ぱちりすと!

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立派なパチリス使い(パチリスト)を目指して…

【ポケモン剣盾ダブル】"おちゃかい"しませんか?【シーズン10】

はじめに

はじめまして、うえすと申します!

今回は、ポケモン剣盾のダブルバトルシーズン10で使っていたパーティについての記事です。

ぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです!

 

構築経緯

今シーズンは何といっても、前シーズンで使用率上位だったポケモンが使用禁止というルールが追加されたことが、一番大きなところでしょう。

これによりダブルバトルで猛威を奮っていた、バンギラスドリュウズ、イエッサンなどが消え、環境が大きく変わりました。

そこで私が思ったのは、速いドラパルト等がおらず、グラススライダーを先制で撃つゴリランダーもいない、これはインテレオンが活躍できるのでは…?ということです。

 

時は変わって、私は友人であるアインズさんから、ある技を使った構築について話を受けました。

その技は「おちゃかい」。ポットデスのみが覚える技で、場にいるポケモンがきのみを持っていた場合、その場で使用させるという効果です。

そして、この技に組み合わせようとしていたのは、サンのみ持ちスナイパーインテレオン。おちゃかいでサンのみを発動させ、特性スナイパーのインテレオンで蹂躙するというコンボパーティです。

 

インテレオンが活躍できそうな環境+インテレオン入りのコンボパーティ案…これはもうやるしかありませんね?

ということで、おちゃかい構築、またの名をティーパーティー構築を組むことになりました。

 

パーティ完成まで

おちゃかいの効果を最大限に得るため、まずはきのみを使って力を発揮できそうなポケモンを探しました。そこで見つけたのが、じゅくせいスターのみアップリューと、キョダイカビゴンです。

 

アップリューは、特性によりきのみの効果が2倍になるので、スターのみにより4段階の能力上昇を得ることができます。また、リサイクルやアクロバットと相性が良さそうなので採用しました。

カビゴンは、キョダイサイセイで使用したきのみを拾ってこれるため、おちゃかいと相性が良いと考え採用しました。

 

加えて、友人のえふさんからアイデアをいただき、ダイバーン+特性しゅうかくで、無限にきのみ回収ができるアローラナッシーも採用しました。

ここまでの5匹+補完1匹で戦っていたのですが、次のような課題が見つかりました。

1,サンのみインテレオンの安定感のなさ

2,アップリューとナッシーの弱点被り

です。

 

1について。

サンのみによる急所率アップは2段階なので、確定急所を実現するには、ねらいうちを使うしかありません。しかし、一体を倒している間にインテレオンの耐久ではすぐにこちらも倒されてしまいます。

では、ダイマックスで擬似的に耐久を上げようとなるのですが、これでは急所に当たる確率は50%。急所に当たらないのならば、いのちのたまキョダイソゲキで良いですし、安定感の低さが露呈してしまいました。

続いて2について。

アップリューとナッシーのタイプが丸被りなので、もちろんどちらにも強いポケモンが繰り出されます。そして、そうされるとアップリューの通常選出も、ナッシーのトリル選出も困難になるという悪い状況が生まれてしまいました。

 

以上を踏まえて、えふさんと考え出したのが、サンのみバトンブリムオンです。

まず1については、遅いブリムオンでサンのみを後攻バトンする事で無償でインテレオンを降臨させることができ、そして空いたインテレオンの持ち物をピントレンズにすることで、ダイマックス時も確定急所が実現できるようになりました。

おちゃかい+サンのみバトンは1ターンで次のポケモンに繋げる点が魅力です。

2については、アップリューをブリムオンに変えることで解決しました。トリックルーム要員が増え、カビゴンとナッシーというトリル選出の安定感を増すことができました。

 

以上の過程を経て、調整を加えつつパーティが完成しました。

f:id:pacchirin:20201001223401j:image

 

個体紹介

ポットデスf:id:pacchirin:20201001222724g:plain

持ち物:きあいのタスキ

性格:れいせい 特性:のろわれボディ

実数値:167-x-85-204-135-67 (S個体値0)

(努力値:252-x-0-252-4-0)

今回のパーティのキーとなるポケモンです。

パーティ的にトリル選出が主なので、最遅個体です。

基本的にはおちゃかい発動か、サイドチェンジで隣を守るのが仕事ですが、余裕がある時に殴る力もあるところがとても強かったです。ギミックの1ピースになるポケモンは火力がないことが多いので、この違いが今回上手く回った要因なのかなと感じました。

 

インテレオンf:id:pacchirin:20200702195619g:plain

持ち物:ピントレンズ

性格:おくびょう 特性:スナイパー

実数値:145-x-86-177-85-189

(努力値:0-x-4-252-0-252)

パーティ構築の発端となった1匹。

今回はスナイパーインテレオンを活躍させることがスタートだったはずが、あまり活躍させられませんでした。冒頭に書いた改善をしてなお、活躍できずで終わってしまいました。

私のパーティがトリル軸に寄せているので、ブリムオンでバトンをするよりトリルを貼りたいというところが大きいのかとも思いましたが、同じくおちゃかい構築を使っていた知り合い(後述)も「おちゃかいパーティはインテレオンが抜けた方が強い」と言っていたので、そもそもコンセプトに合わないのかもしれませんね…。

 

ブリムオンf:id:pacchirin:20201001222054g:plain

持ち物:サンのみ

性格:のんき 特性:マジックガード

実数値:163-x-161-156-125-30 (S個体値0)

(努力値:244-x-252-0-12-0)

インテレオンを活躍させるべく突入したびっくり枠。

持ち物にハバンのみ等を持たせられないので、HBに張り切りました。おかげでかなりの攻撃を耐えてくれます。さらに、ちょうどサンのみ圏内に入ることも多く、非常に使い勝手が良かったです。

 

肝心なバトンはというところですが、インテレオンに繋ぐよりも自身で急所50%キョダイテンバツを撃つ方が強いという、インテレオンには手厳しい結果となってしまいました。

バトンタッチ自体は、裏のカビゴンに繋いだり、トリル最終ターンに他のポケモンに交代でき意外と使う場面も多かったです。

 

カビゴンf:id:pacchirin:20201001222124g:plain

持ち物:1/3回復きのみ

性格:ゆうかん 特性:あついしぼう

実数値:267-178-86-x-130-31 (S個体値0)

(努力値:252-252-4-x-0-0)

当初は、チイラのみキョダイサイセイをしようとしていましたが、回復きのみを持たせてダイスチル、ダイアースを撃った方が強いことに気づき変更しました。

特性のおかげで氷技に強く出れるので、対ラプラス、雨パ相手に非常に活躍してくれました。環境に多かったウーラオスだけきつかったですね。

 

アローラナッシーf:id:pacchirin:20201001222254g:plain

持ち物:ヤタピのみ

性格:れいせい 特性:しゅうかく

実数値:202-x-105-194-96-45 (S個体値0)

(努力値:252-x-4-252-0-0)

第二のトリル要員かつ、トリルエースです。

ダイバーンで晴らして、ヤタピのみを収穫してくるおちゃかいループを狙っています。

実際、ループに入ると相手に止められることなく制圧でき非常に強力でした。相手のトリルエースに多い、ナットレイダダリンアシレーヌに抜群が取れるのがよかったですね。

Sは最遅にしていますが、種族値45と微妙に速いのでそこだけ注意ですね。かなりスペックが高かったです。

 

パッチラゴンf:id:pacchirin:20200702200105g:plain

持ち物:こだわりスカーフ

性格:ようき 特性:はりきり 

実数値:166-152-110-x-90-139

(努力値:4-252-0-x-0-252)

  • でんげきくちばし
  • ドラゴンクロー
  • つばめがえし
  • 10まんばりき

補完?枠として採用しました。(1匹の時点で補完と言うには怪しいですが…)

ラプラスファイアローといったキツかった相手に抜群を取れる点を評価して選びました。おかげでフェアリーに弱い等の問題はありますが、それでも上手く回っていたので、選択は間違っていなかったと思います。

 

基本選出

基本は、ポットデス+ブリムオン、裏にナッシー、カビゴンです。ナッシーかカビゴンのどちらかが明らかに活躍出来なさそうならば、パッチラゴンかインテレオンを入れます。

対雨やラプラス入りは、ポットデス+カビゴンカビゴンを大事に動かします。

叩きパに対しては耐性皆無なので、ブリムオンのトリルが決まることをお祈りしましょう。A4アップのテラキオンの岩雪崩は耐えられます。

 

戦績とか

55勝45敗 最終2556位(最終日最高1127位)

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最終3桁を目指して潜っていたのですが、最高を更新してから4連敗したため終了しました。キリよく100戦でしたしね。

正直なところ、このパーティーで勝ち越せるとも思っていなかったので、3桁チャレンジができただけでも良かったです!

 

3桁チャレンジは2回あり、そのうち1回は200位くらいのツボツボハピナスにしてやられて、メンタルに来るものがありましたね笑

それでも、サンのみはりきりパッチラゴンが、ちいさくなる2積みのハピナスに2連続で攻撃を当ててくれたり、唯一の技をポットデスが金縛りしてくれたりと、よく頑張ってくれました。

元々相手のギミックに対する耐性0なので、仕方ないですね。

 

おまけ

私の知り合いが同じくおちゃかいパーティの動画を投稿しています!

スタートこそ同じですが、こちらは私のパーティとは異なり、サンのみバトンに軸を置いている構築となっているので是非見てみて下さい!

インテレオンに対する講評も聞くことができますよ…笑

www.nicovideo.jp

 

 

そして、同じく私もおちゃかいパーティの動画を3つ投稿しています!

それぞれ上で紹介したポケモン達の活躍が見れるので、こちらも覗いてみて下さい!

インテレオン回↓

www.youtube.com

 

カビゴン回↓

www.youtube.com

ナッシー回↓

www.youtube.com

 

おわりに

ここまでお読みくださりありがとうございました!久しぶりにギミック構築で遊べて楽しかったです!

また何かしらパーティを組んでいきたいですね。

構築案を下さったアインズさん、相談に乗ってくださったえふさんありがとうございました!

 

また次の構築で。ではでは!

【ポケモン剣盾ダブル】インテレオン×マタドガスver.2【シーズン8】

はじめに

どうも、うえすです!今回はポケモン剣盾シーズン8のダブルバトルのランクバトルで使っていたパーティの紹介をしたいと思います。

結果は振るいませんでしたが、自分用の備忘録も兼ねて書きたいと思うので、よければ読んでいってくださいね。

 

構築の経緯

今シーズン序盤、エルフーンの追い風を軸としたパーティが多いと感じたため、前シーズンにも使っていた、素早さ下げ+ガラルマタドガスの並びを今シーズンも使うことに決めました。

 

しかし、ゴリランダーの増加により、マタドガスが倒された後のダイマックスインテレオンが非常に動きにくいことが気になり、他の相棒や取り巻きを検討していました。

 

マニューラドククラゲなど、いろいろと試してみた(迷走していた)のですが、結果は振るわず一時期25000位まで落ちました。そこで、とある人からアドバイスを受けて、元のインテレオン+ガラルマタドガスに戻し改良したところ、なんとか戦えるようになったので、そこから取り巻きを調整していきました。

 

要するに、今シーズンもインテレオン+ガラルマタドガスで潜ってたよ!ということですね。(一文でまとめられた)

以下に、ポケモンごとに少し詳しく採用理由等を書いていきます。

f:id:pacchirin:20200802172027j:plain

 

個体紹介

インテレオン(キョダイ)f:id:pacchirin:20200702195619g:plain

性格:おくびょう 特性:スナイパー

持ち物:いのちのたま

実数値:145-x-86-177-85-189

努力値:0-x-4-252-0-252

今シーズンもこのポケモンとバトルしてきました。

エースバーンに対面で勝てるよう最速で、火力を求めてC極振り。ミミッキュを一撃で仕留められるようキョダイ個体です。

技は、前期と異なり水技をねらいうちに(理由は後述)。あとは、エルフーンの素早さを下げて、追い風をさせずにマタドガスで倒すためのこごえるかぜと、ダイジェットの媒体となるエアスラッシュ、ジュラルドン等への打点としてマッドショットです。

 

技をねらいうちにしたのは、前期までで非常に厳しかったトリル展開を相手にする時、イエッサン+ブリムオンの並びに確実に勝つためです。

ねらいうちはこのゆびとまれを無視するので、ねらいうち+マタドガスヘドロウェーブ(全体技)でブリムオンを確実に倒すことができます。

ただ、ポリゴン2サマヨール始動のトリルはどうしようもないので、そこは他で対応する必要があります。

 

使ってみた感想は、パーティの使い方に慣れてきたためか、ゴリランダーの相手をするのは困りませんでしたが、相手のキョダイフシギバナが非常にキツかったです。特にリザードンも共存していると、インテレオンを倒されるわけにはいかないので、立ち回りが後手に回って負けることが多かったように感じました。

もう少し取り巻きを工夫すればやっていけそうな気はします。愛着も湧いてきたのでなんとかうまく使ってあげたいですね。

 

ガラルマタドガスf:id:pacchirin:20200702195705g:plain

性格:おくびょう 特性:かがくへんかガス

持ち物:たつじんのおび

実数値:141-x-140-137-90-123

努力値:4-x-0-252-0-252

もう1匹のメインとなる軸を構成するポケモンです。

努力値は、素早さを下げたエルフーンを抜くために最速、あとはC極振りです。

前期、バンドリの並びを見るためにこだわりメガネを持たせていましたが、マタドガスを場に残したいのに技が固定されて窮屈で立ち回りにくい、という課題がありました。

そこで持ち物をたつじんのおびに変え、技も相手に少しずつ負荷をかけられる全体技のマジカルシャインとねっぷうにしました。

そして、ちょうはつの枠を上述の通り、ヘドロウェーブを採用してみました。

 

やはり、技を自由に選べるだけで立ち回りのやりやすさが改善されたので、持ち物の変更は間違っていなかったと思います。たつじんのおびで良いのかは、まだ疑問が残るので調整していきたいです。

インテレオンや、後述のドラパルトと組ませるのがほとんどで、ダイジェットで素早さ補強してダメージを与えていけるのが強力でした。

 

余談ですが、私はマタドガスのニックネームを「ガラルじん(アルファベット)」と新規育成するたびに付けているのですが、めでたくDまで到達しました。まだまだ増えるかもですね…。

 

ドラパルトf:id:pacchirin:20200702195849g:plain

性格:ようき 特性:クリアボディ

持ち物:じゃくてんほけん

実数値:175-145-111-x-96-213

努力値:92-36-124-x-4-252

インテレオン以外のダイマックスエースとして、前期使っていた耐久振り弱保ドラパルトの使い勝手が良かったので、それを再調整して採用しました。

陽気珠ドラパルトのダイホロウ(威力130)を最高乱数以外耐えの物理耐久を維持しつつ、相手のドラパルトがキツかったので最速に調整し直しました。その分、弱保発動前の火力はかなり抑えめになりましたが、ダイドラグーンやダイホロウの追加効果を活かしながら、隣のポケモンと上手く戦っていきます。

 

この耐久振りがかなり光り、イージーウィンできる対戦も非常に多かったです。ただ、上述の通り、ダイマックスかつ弱点保険前提の個体なので、通常状態でそのまま戦わせるのは厳しかったです。そこは立ち回りでどうにかしたいですね。

あとは、仲良くして下さっているフォロワーさんからの助言でふいうちを採用してみましたが、これも元火力が低いドラパルトなのですこし改良の余地がある部分かと思います。とんぼがえりにして、ダイワームやサイクルを回せるようにしてみてもいいかなと思いました。

 

ルカリオf:id:pacchirin:20200702195746g:plain

性格:ようき 特性:せいしんりょく

持ち物:きあいのタスキ

実数値:145-162-90-x-91-156

努力値:0-252-0-x-4-252

ドリュウズを意識しての最速A極振り個体です。

きあいのタスキを盾に死に出しから動かすパターンと、ドラパルトと組み合わせて初手から投げるパターンで使っていました。

 

ガオガエンが非常に増えているので、猫騙し+威嚇が効かない格闘タイプは非常に強力でした。しかし、インファイトで必ず攻撃を耐えられていたので、いじっぱり個体に変えるのはありかもしれません。

コメットパンチを外さなければ、めちゃくちゃ強いのですが、使っていてそこが最大の欠点でしたね…。

この子は前期から使っていて、特に言うことなく活躍してくれました。

 

ガオガエンf:id:pacchirin:20180515010809g:plain

性格:いじっぱり 特性:いかく

持ち物:とつげきチョッキ

実数値:201-183-112-x-110-80

努力値:244-252-12-x-0-0

エースバーンやゴリランダーを意識して、威嚇持ちのポケモンとして採用しました。当初はウインディを使っていましたが、同じ炎タイプの威嚇持ちであるガオガエンに変えたところ、しっかりときたのでこのままにしました。

 

ウインディとの大きな違いは、猫騙しをとるか神速をとるか、格闘弱点の有無だと思うのですが、どちらも良い点があるので選択が難しいですね。

今回は、ドラパルトに打点のあるガオガエンがはまっていたように感じました。

 

モロバレルf:id:pacchirin:20200802153501g:plain

性格:のんき 特性:さいせいりょく

持ち物:オッカのみ

実数値:221-x-134-105-101-31

努力値:252-x-252-0-4-0

対水タイプ、対トリルのために採用しました。

やはり、必中で眠らせることができるキノコのほうしが強力で、素早さの低さと相まってトリックルームパーティ相手に非常に活躍してくれました。

 

一方で、順位が上がるほど眠りへの対策(ダイマックス技での回避や防塵ゴーグルなど)もしっかりしており、モロバレルのみでトリルの対処が厳しい場面が多かったです。

そういった意味では、もっと根本的にトリルに弱くないパーティを組まないといけないなと思いましたね。

 

戦績とか

69勝59敗 最終順位2792位(レート1694)

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瞬間最高順位は1500位(最終日2日前)でした。おそらくレートで言うと1700中盤くらいなのかなと思います。

2000位台をうろうろし続けて勝ち切ることができませんでした。もちろん選出から負けている試合もあるのですが、対戦後にミスに気づく試合も多く、プレイングを丁寧にすればもう少し頑張れたのかなと思うので反省点ですね。(毎回言っている)

早押し癖を直すしかないな…。

 

構築としては、インテレオン+ガラルマタドガス、ドラパルト+ルカリオとなかなか強い並びを組めていると思うので、もう少し相手によって選出パターンを明確にできるようにして、対応できる範囲を広げていきたいと思います。

特に、サマヨールポリゴン2始動のトリル軸、ダイマックストゲキッスリザードンフシギバナが同居している晴れパが、多く対戦で当たる割に、とてもキツかったので改善していきたいと思いました。

 

今シーズンはダメでしたが、来シーズンこそ最終3桁と自己ベスト更新を狙いたいと思います!

 

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございました!

シーズン9こそ結果を残したいと思います!それでは!

【ポケモン剣盾ダブル】インテレオン×マタドガス【シーズン7/最終855位】

 

はじめに

どうも!うえすです!

今回は、ポケモンソード&シールドのランクバトル ダブルバトルシーズン7で使用したパーティを紹介したいと思います。

 

構築経緯

シーズン6で、インテレオン+オーロンゲ軸を使っていたのですが、環境に多いバンギラス+ドリュウズ(バンドリ)への動きが安定しないことに悩んでいました。

そこで、そもそも相手の特性すなかき、すなおこしを発動させなければ、インテレオンで上から殴り倒せるのでは?と思い、インテレオン+ガラルマタドガスの並びに行きつきました。

 

しかし、インテレオンが素早さで勝てたとしても、マタドガスの苦手なドリュウズきあいのタスキを持っていることも多く、結局は返しの攻撃でマタドガスが落とされれば、再びすなかきが発動してしまいます。そこで、インテレオンのマッドショットで素早さを下げて、マタドガスのオーバーヒートで倒す処理ルートを思いつきました。

 

また、これを応用することで、最速マタドガスであれば、素早さ1段階ダウンのエルフーンに対してもおいかぜをされることなく上から処理することが可能になります。

(この部分に関してはこちらの構築を参考にしました→【ポケモン剣盾】インドガス【ダブルバトル】 | APPDATE)

 

以上から、バンドリの並び、エルフーン+何かの並びに有利となれるインテレオン+ガラルマタドガスを基本軸として、パーティを組んでいきました。

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個体紹介

インテレオンf:id:pacchirin:20200702195619g:plain

性格:おくびょう  特性:スナイパー

持ち物:いのちのたま

実数値:145-x-86-177-85-189

(努力値:0-x-4-252-0-252)

今回のパーティのダイマックスエースです。

素早さは、夢特性の解禁で急増したエースバーンを意識して最速、火力重視のため特攻に全振りしています。

技は一致技の威力重視でハイドロポンプ、ダイジェットの元となるエアスラッシュ、前述のドリュウズを倒すためのマッドショット、イエッサン♀サポートのトリル軸に使うあくのはどうとしました。

基本的に初手にマタドガスとともに出して、相手がエルフーンorドリュウズならマッドショット、その他はダイマックスを切って戦っていきます。

 

相手の素早さを下げるための技として、こごえるかぜを採用していないのは、マッドショットでないとダイマックスドリュウズが倒せないためです。

特防4振りダイマックスドリュウズに対して、珠インテレオンのマッドショット+メガネマタドガスのオーバーヒートでようやく乱数で倒せる程度なので、当初の目的のためマッドショットの採用としています。

あくのはどうの部分は、氷技にするとトゲキッスサポートのトリル軸に強くなるので迷うところですが、ダイアークの特防を下げる追加効果の方を重視してあくのはどうにしました。

 

DLCによる、グラススライダーの解禁が非常に痛かったですが、かなり活躍してくれました。

 

マタドガス(ガラル)f:id:pacchirin:20200702195705g:plain

性格:おくびょう  特性:かがくへんかガス

持ち物:こだわりメガネ

実数値:141-x-140-137-90-123

(努力値:4-x-0-252-0-252)

今回のパーティの軸の1匹です。

素早さを、1段階ダウンのエルフーンを抜けるように最速、上記の通りダイマックスドリュウズを倒すため、特攻全振りかつこだわりメガネ持ちです。

技もタイプ一致技2種とオーバーヒート、そしてこだわりメガネ持ちですが、トリル軸を止めるためにちょうはつを採用しています。

 

このポケモン一族固有特性であるかがくへんかガスは、このポケモンがいる限り、場のポケモン全ての特性が消えます。これにより、エルフーンの補助技や、すなかきドリュウズよりも早く隣のインテレオンが動けるため、そちらのマッドショットやダイジェットのアシストを受けて、マタドガスも疑似的に早く動けるようになります。

冒頭で引用した記事にもある通り、ポケモンの数値処理の関係上、素早さ1段階アップのマタドガスでは、最速エルフーンと同速になってしまいます。なので、エルフーンと初手で対峙した場合はインテレオンにエルフーンの素早さを下げてもらう必要が出ます。

そして、性格がひかえめであれば、インテレオンの攻撃と合わせてダイマックスドリュウズがほぼ確定で倒せるのですが、今回はエルフーンを倒すために最速にしたため、ドリュウズを倒せる確率は下がっています。

特防4振りダイマックスドリュウズに対して:

・珠インテレオンのマッドショット+ひかえめメガネマタドガスのオーバーヒート

99.21%で撃破

 ・珠インテレオンのマッドショット+臆病メガネマタドガスのオーバーヒート

63.28%で撃破 

他の記事やツイートを見る限りでは、マタドガスが置物になることが多いというのをよく見かけましたが、今回のパーティではむしろ、長生きしてほしいところで耐えれないことが多かったので、扱う技量が求められるなと感じました。

 

ルカリオf:id:pacchirin:20200702195746g:plain

性格:ようき  特性:せいしんりょく

持ち物:きあいのタスキ

実数値:145-162-91-x-90-156

(努力値:0-252-4-x-0-252)

インテレオン+マタドガスで、バンドリのドリュウズを処理した後に残るバンギラスに対して強い枠として採用しました。

タイプ一致技と、パーティできつかったギャラドスを、タスキを盾に殴れるかみなりパンチを覚えさせています。

 

当初はこの枠がドリュウズでしたが、インテレオンが呼びやすいナットレイへも打点があること、せいしんりょくにより威嚇が効かないとこなどを加味して、ルカリオに変更しました。

コメットパンチの命中不安を除けば、変更して正解だったと思います。

選出した際は、基本的に後出しすることがほとんどでした。

 

ドラパルトf:id:pacchirin:20200702195849g:plain

性格:ようき  特性:クリアボディ

持ち物:じゃくてんほけん

実数値:175-165-111-108-97-190

(努力値:92-196-124-0-12-84)

第2のダイマックスエースです。インテレオンが刺さっていない時などに選出します。

素早さは最速120属抜き

弱点保険発動のダイジェットで無振りドラパルトが確1まで攻撃に振り

防御は陽気の珠ドラパルトのダイホロウ(威力130)最高乱数以外耐え

特防は控えめアシレーヌのダイフェアリー(威力130)耐えです。

 

ルカリオと並べて、ダイホロウの防御ダウンで圧力をかけられるよう、物理メインの型にしました。相手へのデバフが優秀なタイプ一致技と飛行技、残りは鋼タイプに抜群を取るためだいもんじを採用しています。

マタドガスと並べることも多く、その場合は相手の特性かちきや、まけんきを気にせずダイホロウ等を打てるため強力でした。

 

ゴリランダーf:id:pacchirin:20200702200034g:plain

性格:いじっぱり  特性:グラスメイカ

持ち物:とつげきチョッキ

実数値:175-194-111-x-122-105

(努力値:0-252-4-x-252-0)

攻撃と特防に全振りしていますが、特防ではなくHPの方が良いと思います。

インテレオンの苦手な電気、草技、マタドガスの苦手な地面技を半減にでき、ねこだましや新技グラススライダーによりサポートも攻撃もできるため採用しました。

 

技は上記のグラススライダー、ねこだましサマヨールカビゴンの持ち物を消すためのはたきおとす、鋼タイプへの打点にドレインパンチとしました。

 

グラススライダー解禁が非常にありがたく、ダイジェットを積まれても、削りを入れたギャラドスを処理してくれたりと、味方になるととても頼りになりました。

ただ、マタドガスと並ぶとグラスフィールドにならず、先制で撃てないなどアンチシナジーも見て取れたので一考の余地はありそうです。

 

パッチラゴンf:id:pacchirin:20200702200105g:plain

性格:ようき  特性:ちくでん

持ち物:こだわりスカーフ

実数値:165-152-111-x-90-139

(努力値:0-252-4-x-0-252)

  • でんげきくちばし
  • ドラゴンクロー
  • ついばむ
  • じならし

ギャラドスラプラストゲキッスへの打点を求めて最後に採用しました。

調整はせず、攻撃と素早さに全振りし、こだわりスカーフを持たせています。

 

技は先制で撃つと強力なでんげきくちばし、ドラパルトに撃てるドラゴンクロー、ダイマックスをした場合のためのついばむ、相手の素早さを下げられると強力かと思いじならしとしました。

 

基本的には後出しして、最後のスイーパーとしての役割を担ってもらいました。特性もはりきりではなく、インテレオンから引いて電気技を吸うためにちくでんとしました。

最後までこの枠はしっくりこず、マタドガスルカリオとともに、地面弱点だったところが非常に窮屈でした。

また、ラプラストゲキッスは一撃で倒せないと、逆に抜群をとられるのが痛かったです。

 

選出など

基本はインテレオン+マタドガス先発

控えに相手に刺さっているポケモン

でした。

バンドリはドリュウズをまずは処理する、エルフーン軸はエルフーンを処理する、イエッサン+トリラーは、ダイアークでイエッサンを倒してちょうはつ、特にトリラーがブリムオンならば、ヘドロばくだんで確定で倒せます。

 

先発に対峙しがちなロトムはダイアースが当たるので特防を上げながら攻撃、ナットレイマタドガスのオーバーヒートで倒します。

 

きついのは、トゲキッス+トリラー、エルフーン+マタドガスより早いポケモン(特にジュラルドン)、後発のトリルでした。

あとは、マタドガスが倒された後のリベロエースバーンも厳しかったです…。

 

戦績と感想

47勝32敗

最終:855位

f:id:pacchirin:20200702125101j:image

自身初の最終3桁順位を達成することができました!

ただ、最終日にやっと乗せられた感じだったので、前シーズンのように最終日3桁帯で戦うレベルにはなれませんでした(前シーズンは最終結局溶かしてしまいました)。

それでも、2シーズン連続で3桁付近に来れたのは進歩かなと思います。

 

パーティについて述べると、マタドガスに役割を担わせすぎたという印象です。仮想敵を多く設定して、トリルも…となると、選出できる機会は増えますが、マタドガスが倒された瞬間に全てが破綻することが多々あったので反省点でした。

改善点として思ったのは、バンドリは別の並びで見て、マタドガスの持ち物をこだわりアイテムから変えれば、後発トリルにも対応でき、耐久も上げられていいと思います。

少なくとも、特性に依存するポケモンが多い中では活躍の機会はもっとありそうだと、可能性は非常に感じました。

その上で、もっと上手く使ってやれなかったのが悔しいですね。

これをバネに来シーズンも頑張りたいと思います。

 

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました!

シーズン8からは新たなポケモンが解禁されて環境も大きく変わるので、楽しみですね!

まだ、新たなポケモンを使うか、マタドガスリベンジをするかは決まっていませんが、今シーズンもやっていきたいと思います!

 

それでは!

 

※追記

Youtubeに、インテレオン+マタドガスの初期版パーティを使った動画をあげているので、良ければこちらも見てみてください!

www.youtube.com

【ポケモン剣盾ダブル】対トリル用こわいかお+ダダリン【単体考察?】

はじめに

どうも、うえすです!

今回は単体考察という形で、剣盾ダブルバトルランクマッチS6の途中に使っていた、対トリックルーム用のダダリンについて書きたいと思います。

 

発案の経緯

今シーズンは、インテレオン+オーロンゲという並びを軸としたパーティを他の構築記事を参考に組み、使用していました。

上から高火力で押すという性質上、サマヨール入りのトリックルームパーティがきつく、一度トリルを貼られてしまうとなす術なく負けることが多々ありました。そこで、対トリルメタの枠を組み込もうとしたのがことの始まりです。

 

ダダリンに行き着く前に、

と、試していたのですが、一つ目はこの指とまれと並ばれると決まらない、二つ目はサマヨールくろいきりに妨害されたり、火力がないので結局押し負ける、とイマイチしっくりこず迷走していました。

しかしある時、味方に攻撃して弱点保険発動させる動きを見て、"味方に撃てるのは攻撃技だけじゃないのでは…?"という発想にいたりました。

つまり、味方に素早さを下がる補助技を撃ち、トリルアタッカーを対戦中に無理やり生み出して、相手のトリルを逆に利用してしまおうという作戦です。

技検索をした結果、注目した技は素早さを2段階下げられるこわいかお。しかも、パーティにはいたずらごころで先制で撃てるオーロンゲがすでにいる…これはやるしかないですよね。

この流れから、私の欲しい条件を満たした相方がダダリンでした。求めていた条件については、下記の個体紹介で述べたいと思います。

 

個体紹介

ダダリンf:id:pacchirin:20200602184523g:plain

性格:ゆうかん  特性:はがねつかい

持ち物:とつげきチョッキ

実数値:177-201-121-x-110-40 (S個体値0)

努力値:252-252-4-x-0-0

 

上の経緯に書いた、私が求めていた条件というのが、

というところです。そこで、ガラル入りしているポケモンを、素早さ種族値の低い順に調べていった結果、ダダリンに白羽の矢がたったというわけですね。

 

それぞれ条件を見ていくと、

一つ目:特性により、実質タイプ一致技が3つ。かつ、攻撃種族値131というアタッカーとして申し分ないスペック。

二つ目:素早さ2段階ダウン時のS実数値は、最遅で20。これは、最遅20族(コータス)の下を取れる値。

三つ目:ドサイドンアシレーヌにはタイプ有利、ダダリンもこわいかおをすれば勝てる。コータスのみ相性不利。

という感じで、なかなか良さそうです。

ただ、一つ欠点はコータスに相性不利だというところです。

そこで目をつけたのがアクアブレイクです。

 

今回のダダリンは、こわいかおを受ける前提なので、トリル下では基本的にコータスより先に動けます。そこで、アクアブレイクを媒体にしたダイストリームを撃つことで、天候を雨にしつつコータスのふんかの威力も下げることができます。

  ダメージ:60〜72(33.8〜40.6%)

  ダメージ:50〜62(14.1〜17.5%)

今回のダダリンとつげきチョッキを持っているので、相手のコータスが火力アップアイテムを持っていても問題ありません。雨が降ってしまえばコータスも置物同然です。

 

さらに、基本的にこの対面時は相手のコータスの隣にサマヨールがいるので、2ターン目はダイホロウを撃ちます。

  ダメージ:92〜110(62.5〜74.8%)

すると、無振りオーロンゲのソウルクラッシュ+防御1段階ダウン時のソウルクラッシュで確定で倒せます。ダイホロウの媒体をゴーストダイブにすれば、防御1段階ダウン時のソウルクラッシュのみで確定になるので、そちらもありかもしれません。

 

残りのトリルエースに対するダメージ計算についても、下記に載せておきます。

○H252ドサイドン(特性ハードロック)に対して

  ダメージ:318〜378(71.6〜85.1%)

  ダメージ:129〜153(36.4〜43.2%)

 

○H252アシレーヌに対して

  ダメージ:338〜398(90.3〜106.4%,

       乱数43.7%)

       ダメージ:87〜103(24.5〜29.0%)

 

○H252ダダリンに対して

  ダメージ:228〜270(64.4〜76.2%)

 

選出例

パーティにも寄りますが、私の場合は相手のパーティにトリルが見える場合は、

初手:高速アタッカー(今回はインテレオンorガラルヒヒダルマ)+オーロンゲ

と選出し、相手の初手がトリル選出でなければそのまま攻撃、トリル選出であればオーロンゲで攻撃しながら高速アタッカーをダダリン引き、という動きにしていました。

 

使用感

トリルパーティのエースにも使われていることもあり、トリル下での性能も悪くなく、想定していた通り対コータスでもしっかりと働いてくれて勝利に貢献してくれました。

一方で、あくまで相手のトリルに合わせるという前提のため、トリル選出をされなかった時にイマイチ活躍できないのが惜しかったという印象です。

特に、環境トップメタのトゲキッスやドラバルトに相性不利を取っているのが厳しかったです。なので、能動的にトリルを貼って戦うパーティに入れればもっと活躍させられるのかなと思いました。

 

対トリルの駒としてもう少し言うならば、隣にオーロンゲがいないといけないという、2体かけての対策法というのが少し窮屈に感じました。

それでも、味方へ素早さ低下の補助技を撃つという発想は何かに活かせそうな気がしているので、また何かの機会に考察できたらと思います。

 

終わりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

単体考察?の紹介記事でしたが、読んだ方のなにか別の発想に繋がれば嬉しいです。

 

結局S6の終盤は、また別の対トリルへの対策を仕込んで潜っていました。そちらは、まだ試行錯誤中なので、しっくりきたら記事に残すかもしれません。

今シーズンはDLC前最後のシーズンですね!結果を残せるよう頑張りたいと思います!

それでは!

 

【ORASトリプル】第2回!しりトリプル!!

はじめに

こんにちは、うえすです!

今回は、以前企画した「しりとりで答えたポケモンのみで戦う」特殊ルールが好評だったので、その第2回を行なってきました。それを記事にしたものです!

ぜひ最後まで見ていってもらえると嬉しいです!

 

ルール

ポケットモンスターORASを用いたトリプルバトルフラットルールで行う。

使用できるポケモンは、参加者でポケモンしりとりをし、そこで自分が答えたポケモンのみ使用可能

禁止伝説、禁止幻のみ使用不可。その他のポケモン過去作産も使用可能とする。

 

しりとりのルール

・スタートの文字は、”あ~わ”の基本文字+濁音、半濁音からランダムで抽選。

・回答順も1巡ごとに抽選。

(例:1巡目 A→B→C→D [順番抽選] C→B→D→A… のような感じ。抽選ソフトでシャッフル)

・濁音(”が”とか)、半濁音(”ぱ”とか)、拗音(”ちゃ”とか)で終わった場合、次の回答者はこの文字をそのまま使用して始めなければならない。

(例:ケッキング→グソクムシャシャンデラ…)

・ただし、通常音を拗音に変えることのみ可とする。濁音、半濁音に変えることは不可。前回ルールにより使用不可だったジュカイン等への救済処置。

(例:ノコッチチャーレム…)

・”ー”で終わった場合は、次の回答者はその前の文字を参照。(例:トドグラーラグラージ…)

・一人1回だけ”ん”で終わってもよい。その場合は、次の回答者は前の文字を参照。(例:スイクンクチート…)

・自分の答えたポケモン内で、最後の文字が被ってはいけない。

(例:1巡目でガルーラを答えた場合、その人は2巡目以降”ら”で終わるポケモンを答えられない。”る”攻めなど、特定の文字で連続で終わらせる戦術を防ぐため)

・回答時間5秒。言い直しなし。回答できなかった場合、前の回答者がその文字で始まるポケモンを答えてよい。

この時、上記の最後の文字が被ってはいけないというルールは適用されない。

・使用可能なポケモンがいない文字で終わってしまった場合は文字を再抽選。


【第1回からの知見】

パルシェン」を答えると、次の回答者は「シェルダー」しか答えられなくなります。

 

トリプルバトルの性質上、答えたポケモンは必ず使わないといけません。自分の発言に責任を持たねばならない、という社会の厳しさを痛感させられる良いルールですね(?)。

では、ここから今回の参加者が獲得したポケモンと、試合結果を見ていきましょう!

 

しりとりダイジェスト

今回、私を含め参加者が10人だったので5人1ブロックとし、それぞれのブロック内でしりとりを行いました。以下、私のブロックのしりとりダイジェストと、私の思考とともに送りします。

 

〔1巡目〕(回答は3番目)

開始の文字は"ゴ"。

ゴースルネロ

まずスイクンが思いついたが、前回使用したのと準伝説の用意が大変だったのでスルー。肝っ玉がむしゃらができるスバメを選択。

タグロ

 

〔2巡目〕(回答は5番目)

ロバッゲキットライヌギダ(回答できず)→

ぱっと出てきたのがマンタイン。追い風やワイドガードもあり良さそうだったのでそのまま回答。

ンタ

 

〔3巡目〕(回答は1番目)

まさかの連続回答。思いついたのがイシツブテイワーク。いや、絶対ダメでしょ。進化前のスバメをすでに取っているので、なんとか最終進化系が欲しいと絞り出し、イワパレスを回答。

ワパレリーー→シェン→シェー→ーテン

 

(シェルダー被害者ふたたび…)

 

〔4巡目〕(回答は5番目)

ランブカリーベーラン

しりとりも後半戦。ここまでメガ枠がいないのでそろそろ獲得したいところ。

ただ、ドから始まるメガ枠は思いつかない。そして頭から離れないドテッコツ。だから進化前はダメだって。

仕方なく前回も使用したドードリオを選択。電気の一貫性やばくないか…?

ードリ

 

〔5巡目〕(回答は5番目)

ニゴーンググカルゴ→ルー

グで思いつくのがグラエナしかいない。ただあまりにも弱い気しかしなかったので(グラエナ好きの方ごめんなさい)あえて回答せず、前回答者に指定してもらう。結果、グレッグルを獲得。

レッグ

 

〔6巡目〕(回答は4番目)

ージュイチュィンディ

さあラスト1巡、意地でも強いポケモンを取りたい…!文字は"ディ"か……

 

あれ…

 

これたしか前日に気づいたやつじゃないか…?(※)

 

 

 

 

 

 

"ディ"から始まる使用可能ポケモンディグダしかいない!!!

(※前日お風呂に入りながら、ガーディがきたらディグダしか答えられないなぁ〜、でもガルーラとるやろうし大丈夫やろ〜と思っていた)

ウィンディでも起こるとは…不覚…。

ということでディグダを強制回答。

 

 

 

 

f:id:pacchirin:20200517222533g:plain<電気の一貫切るで〜!

 

………。

 

ディグトリオ

 

以上でしりとり終了。各参加者の使用ポケモンが決定しました!

 

しりとりのログは以下の画像の通りです。

f:id:pacchirin:20200515125302j:image

もう片方のグループはこんな感じ。

f:id:pacchirin:20200515125330j:image

後半グループでもディグダ被害者が発生してますね…。どんまいです…。

こうして見ると、後半組の方々は進化前がディグダのみなので、非常にしりとり力が高いことがうかがえますね。初参加の方が2人いらっしゃるのですがさすがの一言です。

 

では、次は今回私が育てたパーティを簡単に紹介します。

 

パーティ紹介

スバメf:id:pacchirin:20200517222922g:plain

持ち物:かえんだま

性格/努力値振り:ようき/AS  特性:こんじょう

 
マンタインf:id:pacchirin:20200517222946g:plain

持ち物:オボンのみ

性格/努力値振り:ひかえめ/HC    特性:すいすい

 
イワパレスf:id:pacchirin:20200517223027g:plain

持ち物:じゃくてんほけん

性格/努力値振り:いじっぱり/Sを最速メガルカリオ抜き、残りHA

特性:くだけるよろい

 
ドードリオf:id:pacchirin:20200517223101g:plain

持ち物:ミクルのみ(しぜんのめぐみで岩技威力100になる)

性格/努力値振り:ようき/AS    特性:はやおき

  • ドリルくちばし
  • しぜんのめぐみ
  • じたばた
  • こらえる
 
グレッグルf:id:pacchirin:20200517223132g:plain

持ち物:しんかのきせき

性格/努力値振り:わんぱく/HB    特性:かんそうはだ

 
ディグダf:id:pacchirin:20200517223151g:plain

持ち物:きあいのタスキ

性格/努力値振り:ようき/AS    特性:ありじごく

  • じわれ
  • じしん
  • ふいうち
  • めざめるパワー(鋼)

 

種族値が低いので全体的に前のめりにしました。グレッグル(NN:ナイスタケシ)で全力で補助し、バレットパンチで弱点保険発動+砕ける鎧+殻を破るのイワパレスで2,3体、その他で1匹ずつ倒していきたいという狙いです。

f:id:pacchirin:20200517223751p:plain

 

弱そう(直球)。

 

大会結果!

f:id:pacchirin:20200517193524j:image

↑予選の結果

 

優勝…アインズさん

準優勝…サイマルさん

3位…@SURさん

4位…BONさん

でした!おめでとうございます!

 

決勝も3位決定戦もとても良い試合で、特に決勝は「これ、本当にしりとりで組んだパーティの対決か…?」という声が出るような手に汗握る対戦でした…!

入賞された皆さん、参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

 

 

 

 

Q,主催全敗ですが、敗因は?

 

A,しりとり力ぅ…ですかねぇ…

 

 

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました!

このルール、準備段階のしりとりから対戦までとても盛り上がるのでぜひ興味がある方は一度やっていただきたいです!

次回があるか分かりませんが、私もしりとり力を磨いておきたいですね…!

 

おまけ

今回のしりトリプルで生まれた名言(迷言)の数々を紹介します!

・対戦、おまけじゃなかったの???(しりとり終了後の発言)

・しりとりが下手でも対戦には勝てるんだよなぁ…(第1回でイシツブテナエトルを使って勝利)

・対戦するたびに相手の種族値が上がっていく…!→こっち相手の種族値が下がっていってるんだがぁ!!?

・スリーパーのことを知らなさすぎた…。

・スカーフタブンネのS実数値は、準速スターミーより1速い!これはシンプルビームを撃つしかないでしょう!!!

トリプルバトルはキルレ(キルレート)を競うものではない。

・ひかりのこなと岩雪崩は相性が良い。

・(ひかりのこなが)今日4回発動しました。

ディグダで3体もっていった。

・しりトリプルでクヌギダマ使ったら、フォレトス使いの人からフォローとんできた。

・(あまごいグラエナ+すいすいオムスター+かみなりライコウによる決勝戦を見て)トリプルバトルのコンボはこういうのでいいんですよ。

・僕、ポケモンの頭文字には自信あるんで。

・このブロック(おいかぜブロック)見てみろよ!どこ見てもタスキ持ってそうなやつしかおらんやん!!!

・(活躍しなかったネンドールに対して)そいつ、Hが少し高いディグダじゃないですか?

・(アーマルドより)アサナンの方が良かったのでは?

 

まだまだ名言は増えそうですね…。

それでは!!

 

【ポケモン剣盾ダブル没案】ツボライド

構築の経緯

いきなりですがこの並び。

f:id:pacchirin:20171220235404g:plain f:id:pacchirin:20200507154625g:plain f:id:pacchirin:20200507154647g:plain

 

一定数の方は少し嫌な顔をしたと思います。

この並びは、通称「メレラキ」と呼ばれるもので、7世代のダブルバトルで一定数いた要塞化構築です。(メレシーがツボツボである、ツボラキも存在します)

簡単にこの構築を説明すると、ドーブルトリックルームの補助をし、ドーブル退場後にメレシー(ツボツボ)が味方のラッキーにカードシェア。ガードシェアの効果は、技使用者と対象のポケモンの防御、特防をそれぞれ足して半分にする(平均値にする)というものなので、ラッキーの極端に低い防御を、メレシーの高い防御と平均値を取ることで底上げし、並大抵の攻撃では倒せなくなるのです。

その後は、ラッキーの地球投げやどくどくでじわじわ削ったり、丸くなるや小さくなるでさらに要塞化してもよし、というわけです。

 

そして何よりこの構築の怖いところは、要塞化が終わった後は数的有利がほぼ存在しない、というところです。

相手の要塞化したラッキー以外を倒しきった極端な場面を想定しましょう。こちら残り4体vs相手ラッキーのみ。有利に見えますが、実は7世代までの待ち時間的に圧倒的に不利なのです。

一体当たりの技選択にかかる時間を5秒とすると、相手は選択に5秒、しかしこちらは5秒×2の10秒かかってしまいます。7世代では待ち時間が切れると負けなので、そのまま待ち時間を枯らされてどんなに手持ちが残っていても負けてしまいます。PP勝負に持ち込もうにも、相手が丸くなるを採用しているとそのPPは64。厳しいですね…。

 

といった感じで、強い要塞化構築であるメレラキ。前置きが長くなりましたが、これをメレシー、ラッキー不在の現環境で再現できないか、というのが今回のテーマです。

 

パーティ構築まで

要塞化をするにあたって、私が求めたのは以下の3点です。

  1. HP種族値が高い
  2. 高速回復技をもつ
  3. 回避アップの積み技をもつ

1はガードシェアで補えないHPを自身で確保するため、2は要塞化のために必須、3はどうがんばっても追いつけない要塞化ラッキーの耐久の高さを、回避することで擬似的に再現しようというためです。

 

この条件で探して、今回目をつけたのがフワライドです。

高いHP種族値(150)と、今作で新規習得のちからをすいとるは相手の攻撃を下げつつ回復と相性が良さそう、さらにかるわざ発動からの小さくなるでトリックルームも必要ない、と机上論では最適な気がしました。

 

となると、相方はかるわざのトリガーになれるフィールド展開系特性のポケモンが良さそうです。そこで、この指とまれでサポートも可能なイエッサン♀を選びました。サイコシード発動でフワライドの特防アップも可能なので良いでしょう。

続いてイエッサンが倒された後に出すのは、ガードシェア要員のツボツボです。小さくなったあとでもガードシェアは失敗しないので心配ありません。

 

ということで、先発イエッサン♀+フワライド、後発ツボツボ+何かという基本選出が完成しました。

残り一体は、相手を荒らせるパワーのあるポケモンや、ダイスチル・ダイアースで攻撃しつつフワライドの能力を上げられるポケモンが良いのかなと思っていますが、今回はしっくりこなかったので、上記の3体のみ個体紹介します。

 

個体紹介

フワライドf:id:pacchirin:20200507154839g:plain

性格:おくびょう  特性:かるわざ

持ち物:サイコシード

実数値:257-x-82-110-74-126

努力値:252-x-140-0-0-116

  • ちいさくなる
  • ちからをすいとる
  • おにび
  • たたりめ

調整意図:HP確保のためH全振り。Sはかるわざ発動でS+1の最速100族抜き(ダイジェット後のリザードン意識)。残りを低いBに。

 

今回は相手の上から小さくなるorちからをすいとるが出来ることを求めたので、Sに多めに振った配分になっています。削るなら、最速ドラパルト抜きくらいにしてもいいかもしれません。

技は上二つが確定枠。残り二つは相手の火力を下げられ、定数ダメージの入る鬼火と、シナジーのあるたたりめにしました。相手の特殊技がきついと感じたので、ここは瞑想+シャドーボールや無効タイプのない技でも良さそうです。

 

イエッサン♀f:id:pacchirin:20200419001128g:plain

特性:ずぶとい  特性:サイコメイカ

持ち物:ナモのみ(悪技半減実)

実数値:177-x-128-115-126-105

努力値:252-x-252-0-4-0

このゆびとまれでひたすら技を引き付けてフワライドの補助、そしてツボツボに繋げる。イエッサン+フワライドの並びが悪技なら弱いので、悪技を耐えてもう一回攻撃を受けられるように、ナモのみを持たせました。

最初は技にひかりのかべを入れてフルサポートでしたが、攻撃技がないと不便だったので、相手の特攻を下げられるマジカルフレイムを採用しました。

 

ツボツボf:id:pacchirin:20200507154915g:plain

性格:のんき  特性:くいしんぼう

持ち物:1/3回復実

実数値:96-x-310-30-282-9

努力値:4-x-252-0-252-0

  • ガードシェア
  • どくどく
  • つぼをつく
  • むしのていこう

ガードシェアの効果を最大限に上げるためBD振り、フワライドの低いBをより補えるのんきで採用しました。ツボツボに集中攻撃でガードシェアが失敗すると困るので、特性はがんじょうではなく、くいしんぼうにして、持ち物もきのみにしました。

技は確定枠のガードシェアと、今作覚えるポケモンがめっきり減った定数ダメージ用のどくどく、フワライドが守っていても効果のあるつぼをつくと、相手全体への特攻ダウンが優秀なむしのていこうにしました。

HPが低いので、動けてもガードシェア+1回だったので、むしのていこうよりは、より相手の攻撃力を削げるパワーシェアの方が優秀なように感じました。

 

基本の動き

先発:フワライド+イエッサン♀

イエッサンでこのゆびとまれをしながら、フワライドは小さくなるを積んでいく。余裕があれば、イエッサンで先にガードシェア。

イエッサンが倒れたらツボツボをだし、ガードシェア。ツボツボが残っていたら、どくどくを撒いたり、つぼをつくでフワライドを強化していく。

相手の炎タイプに鬼火が入らないので、極力そちらを優先的に処理すること。

 

使用感

結論から言うと、現段階(剣盾シーズン5)では厳しかったです。

まず、要塞化ラッキーと比べて耐久が足りません。要塞化ラッキーと今回のフワライドの耐久指数(HP×防御の値)を比べると、

  • ずぶといHB振りきせきラッキー(B振りメレシーでガードシェア後

   HP357×B(142×1.5)=76,041

  • 今回のフワライド(ツボツボでガードシェア後)

   HP257×B196=50,372

値は目安ですが全然足りませんね…。イエッサンとのガードシェアをはさんでも53,199なので、いかにラッキーがかたいかがわかると思います。

さらに、ラッキーに抜群を取れるのは格闘技のみに対し、フワライドは電気・氷・岩・ゴースト・悪技と耐性面でもラッキーに分があります。挙げ句の果てに、ダイマックス技は必中…。サブウエポンに多いダイサンダーは、その効果で2発目は1.3倍の威力で飛んできます。厳しい…。

 

そして1番の問題が、総合時間制という現在のルールです。

シーズン5では、待ち時間7分、全体で20分という制限時間が設けられています。最初は20分あれば相手の7分を枯らせるか…?と思っていましたが、とある試合で要塞フワライド完成させ相手から突破不能にしましたが、制限時間切れで負けてしまいました。(待ち時間はこちらと相手ともに3分ほど残っていた)

こちらの構築は、少なくともイエッサンとツボツボが早期退場するので、数的不利になりやすいので総合時間制では厳しいです。今更なにを言っているんだ、と思われがちですが、使ってみて再確認できました。

長い時間を使っても最終的に不利になりやすいと確証が持てたので、構築を解散したという流れです。

 

改善案

では、どうすればいいか。ここからは、試していない完全な机上論になりますが、この構築の勝率を上げる案を考えてみました。

今回1番の課題だったのは、数的不利になりやすいため制限時間的に負けやすい、でした。なので、こちらのパーティパワーを上げて相手の頭数を減らすことができれば勝率は上がると思います。

上記の並び以外の1枠として、キョダイリザードンやセキタンザン、マルヤクデなどの定数ダメージを追加で与えられるポケモンを採用すれば、大ダメージ+定数ダメージで圧力を上げられそうです。あとは、どくどく持ちが現環境に少ないので、確定で相手全体を毒にできるキョダイダストダスももしかすると候補にあがるかも…?

また、フワライドを瞑想型にすれば、要塞化しつつ火力も上がるので有利な方向に持っていけるかもしれません。もしかすると、イエッサンを、攻撃力のあるトリル役に変えて、フワライドのSを耐久に回せば、圧力が増すかもしれませんね。初ターンのシードによる特防アップと上から小さくなるはできなくなってしまいますが。

あとは、要塞化後のフワライドに対して自己暗示を絡めるのも面白いかもしれません。ガードシェアの効果は引き継げませんが、回避アップを受けるだけで相手からするとかなり嫌だと思います。問題は良さそうな自己暗示要員が少ないことですね…。エーフィ、ピクシー、ピッピあたりは可能性があるかもしれません。

 

ルール変更やDLCで使用可能ポケモンが増えたら、考察してみてもいいかもしれませんね。

 

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました!

かなり粗い没案ですが、なにかの役に立てば幸いです。

 

ではこのへんで!以上、うえすがお送りしました!

【逆一位杯準優勝】上振れイエッサンアギルダー

はじめに

どうも、うえすです!

今回は、@SURさん主催の特殊ルールの大会"逆一位杯"に参加してきたので、その考察とそこで使用したポケモンについて記事にしたいと思います!

 

逆一位杯って?

今回の大会は特殊ルールが採用されています。

そのルールとはずばり…!

 

"負けた人の勝ち"

 

え?何を言っているか分からないって?上の7文字で説明は完結していますよ。

要するに、降参以外の方法で、相手よりも先に自分が敗北すれば勝利です。

詳しくは主催者さんのブログをご参照ください。

sursursursursur.hatenablog.com

 

対戦ルールは見せ合い6体から2体以上を選出のダブルバトルノーマルルールとなっています。

自身のなれたダブルバトルでの特殊ルール。全力で勝つために負けにいきましょう!!(ややこしいので、今後の"勝つ"はこのルールにおいて勝つという意味で使います)

 

考察

ここからは考察パートです。対戦前に書いてるので、たとえ間違っていてもドヤ顔で語っていきます。

この逆一位杯のルール、調べてみるとかなり前の世代からある由緒正しきルールのようで、様々な方が最速で敗北するために組んできた構築のあれこれを覗くことができます。

しかし、これまでのルールと今回の大会で大きく異なる点がいくつかあります。それは、

  • レベル50固定
  • 使用できるポケモンに制限(ガラル入りのみ)
  • 2体以上を選出

といったところです。

ではこれを踏まえて、まずはトップメタとなりそうな強そうな並びを3つ挙げてみます。

 

イエッサン♀&アギルダー

○S種族値145+かるわざによる超高速いのちがけ

このゆびとまれによる優秀なサポート

○サイコフィールドでねこだましいたずらごころ無効

×特性無効(かがくへんかガス)に弱い

×イエッサンが自滅技を持たない

×相手のこのゆびとまれに弱い

まず最初に思いつく強い並び。イエッサンにいのちがけすることで、素早さ勝負では基本的に負けない速度で自滅することができます。

このゆびとまれに弱い、控えがいなければいやしのねがいが発動しない、特性依存が難点ですが、間違いなく意識しなければならない並びだと思います。

 

イエッサン♀+爆発要員

○相手のこのゆびとまれに強い

このゆびとまれによる優秀なサポート

○サイコフィールドでねこだましいたずらごころ無効

×イエッサンが自滅技を持たない

×特性しめりけ、いかくに弱い

イエッサンでサポートしながら、爆発で巻き込んで自滅する並び。シンプルだが非常に強力。

特性を消されても、スカーフ小パンプジンなら猫騙しに邪魔されない点が優秀。

 

ドガース+補助or爆発要員

○特性依存の相手にめっぽう強い

ドガース自身が爆発、おきみやげを覚える

×自身より速い爆発構築に負ける

ドガースの特性かがくへんかガスで、相手の特性依存の戦法を全て封殺する。隣はレパルダスなどの速い猫騙し持ちで補助しながらドガースの爆発に巻き込んでも良し、いっそ隣でゴーストタイプの爆発をしても良し。

ドガースをスカーフマタドガスにするというアレンジも可能。

 

上記の3つに勝てて、かつその他の並びに強いのが理想ですね。

そこで私が選んだ並びは……

 

 

 

 

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はい。イエッサン♀+アギルダーですね。

上に散々、このゆびとまれがきついとか、ドガースに弱いとか書いたのにって?

そうです、なので上に書いたのとは"違う"イエッサンアギルダーを使いたいと思います。

 

 

個体紹介

イエッサン♀f:id:pacchirin:20200419001128g:plain

特性:マイペース  性格:むじゃき

持ち物:せんせいのツメ

実数値:130-75-117-x-99-137 (H,D個体値0)

努力値:0-x-252-0-0-252

 

アギルダーf:id:pacchirin:20200419001104g:plain

特性:ねんちゃく  性格:ずぶとい

持ち物:こだわりスカーフ

実数値:159-x-101-120-80-194

努力値:28-x-252-0-0-228

 

特性に頼らず、アギルダーの素の速さを生かしてスカーフいのちがけをする並びです。イエッサン♀の特性をサイコメイカーにしなかったのは、自分が強いと思った下記のエルフーンパンプジン猫騙しを通して勝てるようにするためです。その代わりに、厳しくなる並びは出てきますが、それでも100%勝てない並びをなくす方を選択しました。

そしてここで懺悔をしなければなりません。このゆびとまれを両者が選択した時、味方に放った攻撃は相手のこのゆびとまれに吸われるという仕様を知らず考察していました。

対戦相手の方のツイートを偵察にいって知りました。(対戦開始5時間前の出来事)

ただそのまま負けるのも悔しいので、頭をフル回転させてこのまま流用して勝てる確率を上げてみました。

 

イエッサン♀は、このゆびとまれが先に出した方に吸われると思っていたので最速です。自分で2体ともこのゆびとまれにしてバトルタワーで検証したんですが、墓穴を掘りましたね…。

ではイエッサンミラーはどうするか。同じいのちがけ構築なら、こちらもこのゆびとまれでいいのですが、爆発に対しては無力です。

そこで私が出した答えが、"相手のイエッサンを倒れなくする"です。

こちらの並びを見れば、ほぼこのゆびとまれを打たれると思うので、最速かるわざフワライド抜きのアギルダーでガードシェアします。すると、相手のイエッサンが最脆だった場合、B実数値82となります。

 

☆実数値H130B82イエッサン♀に対して、

・A252パンプジン(小) 大爆発→乱1(43.7%)

・上昇補正ありA252パンプジン(小) 大爆発→乱1(93.7%)

・A252フワライド 大爆発→乱1(18.7%)

・上昇補正ありフワライド 大爆発→乱1(75.0%)

 

まだ心もとないですね。ということで、さらにイエッサン♀でせんせいのつめガードシェアを重ねます。

すると、イエッサン♀ガードシェア→アギルダーガードシェアとなるので、相手のB実数値は95になります。

 

☆実数値H130B82イエッサン♀に対して、

・A252パンプジン(小) 大爆発→確定耐え

・上昇補正ありA252パンプジン(小) 大爆発→乱1(6.2%)

・A252フワライド 大爆発→確定耐え

・上昇補正ありフワライド 大爆発→確定耐え

 

と、速い爆発要員には自滅させないことが可能となります。シルヴァディと火力アップ持ちは無理ですが、そこは割り切ります…!

その後は、イエッサンのいやしのはどうで相手を回復させながら、こちらのアギルダーとイエッサンのPPを枯らすor相手を回復させながら相手のわるあがきで負けにいきましょう。

 

アギルダーはSをかるわざ最速フワライド抜きで、ガードシェア用にB極振り、残りはいのちがけ用にHに振りました。

技はいのちがけ、ダイマックスを切った時にドガース系統とエルフーンを倒すためにマッドショットとヘドロばくだん。ガードシェアとしました。ダイマックス切れ時にHPを高く維持するため、ダイマックス飴ももちろん最大まで使っています。

 

パーティは、一応の裏選出としてハチマキゲンガー+エルフーンを置いておきました。このパーティはできればイエッサン♀を呼びたくないので、少しでも選出を抑制できるよう、見せポケのGマタドガス、威嚇じばくのできるハリーセンを入れました。

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想定した立ち回り

vsイエッサン♀+アギルダー

このミラーマッチはこのゆびとまれ+いのちがけでよいです。

両者このゆびとまれならば、ほぼこちらのアギルダーが相手のアギルダーより遅いので、

相手のアギルダーがこちらのイエッサンにいのちがけ:相打ち

こちらのアギルダーが相手のイエッサンにいのちがけ:相打ち

で、最後にいのちがけを使ったこちらの勝利となります。

 

vsイエッサン♀+爆発要員

この場合は、上の個体紹介で書いた通りガードシェアを相手のイエッサンにうちます。

せんせいのつめが発動すれば高確率で相手の自滅を防げ、発動しなくてもまだ細い勝ち筋は残ります。相手のイエッサンを生き延びさせられたら、いやしのはどうをうちつつ、PPを枯らしていきましょう。

 

vsドガース+爆発要員

このゆびとまれ+いのちがけでOKです。今回の並びは特性に頼っていないので、爆発要員でスカーフアギルダーの上を取れるポケモンはいないはずです。

 

vsドガース+ねこだまし要員

基本的に、ねこだまし要員に自滅技はないので、ドガースねこだましで止めつつ、アギルダーダイマックスさせダイアースで倒します。その後、このゆびとまれとダイウォール、ラストターンはアギルダーにいやしのはどうを打ちながらダイウォールします。ダイマックスが切れたらいのちがけでイエッサンを倒して勝ちです。

もし、イエッサンを倒し切れない場合は、いやしのはどうを適宜相手に打ち、PPを枯らしてやつあたりで倒してもらいます。仮に挑発されていても、いのちがけでHPが削れているはずなので、やつあたりの反動で倒れられるはずです。また、時間切れでも判定の計算式上、HPの高いアギルダーがいるこちらが負け判定になりやすいので、勝負には勝てるはずです。

 

ねこだまし要員がダーテングヤミラミだった時は、ダーテングorヤミラミねこだまし+いのちがけします。スカーフだったら負けですが、事故と割り切りましょう。

 

vsエルフーン+パンプジン

個人的に強そうだと思った並び。追い風+スカーフ大爆発でかるわざアギルダーより早く自滅ができ、エルフーン自体もおきみやげを使え、さらに甘える等で相手の妨害も可能です。今回はここに勝てるよう、上記のイエッサン♀アギルダーにした節があります。

ねこだましエルフーンを止めて、アギルダーでイエッサンにいのちがけします。仮にパンプジン小でアギルダーにかげうちされると厳しいですが…。

これが、サイコメイカー+かるわざのイエッサン♀アギルダーだと絶対に勝つことができないので、今回のパーティのポイントはここにあります。

 

vsヌケニン+ゴツメ持ち

ヌケニンのかげうちでゴツメ持ちを倒しながら自滅する並び。これはこのゆびとまれで止められるので問題はないでしょう。

 

vsいたずらごころタスキトリック

今回厳しい相手。サイコメイカーを発動させないため、イエッサン♀にきあいのタスキを渡して、自滅を妨害してくる並びです。

タスキを渡してきそうな相手がエルフーンならばねこだましで良いのですが、レパルダスヤミラミの場合はねこだましとの択になります。ただ、この2体は自滅の手段を持たないので、隣にねこだまし+ダイマックスアギルダーで処理し、ダイマックスが切れてからいのちがけ、後はPP勝負を仕掛けます。

 

あとは、単体攻撃で自滅する並びはこのゆびとまれで基本的止められ、威嚇によるAダウンも効かず、アギルダーへのトリックもねんちゃくで防げるので大丈夫なはず…!

その他想定してない並びがきた場合は下の結果欄に書こうと思います!

それでは、試合後の自分にバトンタッチ!!

 

結果

~予選~

1戦目 vsやましょーさん

キュウコンダーテング

 

いきなり厳しい相手が来ました。どちらも自滅技をもつのでほぼ勝つのが無理だと思っていましたが、一縷の望みにかけてキュウコンに猫だまし+ダーテングにダイアシッド。が半分も入らず。

その後キュウコンにいやしのはどう、ダーテングにダイアシッドを撃つと、ダーテングが猫だまし連打。そしてアギルダーキュウコンのフレドラで倒される。

これは…!と思いイエッサンでいやしのはどう連打でダーテングを生き延びさせる方向にシフト。キュウコンは反動で落ち、ダーテングのPPを枯らして、悪あがきでたおしてもらい勝ち。

 

2戦目 vsきのさん

ヤミラミ&Gマタドガス

 

考察通り猫だまし+ダイアースするも、マタドガスが倒れず。ここで、さきおくりとサイドチェンジの択でしたが、さきおくりをこのゆびとまれで吸ってマタドガスを倒し、ダイマックスが切れてから命がけで勝ち。

 

3戦目 ミズイロさん

エルフーンパンプジン

 

想定の相手がきましたね。かげうちは怖いですが、猫だましでエルフーンをとめて+いのちがけで勝ち。

 

4戦目 カゼハさん

ヤミラミ&Gマタドガス

 

2戦目と同様の動き。またもやマタドガスが落とせず。そしてサイドチェンジ択で負け。

 

5戦目 えふさん

エルフーンパンプジン

 

3戦目と同じですね。猫だまし+いのちがけで勝ち。

 

6戦目 せうゆさん

グレッグル&ゲンガー

 

グレッグルに戸惑いましたが、猫だまし+いのちがけで勝ち。

 

7戦目 れたすさん

ヌケニンテッカニン

 

テッカニンのスカーフいのちがけか、ゴツメテッカニンヌケニンかげうちかで迷いましたが、テッカニンを猫だましで止めるとヌケニンがサイドチェンジ。そのままいのちがけで勝ち。

 

1勝6敗で直接対決の結果1位抜け!!

 

~決勝~

vs はぐれさん

イエッサン♂&ヌケニン

 

イエッサン♂は精神力で止められず、かつ猫だましでこちらのこの指を止められる。そしていのちのたまかげうちをねらいのまとイエッサン♂に撃って試合終了。

負けてしまいました…。ここでサイコメイカーでないことが仇となるとは…。

 

ということで準優勝でした!!考察も通せたし十分じゃないでしょうか!

なにより、大会5時間前に考察変えてよく勝てたな…。

 

あとがき

ここまでかなりの長文ですが、お読みいただきありがとうございました!

楽しんでいただけていたら幸いです。

 

今回の特殊ルールも非常に楽しかったです!主催の@SURさん、参加者のみなさまお疲れ様でした!

また特殊ルールに参加&企画していきたいですね!

 

このあたりで記事も終わりたいと思います。それでは!