決める

虹を発生させるには、ほのおとみずの誓いをしなければなりません。

また、このパーティのサブテーマはひるみなのでできる限り相手の上を取りたいところ。

この二つを満たせそうなコンビを見つけてきました。

 

リザードン+カメックス

リザードン

 持ち物:きあいのタスキ

おくびょう  特性:もうか 

ほのおの誓い/熱風→エアスラッシュ/おいかぜ/まもる

 

カメックス

持ち物:いのちのたま

ひかえめ  特性:げきりゅう

みずの誓い/ふぶき/ねこだまし/まもる

 

カメックスねこだましで補佐をしつつ、追い風を展開。その後に誓いをぶっぱし後述のひるませのスペシャリスト(ひるミスト)につなぐことを理想の動きとして採用。

カメックスが落とされると話にならないので、もし厳しそうなら守り、リザードンのタスキを信じて追い風をする。

カメのいのちのたまは、持ち物に悩みとりあえず火力を上げれるからという適当な理由で採用してしまった。

S操作しながら誓えて、これはいけるはず!!

 

 

23勝20敗 レート1551

なんだこの微妙な感じは…

 

反省会

ざっくり勝てなかった理由を上げてみましょう。

 

1, 誓う前にひるまされて、展開できないことが多発(こちらがひるませる予定なのに…)

2,誓い合体技の威力が足りない(2体分の攻撃ターンを消費してるのに、一撃で落とさない相手が多い)

3,誓い、追い風ターンが足りない(最初の2体が微妙に残ると困る)

4,初手の弱点被りがキツイ etc...

 

特に1が問題でしたね。ひるませたいのに、何度スカーフランドにひるまされたか…。

スカーフランド単体ならねこだましで問題ないのですが、隣にコケコがいるとそちらにねこだましせざるをえない。

リザードンのS100では誓いの展開が厳しかったです…

 

しかし、意地でも誓ってひるませたい…!

ということで、組み直したパーティがこちらです。

 

 

パーティ個体紹介

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↑手作りしてみました

赤枠:今回のテーマポケモン

青枠:サブポケモン

 

ゲッコウガ

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持ち物:こだわりスカーフ

やんちゃ  特性:へんげんじざい

152(36)-161(252)-87-123-81-170(220)

調整:S 最速スカーフガブリアス抜き

みずの誓い/冷凍ビーム/いわなだれ/ダストシュート

 

ランドロス、テテフ、リザードン、コケコなどを上から一撃で倒せ、かつ超スピードで誓うことができる。おまけに、ひるミストの一端を担うこともできるスーパーポケモン

文句なしで強かった。強すぎて、誓い以外の技ばっかりうっていた。(ん?)

 

弱点としては技の撃ち分けができないこと。他の技を撃つと、引くまで誓えないのでそこは難しかったですね。

あとは、けたぐりがほしい場面が多かった。あと1枠技スペースがあればなぁ。

(これもしかして、みずの誓いをけたぐりに変え  )

 

マフォクシー

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持ち物:きあいのタスキ

おくびょう  特性:もうか

151(4)-x-92-166(252)-120-171(252)

ほのおの誓い/マジカルフレイム/鬼火/よこどり

 

火力が最も高い誓いアタッカーとして採用。(メガリザードンYは日照りで誓い合体技の威力が下がるため不採用)

追加効果のある技をいれて虹を活かしたかったですが、誓えなかったときに腐らぬよう、他の技は補助よりのものを揃えました。

隣のゲッコウガくんが基本誓わなかったので、この判断は間違っていなかったですね。

 

使ってみて分かったのは、専用技であるマジカルフレイムが強いこと。100% Cをダウンさせられるのは強力でした。

また、もうか込みでなかなかの火力が出るので可能性を秘めている感じがしました。

 

なお選出率は最下位だった模様。

 

プテラ

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持ち物:おうじゃのしるし

ようき  特性:プレッシャー

155-157(252)-85-x-96(4)-200(252)

いわなだれ/こおりのキバ/ほのおのキバ/まもる

 

ひるませたいという邪心を全て担った悪魔。

ひるみ効果をもつ3ウェポンに、おうじゃのしるしを持たせた。

 

誓っていない場面でも、あいてを両ひるみにさせることもあり、一体で戦況をひっくり返すことが多々あった。

火力は足りないが、それでも高いSからひるみの恐怖を与えられる点がすばらしかった。おそらくコンセプト的にもこのパーティのMVP。

耐久は皆無なので要注意。

 

メタグロス

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 持ち物:メタグロスナイト

ようき  特性:クリアボディ→かたいツメ

179(188)-163(60)-151(4)-x-111(4)-134(252)

メガ後:179-173-171-x-131-178

しねんのずつき/アイアンヘッド/冷凍パンチ/アームハンマー

 

速くて火力もあり、ひるみが狙えるメガ枠ということで採用。

当初はメガガルーラだったが、素早さが物足りなかったので解雇になった。

 

しねんのずつきの命中不安を差し引いても、なかなかの活躍をしてくれました。

一致技どちらでもひるみを狙える点はポイントが高かったです。 

また、バレットパンチを覚えさせ忘れてアームハンマーのままでしたが、これが意外とあって助かる場面も多かったです。

 

カプ・レヒレ

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持ち物:ミストシード

ずぶとい 特性:ミストメーカー

175(236)-x-154(36)-127(92)-168(140)-106(4)

だくりゅう/冷凍ビーム/マジカルシャイン/まもる

 

いつものレヒレ。俗にいう流用個体。

虹の効果により、6割で命中ダウンを引けるのも悪くないと考え採用しました。

このパーティでは貴重なまもる持ちなので、対雨パやトリルのターン稼ぎなどのために選出することが多かったです。

相変わらず火力のほしい場面が多かったですね。

 

ランドロス

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持ち物:とつげきチョッキ

いじっぱり 特性:いかく

165(4)-199(124)-128(140)-x-100-138(240)  (S個体値24)

いわなだれ/じしん/ばかぢから/とんぼがえり

 

いつものヒャダインランドロス。俗にいう(ry

今回はスカーフをゲッコウガにとられたので、チョッキを持たせました。

威嚇枠と地面無効枠として採用しました。

 

技構成は完全にシングルの流用だったのでもう少し試行錯誤してもよかったかもしれません。

このパーティではトリルが非常にきついため、ほえるを入れてもよかったかも。

 (追記……ほえる覚えないんですね。ほえそうなのに。)

結果と反省

26勝17敗 レート:1550くらい→1650くらいをうろうろ

最高レート:1711

f:id:pacchirin:20170719001255j:image 

目標としていた1700は達成しましたが、それ以上を目指すことは難しかったです。

原因としては、

 

1, スタンパに弱い

メガガルーラや眼鏡レヒレなど、レートが上がるとよく見かけるポケモン入りのパーティに対して殴り負けるため厳しかったです。

特にサンダーの追い風で上をとられると、テーマのひるみが意味をなさないためきちんと対策すべきでした。

致命的すぎますね…

 

2, トリルに弱い

ひるみを狙う関係上、Sの高いポケモンを多く採用したためほぼ負けていました。

また、挑発や猫だましもちがいないので、阻止手段が虹無しの追加効果のひるみ祈りという、不安定さが露骨にでましたね。

 

大きなところはこの二つでしょうか。

 

あとはテーマ全体の反省として、誓える試合がほとんどなかったことですね。ゲッコウガが他の技を撃ちたい場面が多すぎた。

それでも、誓いなしでひるませ勝った試合も多く、ひるみ狙い全振りで組んだ効果はあったかもしれません。間違いなく白い悪魔の加護を受けてましたね。

 

おわりに

ここまで長い記事を読んでいただきありがとうございました!

誓わなければ、ただのひるみ運ゲパーティに近いので(言ってしまった…)、しばらく封印しようと思います。相手に使われたくないし…笑

ひるみの強さを再確認でき、良かったと思います。

 

世間ではシーズン5が始まっていますね。

次もまた、何かテーマ決めてレートに潜れたらなと思います。

 

それではここまでお付き合いありがとうございました!

今シーズンこそパチリスと!(n回目)

ではでは!!