【ポケモン剣盾ダブル】インテレオン×マタドガス【シーズン7/最終855位】
はじめに
どうも!うえすです!
今回は、ポケモンソード&シールドのランクバトル ダブルバトルシーズン7で使用したパーティを紹介したいと思います。
構築経緯
シーズン6で、インテレオン+オーロンゲ軸を使っていたのですが、環境に多いバンギラス+ドリュウズ(バンドリ)への動きが安定しないことに悩んでいました。
そこで、そもそも相手の特性すなかき、すなおこしを発動させなければ、インテレオンで上から殴り倒せるのでは?と思い、インテレオン+ガラルマタドガスの並びに行きつきました。
しかし、インテレオンが素早さで勝てたとしても、マタドガスの苦手なドリュウズはきあいのタスキを持っていることも多く、結局は返しの攻撃でマタドガスが落とされれば、再びすなかきが発動してしまいます。そこで、インテレオンのマッドショットで素早さを下げて、マタドガスのオーバーヒートで倒す処理ルートを思いつきました。
また、これを応用することで、最速マタドガスであれば、素早さ1段階ダウンのエルフーンに対してもおいかぜをされることなく上から処理することが可能になります。
(この部分に関してはこちらの構築を参考にしました→【ポケモン剣盾】インドガス【ダブルバトル】 | APPDATE)
以上から、バンドリの並び、エルフーン+何かの並びに有利となれるインテレオン+ガラルマタドガスを基本軸として、パーティを組んでいきました。
個体紹介
インテレオン
性格:おくびょう 特性:スナイパー
持ち物:いのちのたま
実数値:145-x-86-177-85-189
(努力値:0-x-4-252-0-252)
今回のパーティのダイマックスエースです。
素早さは、夢特性の解禁で急増したエースバーンを意識して最速、火力重視のため特攻に全振りしています。
技は一致技の威力重視でハイドロポンプ、ダイジェットの元となるエアスラッシュ、前述のドリュウズを倒すためのマッドショット、イエッサン♀サポートのトリル軸に使うあくのはどうとしました。
基本的に初手にマタドガスとともに出して、相手がエルフーンorドリュウズならマッドショット、その他はダイマックスを切って戦っていきます。
相手の素早さを下げるための技として、こごえるかぜを採用していないのは、マッドショットでないとダイマックスドリュウズが倒せないためです。
特防4振りダイマックスドリュウズに対して、珠インテレオンのマッドショット+メガネマタドガスのオーバーヒートでようやく乱数で倒せる程度なので、当初の目的のためマッドショットの採用としています。
あくのはどうの部分は、氷技にするとトゲキッスサポートのトリル軸に強くなるので迷うところですが、ダイアークの特防を下げる追加効果の方を重視してあくのはどうにしました。
DLCによる、グラススライダーの解禁が非常に痛かったですが、かなり活躍してくれました。
マタドガス(ガラル)
性格:おくびょう 特性:かがくへんかガス
持ち物:こだわりメガネ
実数値:141-x-140-137-90-123
(努力値:4-x-0-252-0-252)
- ワンダースチーム
- ヘドロばくだん
- オーバーヒート
- ちょうはつ
今回のパーティの軸の1匹です。
素早さを、1段階ダウンのエルフーンを抜けるように最速、上記の通りダイマックスドリュウズを倒すため、特攻全振りかつこだわりメガネ持ちです。
技もタイプ一致技2種とオーバーヒート、そしてこだわりメガネ持ちですが、トリル軸を止めるためにちょうはつを採用しています。
このポケモン一族固有特性であるかがくへんかガスは、このポケモンがいる限り、場のポケモン全ての特性が消えます。これにより、エルフーンの補助技や、すなかきドリュウズよりも早く隣のインテレオンが動けるため、そちらのマッドショットやダイジェットのアシストを受けて、マタドガスも疑似的に早く動けるようになります。
冒頭で引用した記事にもある通り、ポケモンの数値処理の関係上、素早さ1段階アップのマタドガスでは、最速エルフーンと同速になってしまいます。なので、エルフーンと初手で対峙した場合はインテレオンにエルフーンの素早さを下げてもらう必要が出ます。
そして、性格がひかえめであれば、インテレオンの攻撃と合わせてダイマックスドリュウズがほぼ確定で倒せるのですが、今回はエルフーンを倒すために最速にしたため、ドリュウズを倒せる確率は下がっています。
他の記事やツイートを見る限りでは、マタドガスが置物になることが多いというのをよく見かけましたが、今回のパーティではむしろ、長生きしてほしいところで耐えれないことが多かったので、扱う技量が求められるなと感じました。
ルカリオ
性格:ようき 特性:せいしんりょく
持ち物:きあいのタスキ
実数値:145-162-91-x-90-156
(努力値:0-252-4-x-0-252)
- インファイト
- コメットパンチ
- かみなりパンチ
- まもる
インテレオン+マタドガスで、バンドリのドリュウズを処理した後に残るバンギラスに対して強い枠として採用しました。
タイプ一致技と、パーティできつかったギャラドスを、タスキを盾に殴れるかみなりパンチを覚えさせています。
当初はこの枠がドリュウズでしたが、インテレオンが呼びやすいナットレイへも打点があること、せいしんりょくにより威嚇が効かないとこなどを加味して、ルカリオに変更しました。
コメットパンチの命中不安を除けば、変更して正解だったと思います。
選出した際は、基本的に後出しすることがほとんどでした。
ドラパルト
性格:ようき 特性:クリアボディ
持ち物:じゃくてんほけん
実数値:175-165-111-108-97-190
(努力値:92-196-124-0-12-84)
第2のダイマックスエースです。インテレオンが刺さっていない時などに選出します。
素早さは最速120属抜き
弱点保険発動のダイジェットで無振りドラパルトが確1まで攻撃に振り
防御は陽気の珠ドラパルトのダイホロウ(威力130)最高乱数以外耐え
特防は控えめアシレーヌのダイフェアリー(威力130)耐えです。
ルカリオと並べて、ダイホロウの防御ダウンで圧力をかけられるよう、物理メインの型にしました。相手へのデバフが優秀なタイプ一致技と飛行技、残りは鋼タイプに抜群を取るためだいもんじを採用しています。
マタドガスと並べることも多く、その場合は相手の特性かちきや、まけんきを気にせずダイホロウ等を打てるため強力でした。
ゴリランダー
性格:いじっぱり 特性:グラスメイカー
持ち物:とつげきチョッキ
実数値:175-194-111-x-122-105
(努力値:0-252-4-x-252-0)
攻撃と特防に全振りしていますが、特防ではなくHPの方が良いと思います。
インテレオンの苦手な電気、草技、マタドガスの苦手な地面技を半減にでき、ねこだましや新技グラススライダーによりサポートも攻撃もできるため採用しました。
技は上記のグラススライダー、ねこだまし、サマヨールやカビゴンの持ち物を消すためのはたきおとす、鋼タイプへの打点にドレインパンチとしました。
グラススライダー解禁が非常にありがたく、ダイジェットを積まれても、削りを入れたギャラドスを処理してくれたりと、味方になるととても頼りになりました。
ただ、マタドガスと並ぶとグラスフィールドにならず、先制で撃てないなどアンチシナジーも見て取れたので一考の余地はありそうです。
パッチラゴン
性格:ようき 特性:ちくでん
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:165-152-111-x-90-139
(努力値:0-252-4-x-0-252)
- でんげきくちばし
- ドラゴンクロー
- ついばむ
- じならし
ギャラドス、ラプラス、トゲキッスへの打点を求めて最後に採用しました。
調整はせず、攻撃と素早さに全振りし、こだわりスカーフを持たせています。
技は先制で撃つと強力なでんげきくちばし、ドラパルトに撃てるドラゴンクロー、ダイマックスをした場合のためのついばむ、相手の素早さを下げられると強力かと思いじならしとしました。
基本的には後出しして、最後のスイーパーとしての役割を担ってもらいました。特性もはりきりではなく、インテレオンから引いて電気技を吸うためにちくでんとしました。
最後までこの枠はしっくりこず、マタドガス、ルカリオとともに、地面弱点だったところが非常に窮屈でした。
また、ラプラス、トゲキッスは一撃で倒せないと、逆に抜群をとられるのが痛かったです。
選出など
基本はインテレオン+マタドガス先発
控えに相手に刺さっているポケモン
でした。
バンドリはドリュウズをまずは処理する、エルフーン軸はエルフーンを処理する、イエッサン+トリラーは、ダイアークでイエッサンを倒してちょうはつ、特にトリラーがブリムオンならば、ヘドロばくだんで確定で倒せます。
先発に対峙しがちなロトムはダイアースが当たるので特防を上げながら攻撃、ナットレイはマタドガスのオーバーヒートで倒します。
きついのは、トゲキッス+トリラー、エルフーン+マタドガスより早いポケモン(特にジュラルドン)、後発のトリルでした。
あとは、マタドガスが倒された後のリベロエースバーンも厳しかったです…。
戦績と感想
47勝32敗
最終:855位
自身初の最終3桁順位を達成することができました!
ただ、最終日にやっと乗せられた感じだったので、前シーズンのように最終日3桁帯で戦うレベルにはなれませんでした(前シーズンは最終結局溶かしてしまいました)。
それでも、2シーズン連続で3桁付近に来れたのは進歩かなと思います。
パーティについて述べると、マタドガスに役割を担わせすぎたという印象です。仮想敵を多く設定して、トリルも…となると、選出できる機会は増えますが、マタドガスが倒された瞬間に全てが破綻することが多々あったので反省点でした。
改善点として思ったのは、バンドリは別の並びで見て、マタドガスの持ち物をこだわりアイテムから変えれば、後発トリルにも対応でき、耐久も上げられていいと思います。
少なくとも、特性に依存するポケモンが多い中では活躍の機会はもっとありそうだと、可能性は非常に感じました。
その上で、もっと上手く使ってやれなかったのが悔しいですね。
これをバネに来シーズンも頑張りたいと思います。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
シーズン8からは新たなポケモンが解禁されて環境も大きく変わるので、楽しみですね!
まだ、新たなポケモンを使うか、マタドガスリベンジをするかは決まっていませんが、今シーズンもやっていきたいと思います!
それでは!
※追記
Youtubeに、インテレオン+マタドガスの初期版パーティを使った動画をあげているので、良ければこちらも見てみてください!
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