どうも、うえすです!
前記事で惜しくも微妙な結果に終わった特性”ものひろい”を対戦で活かすべく、またパーティを組んでレートに潜ってきました。
はじめに
前回のパーティの反省点を簡単にまとめると、
・勝ち筋を用意する
・ものをひろう意味を見い出す
(・ギミック以外のポケモンを強くしすぎない)
でした。
一つ目は言わずもがなですが、二つ目に関しては、前回はただものひろいを発動させたい一心だったので、拾った時のリターンが大きくありませんでした。そこで今回はここを意識して構築を組み始めました。
パーティ構築まで
今回のものひろい役は種族値が一番高いやつにしよう
↓
トリックルームが使える!これだ!!
↓
トリルエースとなると…カビゴンとか…?はらだいこ…くいしんぼう…混乱実…。
パンプジンがきのみを拾ってカビゴンに渡し続けるとループできるのでは?
↓
カビゴンだけだと心もとないな。くいしんぼうもあるし鈍いベトベトン入れるか
↓
メガ+威嚇するフレンド:ボーマンダ
フィールドかきかえるフレンド:カプ・レヒレ
↓
完成!!
やりたいこと
1, <トリルするよー ドンドコドン
2, モグモグ
3,<おかわりだよー →アターック
4, <ひろってきたよ モグモグ
5,<おかわりだよー →アターック
以下、4と5繰り返し
個別紹介
パンプジン
持ち物:イアのみ
わんぱく 特性:ものひろい
192(252)-120-187(220)-x-100(36)-74
まもる/かげうち/トリックルーム/トリック
今回の主役。
なんと、特性ものひろいのポケモン中1位の種族値をもっている(合計494)
前回のパチリス(合計405, 6位)よりも100近く種族値が高い。これは強い!
というよりも、ものひろい界隈の能力値の低さが深刻である。パチリスの次がゴンベ(合計390, 7位)はいかがなものか。
ちなみに2位はエテボース(合計482)、3位はデデンネ(合計431)である。
話を戻して、今回のパンプジンの役割は一つ目はトリルをはり、カビゴン、ベトベトンのサポートをすること。二つ目はトリックできのみを味方に渡し、味方の食べたきのみを拾ってきて再び渡す、きのみループを行うこと。
トリルさえはれてしまえばきのみを渡すことは容易いので、かなりの活躍をしてくれました。
この子は孵化3体目で生まれた色違いです。そのためか、集中砲火を受けることが多々ありました。目立つからかなぁ。
特性カプセルを使って、特性をものひろいに変えました。こんな機会はもう一生ない気がする。
カビゴン
持ち物:フィラのみ
ゆうかん 特性:くいしんぼう
236(4)-178(252)-117(252)-x-130-34 (S個体値6~7)
はらだいこ/恩返し/10万馬力/まもる
主役その2。はらだいこを積んで全抜きを狙う。
はらだいこをしてきのみを消費後、パンプジンからおかわりを貰いつづける真のくいしんぼう。
トリルはらだいこまで決まれば、カビゴンが1体ずつ処理、パンプジンがきのみをカビゴンにトリック。
カビゴンorパンプジンを相手は一体で沈めない限りループが回るので、非常に強力でした。
技ははじめ、岩雪崩を採用していましたが、トリルが出来ない時にひるみの旨味がないこと、肝心なところで外しがあることから、炎タイプ(特にドラン)への打点として10万馬力に変更しました。
おかわりを貰う前に倒されて、パンプジンが虚空にトリックすることが多発した。
アローラベトベトン
持ち物:バンジのみ
しんちょう 特性:くいしんぼう
212(252)-157(252)-96(4)-x-132-69 (S個体値28~29)
はたきおとす/毒づき/ストーンエッジ/のろい
トリルエースその2。
カプ系統や、相手にリザードンがいる際に選出。きのみループができそうなくいしんぼう持ちということで白羽の矢がたった。
重くなるであろうリザYに対し、奇襲を仕掛けられるようエッジを仕込みました。
対リザには一度も外さなかったので、想定通りの役割を果たしてくれました。
当初の予定では、トリル下でのろいを積む予定だったが、どちらかというとトリルを使わない選出時の方が輝いていた気がする。
そもそも積むよりも殴りたい場面が多かったからですね。
ベトベトンでのループはほとんど機会がありませんでしたが、テテフに強く使いやすかったです。いっそのろいを毒毒やちいさくなるに変えてみるのもよいかも。
ゴウカザル
持ち物:気合いのタスキ
ようき 特性:もうか
152(4)-156(252)-91-x-91-176(252)
猫騙せるフレンズ。前回、鋼が重かったのも考慮にいれ炎タイプでそこそこ速さのあるゴウカザルを組み込みました。
仕事としては、トリル展開が厳しい時の猫騙し、タスキを盾に重い相手を処理するのが主でした。
完全に猫騙しと炎という上に書いた理由だけで採用しましたが、このパーティにフィットしていた気がします。
インファイトがそこまで有用に働くことが少なかった印象。というか、素早さを考えてこちらにエッジを仕込んだ方が良かったのでは…。
ボーマンダ
持ち物:ボーマンダナイト
おくびょう 特性:いかく→スカイスキン
メガ前:171(4)-x-100-162(252)-100-167(252)
メガ後:171-x-150-172-110-189
メガ進化できるフレンズ。ガルーラに頼りっぱなしではいけないと感じ、トリル展開以外の場合に速さのだせるボーマンダを採用しました。
ここまで物理に寄っていること、範囲技のスキンハイボができることから特殊型にしました。(けっしてORASに育成済みがいたからではないですよ)
スキンの弱体化を受けましたが、それでも中々の火力。6世代のマンダニンフはどんだけ火力あったんだ…。
そういや、最近ニンフィア見ませんね。元気にしてるかな。
カプ・レヒレ
持ち物:ミストシード
ずぶとい 特性:ミストメイカー
175(236)-x-154(36)-127(92)-168(140)-106(4)
濁流/冷凍ビーム/ムーンフォース/まもる
フィールドを上書きするフレンズ。前回に引き続き採用。
今や1パーティに1カプ、2カプといえるほど必須になりましたね。
役割としては、相手のフィールドを妨害する、濁流で命中ダウンを狙うなどなど。本パーティ唯一の氷技持ちなので、ランドロスの処理をお願いしたい。
耐久振りにしましたが、ダメージが蓄積して氷4倍勢に役割を持てないことも多かったです。やはり、役割の分散は大切ですね。
気持ちCにも努力値を振ってはいますが、それでもガブなどを一撃で倒せないこともしばしばあり、火力のほしい場面も見受けられました。
シード持ち自体はなかなか良いと思うのですが、今回は火力重視のレヒレの方が良かったかもしれません。厳選するかぁ。
選出とか
・トリルが刺さりそうなとき
トリルがみえみえなので、集中砲火を受けるパンプジンを守らせて隣で殴るのも選択肢に。カプ系の挑発にも注意。
・トリルが刺さらないとき
大雑把すぎて選出紹介になってない気が…。一番多かったのはベトベトン、ボーマンダあたりでしょうか。特にリザードン入りにはべトンのエッジで葬りにいきます。(外すと非常にきつい)
固体別で書くと、レヒレはカプが相手にいるとき、べトンはテテフグロス、リザードンなど、マンダはランドなど物理、地面が相手に多いとき、カビゴンは対トリル、特殊が多いときに選出しました。
結果と反省
開始レート:1604→レート1700中盤から後半をうろうろ
54勝37敗 最高レート1819 瞬間87位
ものひろい、いけるやん!
まだシーズン3中盤なので順位はあてになりませんが、ダブルで1700乗ったこともなかったので、ネタ気味に組み始めた構築で1800、2ケタ順位までいけて純粋にうれしいです。(欲をだして順位上げにいって落ちたのは内緒)
もちろん反省点は多く、一番の致命的な欠陥は天候パに滅法弱いことです。
雨も晴れも霰も砂もきつい…
素早さ2倍で上から叩かれ続けて負け直行です。特に雨パはペリッパーの暴風のせいでパンプジンのトリルも難しいため、勝率は5割を切っていたと思います。よくこれで1800いけたな…
まもるや、ゴウカザルのタスキを盾に何とかしましょう。
ちなみに、雨パでも対ピカホエッパーは全勝でした。構築者の方を勝手にリスペクトして勉強していたかいがありましたかね。
QRコードのページ
こちらもパーティを公開してみました。
前回、仕様で恩返しの威力が最低であることを知らなかったので、カビゴンの技をのしかかりに変更しています。
ちいさくなるラッキー+ツボツボに2度負けたのでその対策になるかも…?
良かったら使ってやってください↓
おわりに
ここまで読んでくださってありがとうございました。
ものひろいの可能性を探求することから本格的に潜り始めたダブルバトルですが、お相手も面白いギミックがあったり、読み合いが多くとても楽しかったです。もっと他にも構築を組んでみたいなぁと思います。
シーズン3は上の反省を加味し、若干の変更を加えて最高レートの更新を狙いたいと思います! ものひろいの挑戦はまだまだ続く…かもしれない?
それではいつもにまして長い記事にお付き合いありがとうございました!
パチリス?はて?
残りシーズンも(気持ちは)パチリスと!ではでは!
twitter → @uest_dego
(↑こういうのもしたかったと書こうとしたら前回もやってましたね)